旧国道246号/旧大山街道を歩く (001:海老名)(矢倉沢往還)
海老名駅から矢倉沢往還を歩きます。旧国道246号線 旧大山街道でもあります。国道246号線は何度もルート変更があったようで分かりにくいです。
海老名駅
海老名駅を出るとビナウォークという巨大なショッピングモールがあり賑わっている。相模国国分寺にあった七重の塔のモデルがモニュメントとして置かれていた。
旧国道246号(県道40号)
県道40号に出る。(ややこしいが)厚木街道とも呼ばれる。標識には丁寧に旧道という表示があり、旧道と現道に別れていることがわかる。矢倉沢往還を元にして国道246号ができ、その後、旧道40号へ格下げ、現県道40号、現国道246号バイパス、に国道246号は変遷してきたと思う。
相模国分寺跡
左手に相模国分寺跡があるので立ち寄る。駅前のレプリカがある七重の塔の本物がここにあった。東京の国分寺は武蔵国分寺。
史跡逆川のモニュメント。「さかさがわ」と読むらしい。南へ流れる目久尻川から引かれた古代の運河。目久尻川から山の方へ向かっていくことから名付けられた。
海老名市教育委員会による逆川の由来が書いてある。左には史跡図があるが、さっぱり分からなかった。
目久尻川を越えると海老名市望地という地名になる。ぼうち、と思っていたが、正しくは「もうち」らしい。東福寺跡がある。海老名市のホームページによると、東福寺建設のために望んだ土地としたことが町名の由来。明治の廃仏毀釈で消失した。目久尻川を挟んで相模国分寺を望む地、という説もある。こちらの説の方が可能性高そうな気がする。
目久尻川からの坂を上がると綾瀬市との境で二手に分かれる。大山街道/矢倉沢往還は左。現在は市道4号線となっている、昔は国道246号だったと思う。
海老名市と綾瀬市の市境となっている市道4号線を進むと渡辺崋山ゆかりの道に出る。右側がその道らしいが、古東海道ともなっている。
パブコという会社の敷地が広がる。パブコは三菱ふそうトラック・バス株式会社の100%子会社である。
相鉄かしわ台駅が左手すぐのところに差し掛かると、右手には緑の特徴のある建物が目に入った。株式会社アイ・ディ・ケイ 製造物流センター。
大塚本町に出る。住所は海老名市柏ケ谷から変わらず。
古い店が立ち並ぶ大塚宿をの狭い直線を進むと相鉄線の踏切に出た。さがみ野駅は右手すぐそばまで来た。踏切の先で、座間への巡礼街道と交差する。ここから先は古道の割にはひたすら直線となる。