【#Live2D】初心者でもできる!髪の毛のゆるふわ物理演算設定!【#Live2Dアドカレ2021】
皆様初めまして!Live2dモデラーのうなぬんです。
この度ナナメさん主催のLive2D Advent Calendar 2021に参加させていただきました。
https://adventar.org/calendars/7003
noteに記事を書くのが初めてなので、見づらかったり要点がまとまってなかったり至らない点は多々あると思いますが皆様のモデリングの役に立てたら嬉しいです🐟ヨロシクネ
自己紹介
名前:うなぬん
職業:Live2dモデラー(フリーランス)
経歴など:2021年4月よりLive2dモデラーとして始動。総実績数は35件(うち2件企業案件)。実はこっそりVtuber活動もしている。ドクペが好き。
今日の一言:”飛ぶ鳥を落とす勢い”意味は分かんないけど強そうで好き。
各種リンク:Live2d用のTwitter、ポートフォリオサイト
はじめに:ゆるふわ物理演算とは
「史上最高に可愛いモデリングが出来たけど物理演算がゴムみたいにびよんびよんしてる!!」そんな経験ありませんか?
今回書かせていただく記事は、そんな苦い経験をしたことがある駆け出しモデラー及びセルフ受肉勢またはそれ以外の全人類向けの記事になります。
せっかく綺麗なモデリングが出来たのに物理演算で魅力が半減...…なんてことにならないよう、誰でも簡単にゆるゆるふわふわできるような記事にしますので少しでも皆様の力になれれば嬉しいです。
1.「振り子の設定」の項目の解説
まず最初に振り子の設定の項目について軽く説明していきましょう。
長さ......振り子の長さ。長いと全体的にもっさりした動きになる。好きな長さは7.0。
揺れやすさ......振り子の揺れやすさ。0.01数値を変えるとめっちゃ動きが変わる。微調整するときは0.01刻みでやるのがベスト。揺れやすいと収束した後もしばらく軽く揺れてる(余韻が残る的な)。好きな揺れやすさは0.96。
反応速度......振り子の反応速度。入力してから振り子が動くまでの速度。反応速度を小さくしてあげると振り子が反応するまでの遅延が大きくなる。顔動かして少ししてから髪の毛動くみたいな感じ。動き出しがもっさりする。好きな反応速度は0.87。
収束の速さ......振り子の動きが収束するときの速度。数値が大きいとすぐ収束する。数値が小さいとぬるっと収束する。好きな収束の速さは0.33。
2.髪の毛の動きの付け方
次に髪の毛の動きの付け方です。
こちらの押さえるポイントは3つ。
揺れは2段、動きは大きく、拡張補間を忘れずに!
揺れが1段だと単調でしょぼい動きになるので2段にしてあげましょう。
揺れに複雑さが出て見ていて楽しい動きになります。
もともとの動きが小さすぎると物理演算で揺れを大きく見せたいときに困るので、予め大げさに動きを付けてあげるのがベスト!
拡張補間については公式をみるのがわかりやすい(丸投げ)
それでは実際にやってみます。
まず髪の毛全体の揺れを付けます。
(GIFのモデルだと動きが小さいけどこの1.2倍くらい大きく動かすのが理想)
次に毛先の揺れを付けます。
揺れの動きはこれでOK!
ちなみに横髪や後ろ髪も同様、全体の動き、毛先の動きの2つ付けてあります。
3.物理演算の設定
つぎはいよいよ本稿のメインであり最難関、物理演算設定になります。ヤッタネ!
バリバリ解説していくぞ!と言いたいとこだけど正直ここら辺は個人の好みが色濃く出る部分なので、具体的な数値の解説というよりかは揺れ物の物理演算を設定する時の考え方を中心に書いていこうかと思います。
考えるのがメンドクサイ人は1の項目に書いてある僕の好きな数値を使ってみよう!あれがこの記事の結論だ!!
考えるのが好きな人はまず「物理演算・シーンブレンド設定」を開いて振り子を追加してみましょう。入力は各々好きに設定してください。
設定の流れ的には「1段目の振り子を追加→収束の速さをぬるっとするように変更する→他をいい具合にする→2段目の振り子を追加→収束をぬるっと→他をいい具合に→全体の動きをみて倍率弄る」といった具合になります。(※あくまでうなぬんのやり方)
それでは一緒にやってみよう!今回協力してくれるのは焦白ろんちゃんだ!
まずは振り子を一つ追加して揺らしてみます。
このままでもいいけどこれだとふんわり感が足りない...!
次は収束の速さを小さくしてみよう!
収束の速さを1.0から0.59に変えたらいい感じになったけど揺れがすぐ止まってつまらない...。揺れやすさを変えてみよう!
揺れやすさを0.95から0.97に変えたらいい感じになったぞ!
といった具合に微調整を重ねていきます。
微調整を重ねた結果たどり着いたのが以下の動きになります。
長さ10、揺れやすさ0.98、反応速度0.88、収束の早さ0.43になりました。
こんな感じで振り子の設定をしていくのですが、それぞれの項目の役割的には「揺れやすさ=揺れやすさと揺れの余韻」「反応速度=動き出しのもっさり感」「収束の早さ=揺れが収まるときのぬるっと感」くらいの認識でやってます。
正直ここら辺は感覚でやっちゃってるので言語化がうまく出来ないし多分8割くらい意味不明なこと言ってると思う。
以上のことを踏まえ2段目の振り子も設定していきましょう!
長さを7にした以外、1段目と全く同じ数値の振り子にしてみたけどこれはひどい!揺れ過ぎだし暴れてるし可愛くない!
とりあえず設定を詰めていい感じにしてみました。
揺れが強かったので揺れやすさを0.93に、毛先なので1段目の振り子より反応が遅い方がいいかなって思って反応速度を0.84に、収束の早さは好みで0.4にしてみました。
次に実際のパラメーターの動きを見てみましょう!
揺れ1(全体の揺れ)が思ったよりも揺れてないし揺れ2(毛先の揺れ)が振り切れそう!!ってことで最後にここら辺も調整してみます。手動で好みの倍率にしてもいいですが今回はメンドクサかったので自動でやってみました。
最終的に出来上がったのがこちら!
パラメーターの振り切れも無いし揺れもぬるっとしてていい感じ!
出来上がった振り子設定はプリセットに登録して、それをベースに揺らす場所やモデルによってちょこっと数値を弄ってあげるといいかと思います。
みんなもオリジナルのゆるふわ振り子設定を作ってみよう!!!
なにもかもメンドクサイというものぐさな人は
1段目の振り子:10、0.95、0.75、0.53
2段目の振り子:7、0.86、0.82、0.47
にしてみよう!うなぬん式ゆるふわ物理演算プリセットです🐟
細かい調整は頑張ってくれ!
4.応用
みんなが作ったゆるふわ物理演算ですが、入力の設定や数値をちょこっと変えてあげると髪の毛以外にも応用できます。
こちらは、ぐうたらゔぁちゃる雑魚天使ゆとりえるちゃんの羽になります。
僕が普段使ってるゆるふわ物理演算プリセットの収束の早さをちょこっと弄ったものを使っています。
5.まとめ
揺れは2段に!動きは大きく!拡張補間を使え!
収束の早さは0.4くらいにしてぬるっとさせろ!!
長くなりましたが言いたいことは上記の2行になります。
これは物理演算以外にも言えることですが、あくまで一個人としての考え方であってこれが正解なわけでは無いです。いろいろな人の考えを見て自分の中で整理してオリジナルのモデリングを目指してみてください。知識なんてなんぼあっても困りませんからね!
6.その他もろもろのやつ
今回協力してくれたVtuber
焦白ろん:Twitter、youtube
ゆとりえる:Twitter、youtube
今までに担当したVtuber
https://twitter.com/i/lists/1367611032743514113?s=20
最後に
冬は寒いね。