ドラケン・ニンジャクラン ver2.02【ニンジャスレイヤーTRPG 2版】ファンメイドソウルサマリー
はじめに
この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG2版」における追加のジツ『ドラケン・ニンジャクラン』を追加する、非公式のファンメイドサプリ記事である。ＮＭ（ニンジャマスター）はこの記事に含まれるルールを、自由にセッションへ導入・改変して使用することが出来る。ドラケン・ニンジャクランのソウルサマリーをセッションに持ち込むPLは、必ずセッション前にNMに確認を取ること。
また、当ソウルサマリーの内容は、予告なく追加・削除・変更が発生する事がある。キャンペイグンの途中で変更等が発生した場合でも、作成者はその点については責任を負いかねる。
ver2.xxについて
ファンメイド記事『ドラケン・ニンジャクラン』は、2022年1月に公開されたニンジャスレイヤーTRPG用のファンメイド記事である。
公開されているv1.02から、使用者の意見や公式データ、アップデートされたデータなどとアイデアを組み合わせて作成したのが本記事となる。
v1.02からver2.xxの変更点が広範囲・大規模であるため、過去の記事を残し、別記事として公開するものである。
プレイヤー・ニンジャマスターはどちらの『ドラケン・ニンジャクラン』を使用しても良いが、プレイグループ内で別バージョンを使う事はトラブルの原因となる上、今後（2023年1月以降）のアップデートは基本的にこちらの記事で行われる。そのため、これからドラケン・ニンジャクランを使用するプレイヤー・ニンジャマスターに対して、記事作成者はver2.xxの使用を強く推奨する。（同時に、これまでv1.02の使用を戴いた事に深く御礼申し上げる）
ドラケン・ニンジャクラン
カイジュウ・ニンジャクランから枝分かれした、平安時代のニンジャクラン。特定の形態をとったニンジャで構成されており、多くは同時代のヨーロッパを中心に活動。その暴虐は各地の伝説において『竜』として残っている。活動領域がヨーロッパだったのは、ドラゴン・ニンジャに日本を追われたと考えられており、実際にドラゴン・ニンジャクランへの対抗心が、クラン開祖に【ドラケン・ニンジャ】を名乗らせたとされている。
『吐息で街を滅ぼした』『巨体で山を吹き飛ばした』『翼を拡げ空を自由に飛び回る』『歌でモータルを誘惑し捕食する』など、ヨーロッパに残るドラゴンの伝説の元となったニンジャクランであった。
…という設定のオリジナルニンジャクランです。
追加のスキル・ジツ
☆◉竜の財宝ver2
☆◉竜の翼ver2
☆◉炎竜の咆哮
☆◉雷竜の憤怒
☆◉氷竜の激情
☆◉機竜の鳴動
★◉竜の麟鎧
★◉竜の武技（旧：人竜の心得）
★◉人竜合身ver2
★◉ヒサツ・ワザ：レイジ・オブ・ドラケン
★◉ヒサツ・ワザ：ヘヴン・オブ・ドラケン
★◉ヒサツ・ワザ：ドラケン・ハイパーブレスver2
☆竜の声LV1-3 ver2
★竜の爪牙ver2
★竜の麟弾ver2
★竜の咆哮ver2
★竜の歌声
★竜の鋼麟
★竜の反応ver2
★竜の逆鱗ver2
★★竜の回帰ver2
★★邪竜の心臓ver2
★★竜の愛歌
★★竜の曝風ver2
★★竜の睥睨
★★★護国の翼竜ver2
★★★侵略の巨竜ver2☆◉竜の財宝 ver2
種別と前提：余暇補助・ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値１以上
各余暇中、最初に『モータルハント』『シノギ判定』『ブラックマーケットでの売却』のどれかで得た『万札』に、【ジツ】値分の『万札』を追加する。
【ジツ】値5以上…自身の余暇において、コアルール６－１５『武器や防具のアップグレード』に基づいた武器の強化を行う際、以下のオプションを選択できる。
『●竜の宝器』…業物化を行う際に追加で【万札】１０を支払う事で選択可能。選択した武器は『*竜の〇〇+1*』となり、業物効果に加え【即応ダイス】+1の効果を得る。ただしこの武器は売却価格がゼロになる。（名前は自由につけて良い。他キャラクターへの譲渡などはプレイグループ内で協議し決定する)
大業物化する場合はさらに【万札】２０を支払い、【即応ダイス】+2の効果を得る。これらの業物・大業物化は、術者の『☆◉竜の財宝』がスキルスロット及び記憶スロットに存在しない場合、無効化される。
☆◉竜の翼 ver2
種別と前提：強化・ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値２以上
このスキルを持つ場合、術者は『飛行移動（【ジツ値】×２マス）』『轢殺攻撃１』を得る。
【ジツ】値４以上…常時『●空中制動』を得る。
☆◉炎竜の咆哮
種別と前提：ジツ強化、ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値３以上
代償：『☆◉雷竜の憤怒』『☆◉氷竜の激情』『☆◉機竜の鳴動』との同時取得不可。このスキルはジツの方向性を決めるものの為、なるべく早期の取得が望ましい。
このジツスキルを持つキャラクターの発動する『☆竜の声』『★竜の咆哮』『★竜の爪牙』『★竜の麟弾』『★★竜の曝風』は以下のように効果を変化させる。
『☆竜の声』『★竜の咆哮』…与える無属性ダメージをすべて『火炎ダメージ』とする。
『★竜の爪牙』『★竜の麟弾』…エンハンスによって与えられる『無属性ダメージボーナス＋１』を、『火炎ダメージボーナス＋１』とする。
『★★竜の曝風』…無属性ダメージ１に加え、『火炎ダメージ１』を与える。
☆◉雷竜の憤怒
種別と前提：ジツ強化、ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値３以上
代償：『☆◉炎竜の咆哮』『☆◉氷竜の激情』『☆◉機竜の鳴動』との同時取得不可。このスキルはジツの方向性を決めるものの為、なるべく早期の取得が望ましい。
このジツスキルを持つキャラクターの発動する『☆竜の声』『★竜の咆哮』『★竜の爪牙』『★竜の麟弾』『★★竜の曝風』は以下のように効果を変化させる。
『☆竜の声』『★竜の咆哮』…与える無属性ダメージをすべて『電磁ダメージ』とする。
『★竜の爪牙』『★竜の麟弾』…エンハンスによって与えられる『無属性ダメージボーナス＋１』を、『電磁ダメージボーナス＋１』とする。
『★★竜の曝風』…無属性ダメージ１に加え、『電磁ダメージ１』を与える。
☆◉氷竜の激情
種別と前提：ジツ強化、ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値３以上
代償：『☆◉炎竜の咆哮』『☆◉雷竜の憤怒』『☆◉機竜の鳴動』との同時取得不可。このスキルはジツの方向性を決めるものの為、なるべく早期の取得が望ましい。
このジツスキルを持つキャラクターの発動する『☆竜の声』『★竜の咆哮』『★竜の爪牙』『★竜の麟弾』『★★竜の曝風』は以下のように効果を変化させる。
『☆竜の声』『★竜の咆哮』…ダメージに加え、命中時『回避ダイスダメージ１』を追加する。
『★竜の爪牙』『★竜の麟弾』…エンハンスによって与えられる『無属性ダメージボーナス＋１』の代わりに、『回避ダイスダメージ１』を追加する。
『★★竜の曝風』…回避不能の『回避ダイスダメージ１』の効果を『回避ダイスダメージ２』とする。
☆◉機竜の鳴動
種別と前提：ジツ強化、ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値３以上、『◉◉アーチ級ソウルの力』との同時取得不可
代償：『☆◉炎竜の咆哮』『☆◉雷竜の憤怒』『☆◉氷竜の激情』との同時取得不可。このスキルはジツの方向性を決めるものの為、なるべく早期の取得が望ましい。
このジツスキルを持つキャラクターは、通常のサイバネ装備上限にカウントされないサイバネ装備枠を3つ持つ。この装備枠には▷のサイバネカスタムパーツのみを装備できる。（前提となる基礎サイバネの装備は必要）
このジツスキルによるカスタム枠の使用状況によって、キャラクターは以下の効果を得る。
カスタム枠１個使用…【精神力】【回避ダイス】最大値を－1
カスタム枠２個使用…【精神力】【回避ダイス】最大値をさらに－1
カスタム枠３個使用…上に加えて【交渉判定】【調査判定】難易度を＋1
★◉竜の鱗鎧
種別と前提：強化・ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値４以上
代償：なし
何も装備していない「頭部」「胴体」「腕部」「脚部」の防具スロットに「竜麟の装束」を装備できる。これはどの部位でも「【体力】+1、『緊急回避ダイス』+1」をもたらし、またどれも【万札】0である。
4部位全てに「竜麟の装束」を装備している場合のみ、上記に加え、以下のいずれかの一式装備ボーナスを得られる。なお、その装束がどのタイプの一式装備ボーナスを齎すかはシナリオ開始時に宣言できる。
・火竜の衣：【近接】+1、【射撃】+1、【発動】+2
・氷竜の衣：【体力】+2、【精神】+1、【回避】+1
・雷竜の衣：【回避】+1、【機先】+1、【側転】+1
※『☆◉ニンジャ存在感のオーラ』との競合
このスキルは『☆◉ニンジャ存在感のオーラ』と同時に適用する事は出来ない。
ただし、『☆◉ニンジャ存在感のオーラ』をスキルスロットに保有している状態でジツ値が４になった時１度だけ、余暇を含めたあらゆるコストを消費することなく、『☆◉ニンジャ存在感のオーラ』を『★◉龍の麟鎧』で上書きしてもよいものとする。
この上書きは、ジツ値が５以上になった時や、ジツ値４以上で『☆◉ニンジャ存在感のオーラ』を取得した場合などは行えない。（通常通り余暇で取得・上書きする事は可能）
※『★★★◉アーチ級装束生成』との融合
このスキルを持つキャラクターが『★★★◉アーチ級装束生成』を持つ場合、装備は「アーチ級竜麟装束」となる。これはどの部位でも、「【体力】+2、【精神力】+2、『緊急回避ダイス』+2、装備部位の『部位防御』（シナリオ中最初に与えられた部位破壊効果を無効化）」をもたらし、またどれも【万札】0である。
4部位全てに「アーチ級竜麟装束」を装備している場合のみ、上記に加え、以下のいずれかの一式装備ボーナスを得られる。なお、その生成装束がどのタイプの一式装備ボーナスをもたらすかは、シナリオ開始時に宣言できる。
・古竜の装束：【回避】+2、【発動】+1、近接+1、射撃+1
・巨竜の装束：【体力】+4、近接+2
・神秘の装束：【精神】+2、【発動】+4、【回避】+1
・翼竜の装束：射撃+2、【機先】+2、【回避】+1、【飛行移動】可能マス+1
★◉竜の武技（旧：人竜の心得）
種別と前提：強化・ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値４以上・武器格闘系または射撃系タツジン
このスキルを持つキャラクターが使用する『★竜の爪牙』『★竜の鱗弾』の効果は、装備している武器にも適用される。ただし、『エンハンス不可』の武器、およびテック武器には適用されない。
また、以下の戦闘スタイルを使用可能となる。
『●戦闘スタイル：一角突き（ドラケン・アインホルン）』
近接武器装備時のみ選択可能。【カラテ】または【ワザマエ】で判定可能。連続攻撃上限３。この攻撃は『装甲貫通１』を得る。【ワザマエ】判定の場合、『サツバツ！』発生無し。
★◉人竜合身 ver2
種別と前提：強化・ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値５以上
このスキルを持つキャラクターが使用する『★★★護国の翼竜』『★★★侵略の巨竜』から、『大型（1×1または2×2）となる』効果を削除し、『★★★護国の翼竜』『★★★侵略の巨竜』の発動中、このニンジャの装備は「素手&スリケン」固定ではなく、所持している近接武器や射撃武器を選択できるようになる。
また、自身の手番『開始フェイズ』に【精神力】１を支払い、習得しているタツジンスキルの効果をすべて適用可能になる。ただし、タツジンスキルの効果を有効にしている間、『ドラケン・ニンジャクランのジツに基づく移動・戦闘・射撃スタイル』が使用できなくなる。（ジツスキルは対象外）
同様のタイミングとコストで、タツジンスキルの効果を無効にする事が出来る。
【ジツ】値７以上…『★★★護国の翼竜』『★★★侵略の巨竜』発動中、近接・射撃ダイスをさらに＋2する。
★◉ヒサツ・ワザ：レイジ・オブ・ドラケン
取得前提：【カラテ】10以上＋ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値４以上
コスト：精神力2 および 回避ダイス1個
効果種別：ヒサツ・ワザ
制限：『連続側転』後には使用不可
このニンジャが近接攻撃で『ナムアミダブツ！』を出した時、その効果を直ちに『●ヒサツ・ワザ：レイジ・オブ・ドラケン』に置き換えてもよい。
『●ヒサツ・ワザ：レイジ・オブ・ドラケン』：この『近接攻撃』は『痛打+D3』となる（『回避難易度：U-HARD』）。武器、爪、手刀、尾、噛みつきなどにより相手を捕獲し、繰り返し地面にたたきつける。
さらに、まだこの敵に対する『連続攻撃』が残っているならば、拘束された敵はそれら全てに対して回避不能となる。攻撃判定自体は必要。フェイズ終了時に、この回避不能状態は自動的に解除される。『連続攻撃』の出目の中に『サツバツ！』『ナムアミダブツ！』が含まれていた場合、その攻撃をさらに以下の攻撃へ変換できる。（そのほかのワザ、ヒサツ・ワザへの派生は不可。変換せず通常サツバツは可。）変換内容はプレイヤーが選ぶ。
・投げつけ：捕まえた相手を投げつける。『サツバツ！』『ナムアミダブツ！』で派生可能。この近接攻撃を『痛打＋１』『弾き飛ばし』とする。
・叩きつけ：捕まえた相手を力強く地面へ叩きつける。『ナムアミダブツ！』で派生可能。この近接攻撃は『痛打＋D３』となり、相手を『崩れ状態』とする。
・ゼロ距離ブレス：ゼロ距離で竜の声、ブレス、そのほかカラテを込めた一撃を放つ。【ジツ】値５以上、『ナムアミダブツ！』で派生可能。即座に『ジツ発動判定』（難易度：U-HARD）を行い、成功した場合、この近接攻撃は『痛打＋２D３』となる。
★◉ヒサツ・ワザ：ヘヴン・オブ・ドラケン
取得前提：【ワザマエ】10以上＋ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値４以上
コスト：精神力2 および 回避ダイス1個
効果種別：ヒサツ・ワザ
このニンジャが近接攻撃で『ナムアミダブツ！』を出した時、その効果を直ちに『●ヒサツ・ワザ：ヘヴン・オブ・ドラケン』に置き換えてもよい。
『●ヒサツ・ワザ：ヘヴン・オブ・ドラケン』：この『近接攻撃』は『痛打+3D3』となる（『回避難易度：HARD』）。竜の翼、もしくは脚力による高速かつ強力な突撃戦法。
術者は攻撃終了後、攻撃対象後方のマスへ直線、または斜めにXマス移動する。Xは痛打の値に等しい。
『★◉竜の翼』習得または【ジツ】値6以上…攻撃後、移動しないことを選択できる。
★◉ヒサツ・ワザ：ドラケン・ハイパーブレス ver2
種別と前提：ジツ強化、ドラケン・ニンジャクランの【ジツ】値4以上
使用タイミング：手番開始フェイズ、瞬時
コスト：体力3+精神力3＋回避ダイス3（最初の発動宣言時に支払う）
発動難易度：ニューロン＋ジツ：U-HARD
効果種別：射撃、範囲攻撃、シナリオ中１回のみ
このジツを発動する場合、２ターン連続して手番開始フェイズに発動判定に成功する必要がある。『ドラケン・ハイパーブレス』を宣言して発動判定を行った場合、その手番の『移動フェイズ』『攻撃フェイズ』に能動的な行動は行えない。（手番開始フェイズに他のジツを使用する事は可能）
発動判定に成功した場合、１ターン目で自身のマスから縦、横、ナナメ45度の8方向のうち、いずれか1方向を指定する。
２ターン目で再度発動判定を行い、成功した場合、指定した直線状に居る敵全員に４D３＋１ダメージを与える。（回避：U－HARD）直線に隣接するマスには、３D３＋１ダメージを与える。（回避：U－HARD）
このジツの射程は25マスであり、１マスの扉・壁などは、何らかのNMによる指定が無い限り貫通する。
また、２ターン目の発動判定を行った後に、任意の個数即応ダイスを消費する事で、命中したターゲット全員に対してダメージを追加する。この時消費できる即応ダイスの個数は（【ジツ】値－１）個までであり、即応ダイス１個につきD3ダメージを追加する。
☆竜の声LV１－３ ver2
使用タイミング：手番「攻撃フェイズ」
コスト：精神力1、1行動
ターゲット：敵一体（射線必要・隣接射撃不可）
発動難易度：ニューロン＋ジツ：NORMAL
効果種別：射撃（敵一体選択時）
発動に成功した場合、敵１体に２ダメージを与える。（回避：NORMAL）
ジツ値２：敵１体に２ダメージを与える。（回避：HARD）
ジツ値３：ＬＶ２の効果に加え、『発動スタイル：竜の一喝』を選択可能になる。
『●発動スタイル：竜の一喝』
集中状態でのみ選択可能。隣接した３×３マスをターゲットとする。発動判定に成功した場合、ターゲットに３×３マスの『爆発』を生み出し、範囲内にいる者全員に無属性ダメージを与える。
爆発の中央は２ダメージ（回避：HARD）、周囲の８マスは１ダメージ（回避：NORMAL）となる。
★竜の爪牙 ver2
使用タイミング：手番「開始フェイズ」
コスト：精神力1、瞬時
ターゲット：自分自身の素手
発動難易度：ニューロン＋ジツ：NORMAL
効果種別：効果継続（戦闘中）、エンハンス
このジツの効果が持続している間、術者は素手時の『近接攻撃』に、『無属性ダメージボーナス+1』の効果を得る。また、素手装備の『集中状態』時のみ、以下の戦闘スタイルを使用可能となる。
集中状態『●戦闘スタイル：竜爪』：『サツバツ！』発生条件が【6,5+】となる。素手状態でのみ使用可能（★◉人竜の心得による武器装備時には使用不能となる）。
★竜の鱗弾 ver2
使用タイミング：手番「開始フェイズ」
コスト：精神力1、瞬時
ターゲット：自分自身のスリケン
発動難易度：ニューロン＋ジツ：NORMAL
効果種別：効果継続（戦闘中）、エンハンス
術者のスリケンによる射撃は、『射撃判定ダイス+1』を得たうえ、『無属性ダメージボーナス+1』の効果を得る。これらは全てエンハンス扱いである。また、以下の射撃スタイルを使用可能になる。
『●射撃スタイル：衝撃鱗』：連射上限３。隣接キャラクターのみを指定して射撃を行う。（隣接していれば『●マルチターゲット可』）
この射撃は『装甲貫通２』を得る。【6,6,6】で『サツバツ！』、【6,6,6,6】で『ナムアミダブツ！』が発生するが、このサツバツの出目は強制的に１となる。（弾き飛ばしの距離はD6で決定される）
★竜の咆哮 ver2
種別：ジツ強化、発動スタイル
このジツを保有している場合、精神力を追加で１消費して発動することで、『☆竜の声』を以下のように強化、又はスタイルを追加選択できる（追加消費しない場合は通常の竜の声の効果を適用する）。
・視線の通る敵１体を選択し、無属性ダメージ２D３と回避ダイスダメージ１を与える（回避難易度：NORMAL）。命中時、『サツバツ！』１同様に吹き飛ばしの効果を与える事が出来る。移動距離はジツ値の倍に等しい（最大１２マス）。
・『発動スタイル：竜の一喝』を以下のように強化する。
『●発動スタイル：竜の大喝』
隣接した5×5マスをターゲットとする。発動判定に成功した場合、ターゲットを中心とした『爆発』5x5を生み出し、範囲内にいる者全員に無属性ダメージを与える。
爆発の中央は3ダメージ（回避：HARD）、周囲の8マスは2ダメージ（回避：NORMAL)となり、さらに周囲の16マスは1ダメージ（回避：NORMAL）となる。
★竜の歌声
使用タイミング：手番「攻撃フェイズ」
コスト：精神力1、1行動
ターゲット：術者を中心とした5×5マス
発動難易度：ニューロン＋ジツ：NORMAL
効果種別：精神攻撃、範囲攻撃
範囲内の敵全員に対し、『精神力ダメージ1』を与える（『回避：HARD』）。
また、以下の発動スタイルを選択して発動できる。
『●発動スタイル：竜の凱歌』
集中状態でのみ選択可能。自身を中心にした5×5マス範囲内の味方で『種別：ニンジャ』を持つキャラクターは、【即応ダイス】を1個得る。
発動時【6,6】…味方が得る【即応ダイス】の個数を2個にする。
『●発動スタイル:竜の哀歌』
集中状態でのみ選択可能。自身を中心にした5×5マス範囲内の敵全員に『ニューロン判定：ＨＡＲＤ』を行わせる。（モータルは回避不能）失敗したキャラクターは、それぞれの次ターン手番開始時まで『不覚状態』となる。
発動時【6,6】…敵の行うニューロン判定の難易度を+1する。
★竜の鋼麟
使用タイミング：回避判定の代わり
コスト：精神力2
ターゲット：自分自身
発動難易度：ニューロン＋ジツ：NORMAL
効果種別：効果継続（発動時の攻撃フェイズ終了まで）
術者は回避判定の代わりに、このジツの使用を試みられる。回避ダイスが残り0個の時や、本来は回避不能な条件下でも使用できる。
効果が継続している間、『ダメージ軽減X』を得る。Xの値は【ジツ】値÷２（端数切捨て）である。
攻撃側が『ダメージ軽減』を超えてダメージを与えられたかどうかにかかわらず、一度ダメージを軽減した場合即座にこの『ダメージ軽減X』は消滅する。（連続攻撃３の攻撃をすべて軽減する場合、コストを払い３回の発動判定にそれぞれ成功する必要がある）
また、このジツを相手の近接攻撃に対して発動し、発動判定の成功数が相手の攻撃判定の成功数を上回った場合、攻撃フェイズ１回につき１度だけ、『カウンターカラテ』が発生する（リーチ＋１などでカウンターカラテの条件を満たせない場合は発生しない）。
★竜の反応 ver2
使用タイミング：手番終了フェイズ
コスト：精神力2
ターゲット：自分自身
発動難易度：ニューロン＋ジツ：HARD
効果種別：効果継続（次の手番終了フェイズまで）
このジツの効果が継続している間、術者は『●竜の反応』状態になる。
『●竜の反応』：この状態になったキャラクターが近接攻撃を受け、その回避判定に成功したとき、その最初の一回だけを回避判定成功数に関わらず、以下の特殊な『カウンターカラテ』に置き換えることが出来る。
●このカウンターカラテは『ダメージ2』『回避難易度:NORMAL』（アトモスフィアの影響を受ける）であり、命中時相手を『崩れ状態』にする。
カウンターカラテが命中したかどうかに関わらず、このカウンターカラテが発動した攻撃フェーズ終了時に『●竜の反応』状態は終了する。
また、回避成功時にカウンターカラテに置き換えなかった場合も『●竜の反応』状態は終了する。
★竜の逆鱗 ver2
種別：常時効果
このジツを持つキャラクターは、敵から『サツバツ！』または『部位破壊』を受けたとき、D6を振る。（『●ニンジャ第六感』による振り直し可）
その出目が相手の『サツバツ！』による出目または部位破壊箇所と一致した場合、戦闘終了までそのダメージを無効にし、部位破壊効果を無視する。（『即死！』も無効化する）このダメージ無効はシナリオ中一回のみ使用可能。
その後、戦闘終了まで『●狂戦士化X×2』の効果を得る。Xはこの攻撃によって減少するはずであった自身の【体力】に等しい。
★★竜の回帰 ver2
使用タイミング：手番「開始フェイズ」
コスト：精神力2、瞬時
発動難易度：ニューロン＋ジツ：HARD
効果種別：変身、効果継続（X/2ターン）
このジツの効果が継続している間、術者は【カラテ】+6、【ワザマエ】-3される（【体力】も一時的に増加する）。
さらに『素手近接攻撃ダメージ2』『連続側転不可』『射撃不可』『自身の攻撃難易度+１』『自身の回避難易度＋１』『移動距離半減（あらゆる移動スタイルにも適用）』を得る。
また、以下の戦闘スタイルを選択可能となる。
『●戦闘スタイル:怒れる竜（エルガー・ドラケン）』:『サツバツ！』発生時、その効果を『痛打+D3』に置き換える（痛打以外の効果は無効となる）。『回避難易度上限:HARD』。
『●戦闘スタイル：竜の尾槍（ランツェ・シュヴァンツ）』：集中状態でのみ使用可能。『痛打+1』『リーチ+2』となる。連続攻撃上限１。戦闘中、二回目以降にこの戦闘スタイルを使用する場合『回避難易度-1』。
この効果はXターン後の手番開始フェイズまで継続する。Xの値は【ジツ】値の半分に等しい。効果が終了するターンの手番開始フェイズに【精神力】を1点消費すると、自動的に1ターンだけ効果を延長できる。
効果が終了した場合、増加した体力は6低下する。0以下にはならず、0になった場合は【気絶】状態となる。
発動中の能力・装備の制限：このジツが発動中の装備は自動的に「素手」固定となる。また変身中は、タツジン系スキルの基本効果だけでなく、タツジン系スキル内のワザ/スタイル、およびそれらを前提としたヒサツ・ワザも全て使用不可となる。変身中はエンハンスの効果を使用できなくなるが、手番開始フェイズに【精神力】を1支払うことで、その手番中のみ（もし持っているならば）エンハンスの効果が有効となる。
★★邪竜の心臓 ver2(update!)
効果種別：ジツ強化
このジツを持つキャラクターは、『▷第二の心臓』を持つものとする。（サイバネ前提を無視する。サイバネの装備個数にもカウントしないが、同じサイバネは装備できない）
また、以下の条件のうちどれかを満たしたとき、1ターンに1度【体力】【精神力】をそれぞれ1回復する事ができる。
（複数の条件、複数のターゲットで達成しても得られるダイスは2個のみ）
・自身の近接攻撃でモータルまたはニンジャの体力を０以下にした時
・一度に２以上のDKKを獲得した時
・自身の手番でサツバツ！またはナムアミダブツ！を命中させた時
★★竜の愛歌
前提：『★竜の歌声』
使用タイミング：手番「攻撃フェイズ」
コスト：精神力2、1行動
ターゲット：術者以外の2マス以内の味方キャラクター１体
発動難易度：ニューロン＋ジツ：HARD
効果種別：強化、効果継続
発動に成功した場合、ターゲットの【体力】【精神力】【即応ダイス】【緊急回避ダイス】をそれぞれ1回復する。
発動時【6,6】…【体力】【精神力】【即応ダイス】【緊急回避ダイス】のうち1つを選択し、さらに1回復する。
発動時【6,6,6】…【体力】【精神力】【即応ダイス】【緊急回避ダイス】のうち1つを選択し、さらに1回復する。（上と重複可）ターゲットと術者のどちらかが相手とのユウジョウ判定4に達している場合、ターゲットは次の手番のみ、移動後に『●攻撃集中』が可能になる。
★★竜の曝風 ver2
使用タイミング：手番「移動フェイズ」（＝使用する際は移動・集中ができない）
コスト：精神力1、１行動（移動もしくは「その他の行動」を消費）
ターゲット：術者中心に５×５マス
発動難易度：ニューロン＋ジツ：HARD
効果種別：範囲攻撃、カウンター不可
範囲内の敵全てに対して自動的に１ダメージを与える（『回避難易度：NORMAL』）。
また回避されたかどうかに関係なく、隣接マスの全員に回避不能の『回避ダイスダメージ1』を与える。
発動後、術者はそのマスから縦・横・ナナメの一方向を指定し、ジツ判定の成功数分のマスを移動しなければならない。この移動は『飛行移動』として扱う（◉空中制動があればその恩恵を受けられる）。
途中で方向を変えることはできないが、進路上に壁やキャラクターなどが居た場合はそこで止まる事が出来る。
【6,6】…範囲内のキャラクター１体を選択する。選択した敵の回避難易度は＋１され、さらに命中時『吹き飛ばし』が発生する。吹き飛ばしの移動距離はジツ値に等しい。
【カラテ】１０以上…発動後の移動を任意のマスで停止する事が出来る。方向を変える事は出来ない。
★★竜の睥睨
使用タイミング：手番「攻撃フェイズ」
コスト：精神力2、1行動
ターゲット：隣接する3×3マス
発動難易度：ニューロン＋ジツ：HARD
効果種別：範囲攻撃、精神攻撃
無効：「戦闘兵器」には効果を発揮しない
術者と隣接した3×3マスの敵全員に『精神力ダメージD3』（『回避：HARD』）を与え、それがモブ敵ならばこのターンの手番を失わせる。
発動時【6,6,6】…上記に加え、回避できなかったターゲットを『拘束状態』とする。この拘束の脱出判定は【ニューロン】で行い、その難易度はHARDである。
★★★護国の翼竜 ver2
使用タイミング：2ターン目以降の手番「開始フェイズ」
コスト：精神力3+回避ダイス3、瞬時
発動難易度：ニューロン＋ジツ：U-HARD
効果種別：変身、効果継続（X/2ターン）
このジツの効果が継続している間、術者は【カラテ判定】+2、【ワザマエ判定】+4される（これによる【体力】の増加はない）。さらに以下の効果を得る。
・『大型（1x1）』となる。
・『●連射+1』、『飛行移動（【ジツ】値x2マス）』、『轢殺攻撃2』（『☆◉竜の翼』を持つ場合、『轢殺攻撃4』）、『連続側転不可』を得る。
・『素手近接攻撃』の基本ダメージが2となる。
（装備は素手＋スリケン固定となり、タツジンスキルおよびそれを前提としたスキルの効果は適用できない）
・以下のスタイルを使用できるようになる。
『●移動スタイル：竜星飛翔』…『●飛行移動』を行う。移動マスは【ジツ】値×２マスであり、移動中１度だけ上下左右に曲がる事が出来る。『轢殺攻撃』は発動しない。このスタイルでの移動後『攻撃フェイズ』に近接攻撃を行う場合、連続攻撃の最初の一撃のみ『回避難易度＋１』『痛打＋２』を得る。
『●発動スタイル：竜心咆嵐』…『☆竜の声』を発動する際に【精神力】２を追加で払って発動。ターゲットを20マス以内の1マスに指定し、そこを中心とした5×5の【爆発】を発生させる。ダメージは中心が３D３ダメージ（回避：U-HARD）、それ以外が２D３ダメージ（回避：HARD）である。
『●射撃スタイル：竜麟遊導弾』…２ターン連続使用不可。『射撃基礎ダメージ＋１』『連射＋X』を得る。Xの値は、キャラクターが持つ素の『連射』数に等しい。『マルチターゲット可』『時間差可』『エンハンス無効』『サツバツ！発生無し』。手番終了時、射撃した回数分の【回避ダイス】を失う。
★◉人竜合身により射撃武器（テック武器を除く）を装備している場合、『武器のもつ射撃上限に連射＋Ｘ』する事が出来る。（例えばナガユミの場合２＋X)
ただしこの場合、その武器が『リチャージ１』を得る。（即応ダイスを払わなければ、次のターンからその武器を使用できない）
この効果はX/2ターン後の手番開始フェイズまで継続する。Xの値は【ジツ】値に等しい。効果が終了するターンの手番開始フェイズに【精神力】を1点消費すると、自動的に1ターンだけ効果を延長できる。
★★★侵略の巨竜 ver2
使用タイミング：2ターン目以降の手番「開始フェイズ」
コスト：精神力3+回避ダイス3、瞬時
発動難易度：ニューロン＋ジツ：U-HARD
効果種別：変身、効果継続（X/2ターン）
このジツの効果が継続している間、術者は【カラテ判定】+4、【ワザマエ判定】+2、【脚力】+2される。さらに以下の効果を得る。
・『大型（2x2）』となる。
・『●即死耐性』、『●リーチ+1』、『連続側転不可』を得る。
・『素手近接攻撃』の基本ダメージが2となる。
（装備は素手＋スリケン固定となり、タツジンスキル及びそれを前提としたスキルの効果は適用できない）
・『轢殺攻撃3』を得る。この轢殺攻撃は、移動時に重なったキャラクターだけでなく、隣接したキャラクターも対象にできる。
・以下のスタイルを使用できるようになる。
『●移動スタイル：竜星侵略』…【脚力－６】マスまでの距離を移動する（最小１）。次の手番開始時まで、『ダメージ軽減１』を得る。
『●発動スタイル：竜魂放雷』…『☆竜の声』を発動する際に【精神力】２を追加で払って発動。タテ、ヨコ四方のどれかを選択し、自身の幅分（通常2マス、★◉人竜合身発動中は１マス）×15マスの範囲に３D３ダメージを与える。（回避：HARD）それらのマスに隣接するマスにも２D３ダメージ（回避：HARD)を与える。
『●攻撃スタイル：竜爪巨山砕』…２ターン連続使用不可。『近接攻撃基礎ダメージ＋１』『連続攻撃－１』『連続攻撃＋Ｘ無効』を得る。『サツバツ』発生無し。出目【6,6】で『痛打＋D６』、【6,6,6】で『痛打＋２D３』『回避難易度＋１』を得る。相手は回避判定の出目に【6】を含まなかった場合、２ダメージを受ける。
★◉人竜合身により近接武器（テック武器を除く）を装備している場合、『武器のもつ基礎ダメージに＋１』して判定する事が出来る。『エンハンス』可能。 ただしこの場合、その武器が『リチャージ１』を得る。（即応ダイスを払わなければ、次のターンからその武器を使用できない）
この効果はXターン後の手番開始フェイズまで継続する。Xの値は【ジツ】値の半分に等しい。効果が終了するターンの手番開始フェイズに【精神力】を2点消費すると、自動的に1ターンだけ効果を延長できる。
余談・ver2.xx 設計思想
ver1から全体的に『手数を減らして火力をあげる』『巨大な竜の力を表現する』事を考えて作成するように。
具体的には
・★◉人竜の心得、★◉人竜合身の調整（タツジンとの組み合わせが一部凶悪になっていた）
・★竜の爪牙、★★★護国の飛竜の調整（この辺はかなり使われてるため）
・★竜の反応、★竜の逆鱗、★★邪竜の心臓、、★★★侵略の巨竜の調整（使われていないため）
・★★竜の曝風の調整（移動を攻撃後、単一方向のみに指定）
・★竜の咆哮調整
・全体的に轢殺を減らす
・あるＰＣからアイディア頂き歌のジツを独立・強化
・ver1で搭載できなかったムテキ・カナシバリのようなジツの搭載（竜は目線で相手を恐怖させるし、攻撃を鱗で跳ね返すのだ）
・ユミ対応のリクエスト
を盛り込むこととした。
更新履歴
23/1/14 ver2.00投稿。
23/9/4 『★竜の麟弾』『★竜の反応』の説明を追加。
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参考資料：「ソウルワイヤード」ダイハードテイルズ
スペシャルサンクス：ネオイサン、ナギ＝サン、まいぜお＝サン、クランデスティン＝サンほか ネオイバースの皆様
及び ドラケン・ニンジャクラン利用とフィードバックをくれたプレイヤーの皆様