ポニーテール絶滅説
土曜の昼過ぎ、本屋にでも行くかと身支度をしている時に、久しぶりにポニーテールにするかと思い立った。
東京にきて暑さにやられショートカットにするも、今度はショート&ボブのメンテのめんどくささにやられた。
良い感じに髪が伸びてきたので、キュッと高い位置で結んだ。健康的でいいな!セーラージュピター感。
自画自賛するも「そういやポニーテールの女の子を最近見ないな」と鏡に映った自分を見て思ったのである。
街に出て検証だ。
某山手線駅の駅ビル周辺を、本屋中心に2時間ほどぶらつくも、ポニーテールの女子を1人も見かけなかった。巻いたり、三つ編みにしたり、手をかけた髪型をしている女子は少なくないがポニーテールはゼロ。
「ポニーテールとシュシュ」がリリースされたのは2011年。干支が一回りしている間に女子たちの選択肢から外れてしまったようだ。
「ポニーテール 絶滅」でTwitter検索すると既に2010年代からそのような呟きが見受けられる。
気づかんかった…。
中間管理職の悲哀を嫌というほど味わった2023年10月もあと2日で終わる。
マネジメント能力皆無な複数の上司に狼藉を働かずに高い社会性を持って接し、休みがちな後輩をフォローし、職場の衛生的な環境に努め、愚痴っぽい先輩を励ましながら、新たな企画を提案している私は奇跡の人である。
年相応ではないかもしれないがポニーテールぐらい許されよう。
つつがなく年末まで過ごせますように。