おっさんずラブへの思い
私は、2018年に連ドラ『おっさんずラブ』と出会い、その後単発も見て、そして春田役の田中圭さんのファンとなり今に至ります。
劇場版、インザスカイ、スピンオフを経て、現在リターンズを毎週楽しみにしています。
私には20代から仲良くしてもらってるバイセクシャルの友人がいて、彼らのリアルの厳しい状況、環境も少しですが平成から今に至るまでほんの少し見ていました。(彼は当時から現在も基本楽しく暮らしているようですが♡)
つまりエンタメ作品はフィクションとして楽しんでおり、現実の厳しさもちゃんと分別つけていますとお伝えしたかったのです。
現在放送中の、おっさんずラブリターンズに対して『現実的じゃない』『リアルじゃない』と当事者の方々のSNSのポストやnoteをいくつか見ました。
おっさんずラブリターンズで登場する『家族』『結婚』の言葉やストーリーで現実との乖離に苦しんでいたり、表現としてもっとリアルを反映してほしかったなど。
きっと今の現状への思いや不安からか、作品や内容などにきつい言葉や、厳しい言い回し、作品や製作サイドなどへ攻撃的に、作品を蔑むような言葉で綴られるのも見ました。
私は作品のファンなので、愛するものがそのように扱われるのはしんどいです。
全てのおっさんずラブシリーズはフィクションでラブコメです。
たとえば、(作品名を出しますが、決してその作品についての良し悪しや評価の話ではないのでお間違いなく)
『ナースのお仕事』の朝倉いずみみたいな看護師がいたら?
『ドクターX』の大門未知子みたいな医師がいたら?
どちらも名作で、すばらしい作品です。大好きで観ていました。
何が言いたいかというと、ドラマや映画の世界でそういうことを言い出したら文字数が億あっても足りないなと思うんです。
それらの作品が教えてくれたこともたくさんあるし、その作品きっかけでその職業を選んだ方もいるでしょう。
つまりファンタジーとはそういうもの。
それをそれとして楽しむものなんじゃないかなと思うんです。
作品への現実の反映もその作品ごとで違うし、それは製作側の匙加減になり受け入れるか否かはこちらの匙加減ではないかと思います。
作品を通して何かを思う。感じる。考える。
『おっさんずラブ』から『おっさんずラブ リターンズ』までを見て、私が感じて考えて思ったこと。
春田と牧が
法的に届けが出せるようになるために私たちは何ができる、何をすればいいのかな?。
おっさんずラブ(2018、リターンズ)には『荒井ちず』『荒井鉄平(荒井鉄夫)』という春田の幼ななじみの兄妹が登場します。
春田と牧の時に背中を押し、時にお互いを励まし合い、助け合い、2人を見守る存在です。
2人はヘテロです。ちずは結婚離婚を経験し、鉄平兄は、春田の同僚の舞香と結婚し、子供2人と共に暮らしています。
彼らの苗字については、放送当初から『アライ』と掛かってるのではと言われていました。
真相はどうなのかはわからないんですけどね。
私も、大切な人たちのためのアライの一人になれたらいいな。
この作品きっかけによりそう思えるようになりました。
この作品をどう捉えるかは人それぞれですが、汚い言葉で罵られるようなものは見たくない、私にとっては大切な作品です。
つまりそれが言いたかったです。
もちろん自衛もがんばりますが、ちょっとしんどかったので文字にしてしまいました。
黒澤武蔵部長が余命一カ月と宣告された先週の7話。
残り2話でどういう展開がくるのかー
とにかくみんなが幸せな最終回でありますように!!
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