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『読んでみてはラジオ』の紹介本一覧を作ってみた
最近聴き始めてハマった「読んでみてはラジオ」。
めちゃめちゃリスナー歴が浅いのですが、本日3月1日、オフ会に参加してきます!!
全部は聴けてないものの、どんな本が紹介されているのかわかってる状態でオフ会に臨みたい・・・
ということで、パイロット回から最新回まですべての「紹介されている本」と「トーク内容」をまとめて、インプットしました!
特に気になる回を聴きながら会場に向かおうと思います。
読んでみてはラジオについて
「読書は人生を豊かにする」と言う仮説を持つ幼なじみ2名が、本の内容を血肉化し、活用していくために、お互いに読んだ本を紹介し、ゆるく雑談をしてインサイトを得るラジオ番組です。
パーソナリティを務めるのは、株式会社Right Design代表の小川貴之と、株式会社SmartHR代表の芹澤雅人です。
日曜日の17:00に新エピソードを配信します。
#000 「人を動かすナラティブ/海賊たちは黄金を目指す」
公開日:2023年11月26日
[トーク内容]
パーソナリティについて/デザインとナラティブ / 点と点を繋がせる語り / ノンフィクションが補完能力を育む / 海賊ってなんだ? / 海賊のリーダーシップ / 日記の凄さ
人を動かすナラティブ
海賊たちは黄金を目指す
#001 『流れをつかむ技術』
公開日:2023年12月17日
[トーク内容]
雀魂やってる? / 麻雀の「道」とは / 牌を打つ作法 / 考えるな、感じろ / 真理への近づき方 / デッサンから見えてくるコトワリ / 何事も全体から薄く作れ / 基礎を理解するための試行回数 / 麻雀と利他の精神 / 最悪の状況にこそチャンスを見出せ
流れをつかむ技術 / 桜井章一
#002 『暇と退屈の倫理学』
公開日:2023年12月31日
[トーク内容]
沖縄で流れている時間 / 何もしないをできる? / なぜ人は退屈をするのか / 2つの情報の消費の仕方 / 感想を「よかった」で終わらせない / アウトプットの捌け口 / エンジニア文化の良さ / 伽藍とバザール / コラボレーションと創造性 / 能動性とwell-being
暇と退屈の倫理学 / 國分功一郎
#003 『ウェルビーイングのつくりかた』
公開日:2024年1月14日
[トーク内容]
タウンプロモーションにおける成功とは / 街のブランドをいかにして作るか / 持続可能性の肝は「自走する力」 / 試行錯誤のプロセスをデザインする / ウェルビーイングを作るための3つの「ゆ」 / ゆらぎを考慮してゆとりをもってゆだねる?! / DE&Iの考え方 / AI時代におけるデザイン / ターゲットを絞るデザイン vs 誰も取りこぼさないデザイン / シビックプライドを作る
ウェルビーイングのつくりかた 「わたし」と「わたしたち」をつなぐデザインガイド / 渡邊淳司、ドミニク・チェン
#004 『幻覚剤は役に立つのか』
公開日:2024年1月28日
[トーク内容]
ブレイキング・バッドみた? / 善と悪の境目ってなんだろう / ラボで偶然発見されたLSD / ラボを飛び出したLSDが文化に与えた影響 / 人類と幻覚剤の長い付き合い / 脳のパターン処理を遮断してトランス状態に突入する / 精神の病を癒すサイケデリック療法 / パターナリズムの良し悪し / あらゆる技術は善にも悪にも使われる / 善と悪を定める絶対的な基準はない005
幻覚剤は役に立つのか / マイケル・ポーラン
#005 『DIE WITH ZERO』
公開日:2024年2月11日
[トーク内容]
デザイナーのキャリアを考える / 惰性でスタバを買っているのか / 経験の複利を意識する / リスクと不安を一緒にするな / リスクを取らないことがリスクである / 様々な軸を混ぜてオリジナリティを作る / 育児書としての DIE WITH ZERO / タイムバケットをやってみよう / 期限を設けて能動的に生きる / 計画的偶発性理論との類似性
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール / ビル・パーキンス
[トーク内容]
インドネシアのご飯って美味しいの? / 寿司の不思議 / とても若いジャカルタの平均年齢 / ジャカルタにはめちゃくちゃコーヒーショップがある / コーヒーチェーンがユニコーン企業に!? / コーヒーショップはブランドが肝心 / 世界に通用する日本の美意識 / 高度経済成長のモメンタムを味わう / 本は物理でペラペラ読みたい / 限られた集中力を活用すべく読み飛ばす / 興味関心に基づく吸収効率を意識する
#006 『宗教の起源』
公開日:2024年2月25日
[トーク内容]
動物の群れの大きさは脳の大きさによって決まる / スケーラブルにエンドルフィンを分泌させる方法 / 友情の7つの柱をより多く共有しよう / 宗教観や倫理観は強烈な結束力を産む / より多くの人数を束ねるために神は作り出される / 公共財ゲームの社会的ジレンマで考えるフリーライド問題 / 組織運営で意識したい友情の7つの柱とは / SmartHR社は「古き良きインターネットの遊び心」を共有している? / 同質性 vs 多様性 / バイブルとしての「ブルーロック」
宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか / ロビン・ダンバー
[トーク内容]
漫画「進撃の巨人」を一気読みした / 進撃の巨人の読後感はエヴァに似ている? / 進撃の巨人読んでてどこで声出た? / 伏線回収がエグいけど、どこまでを狙っていたのか / ページをめくるのをためらうほどの名作ってあった? / 鬼滅の刃・東京リベンジャーズ・呪術廻戦・ワンピース / 漫画の消費はファストすぎる? / 漫画によって刺激される創造性とは / 本は大型書店でジャケ買い?! / ビジネス書って全部同じこと言ってない?
#007 『ふつう』
公開日:2024年3月10日
ふつう / 深澤直人
[トーク内容]
人はどのタイミングでエッセイを書くのか / 優れたデザイナーは文章が上手い / 書くことは思考の整理になる / 直感的に思い浮かんだアイディアが一番良い / 面白いデザインには"アハ体験"がある? / 多摩美の卒展のトレンド / カブトムシの普通論 / "the 昆虫"ってなんだと思う? / 人それぞれの"祖"
#008 『ファスト&スロー』
公開日:2024年3月24日
[トーク内容]
経営者の意思決定の多さ / 早い思考と遅い思考 / 直感は定量的なものを扱うのが苦手 / 本能としての危機回避能力が強すぎる? / 人間は何かを失う悲しみを過大評価する / 人間は自分の仮説を強化する情報をピックアップする / 第一印象には抗えない? / 人間は異なる事象を関連付けたがる / 規則性を理解して直感を磨く / 判断エラーは組織的に防げ
ファスト&スロー
[トーク内容]
本編で話せなかった免疫学の話 / フォロワーが増えてきた! / リスナーにウケる本を選ぶべきか / 年間何百冊本を読む人ってすごない? / SNSのフィードから得られるインスタントな刺激の是非 / ターゲティング広告ってみる? / タクシー広告の独自の進化 / 電車の中、スマホを見るか広告を見るか / ジャムム考 / 番組の感想求む!
#009 『M-1はじめました』
公開日:2024年4月7日
[トーク内容]
年末の風物詩としてのM-1 / きっかけは"上司からの無茶振り" / プロジェクトをやり切る正攻法を考える / 全ては現場視察から始まる / デリバリーに問題があるとどんなに良いものでも価値が届かない / 既存のアイディアのどこかを"バカでかく"してみる / テレビ局のそれぞれの個性 / 昔のお笑いは笑えるのか / エンドユーザー参加型コンテンツの強み / 人間が本気になったところにドラマは生まれる
M-1はじめました。 / 谷 良一
[トーク内容]
甲子園の魅力 / 人生にハリを与える推し活 / 競馬のナラティブ / 過去のヒップホップを履修できるかどうか / 音楽の系譜学 / アートの系譜学 / 「ドロップアウト」で考える不正のトライアングル / 繰り返し読む本ある? / どんな些細なものでも定義しろ / 口にできないことを探せ
すべての仕事はクリエイティブディレクションである。 / 古川裕也
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち / ポール グレアム
#010 『THINK BIGGER』
公開日:2024年4月21日
[トーク内容]
アイディアとは既存のものの新しい組み合わせである / 課題の特定は焦らずじっくりと / アイディアの3つの受益者を考える / 失敗事例から学べるのは"失敗しない方法" / 親近性と新規性の中庸を狙う / イノベーションの"3%アプローチ" / 発想力は移動距離に比例する? / ゴーゴーカレーのロゴを要素分解する / アナロジーで箱の外へ行く / 人種のるつぼとしてのアンパンマンミュージアム
THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法 / シーナ・アイエンガー
[トーク内容]
ジャーナリングにおすすめのツール / ブルージャイアントを映画館でみた / 映画館の素晴らしいところ / Netflix版三体をみた / 小説版との差分 / Netflix版三体はポップさが足りない? / デューン砂の惑星における小説版と映画版の違い / 漫画のアニメ化はクオリティを高める? / 呪術廻戦のススメ / 漫画版を完コピしたガンニバル
#011 『「変化を嫌う人」を動かす』
公開日:2024年5月5日
[トーク内容]
形式的なブランディングはもういらない? / 健康食品の差別化を考える / chocoZAPにパーパスはあるのか / コロナ禍を経てゴールデンサークル理論は通じなくなった? / 銃から放たれた弾丸が遠くまで飛ぶ理由 / アイディアには推進力と抵抗力がある / 抵抗 = 惰性・労力・感情・心理的反発 / 現状維持バイアスを取り払う6つの方法 / プレゼンで意識したいピーク・エンドの法則 / chocoZAPが取り払った抵抗を考える
「変化を嫌う人」を動かす: 魅力的な提案が受け入れられない4つの理由 / ロレン・ノードグレン
[トーク内容]
本編では取り上げられない本あるよね / 酒場のオッサンから我々は何を学ぶか / 「常にレースゲームの視点で客観視しろ」 / 「優秀な先輩を選べ」 / 漫画・ドラマ・アニメは人生観にどう影響を与えるか / 「1年なら別人になれる」 / 「楽しいことを程々でやめた自分に快感を覚えろ」 / すべてのことにはそれを正当化する何かがある / 「数字を目標にすると人間はマシンになって嫌気がさす」 / 市井の声って面白いよね
他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食え / 裏モノJAPAN編集部
「あのときやっときゃ良かった」という後悔は、実際にはやれる可能性などなかったのだからソク忘れよう / 裏モノJAPAN編集部
#012 『料理の四面体』
公開日:2024年5月19日
[トーク内容]
具体と抽象を行き来するってどういうことなんだろう / 料理とは何か、を考える / 焼く・煮る・揚げるは食材に何をしているのか / 火と食材の距離を考える / 加熱の3つの媒体は空気・水・油 / 料理の西洋感・東洋感 / 料理を四面体でモデル化する / 四面体の"底面変換"で獲得される無限の可能性 / 良い○○とは何か、を考える / 秋元康が次に歌詞に含める言葉
料理の四面体 / 玉村 豊男
[トーク内容]
"不適切にもほどがある!"みた? / 昭和の価値観 vs 令和の価値観 / 未来人が現代に来たら何に違和感を覚えると思う? / ウェアラブルデバイスが普通になったらスマホは異常になるのか / 30年後の飲酒文化 / 外で酒が飲める日本の異質さ / 令和のコンプライアンス偏重はいつまで続くか / トレンドの"振り子"を考える / 情報社会とAIがもたらした価値観の平準化 / 今の方が優れているという考えを捨てよ
#013 『GIVE&TAKE』
公開日:2024年6月2日
[トーク内容]
スタートアップに求められる人材とは / 採用の面接で何を聞いてる? / Giver, Taker, Matcher の類型 / 成功するGiverと搾取されるGiverの違い / ていねい通販のGiveの哲学 / 組織を壊すTakerを見破るテクニック / 写真からわかるTakerの傾向 / Giverになるための方法 / 営業で活きるGiveの精神 / Giveと成功の鶏卵問題
GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代 / アダム・グラント
[トーク内容]
GIVE&TAKEを読んだ本当のきっかけ / 頂き女子りりちゃんのマニュアル / ギバーおぢ、テイカーおぢ、マッチャーおぢ / りりちゃんの生い立ち / ホストクラブで覚える存在理由 / 頂き女子誕生の瞬間 / りりちゃんのメンタルケアメソッド / 弾み車を止めるもの / りりちゃんは何が悪かったのか / 善と悪の境界
#014 『欲望の見つけ方』
公開日:2024年6月16日
[トーク内容]
経営者の器は何で決まるのか / ユニクロを世界に広めた柳井さんの欲望 / すべての欲望は模倣から始まる / セレブの国と一年生の国 / 競争意識は近い人への憧れから生まれる / ランボルギーニが世界的なスーパーカーを作れた理由 / 濃い欲望と薄い欲望 / 自分が何によって動機づけされているのかを考える / 雲の上の人をいかにして身近に感じるか / いちご100%で考える模倣の欲望理論
欲望の見つけ方 / ルーク・バージス
ユニクロ / 杉本 貴司
[トーク内容]
ジャズの即興演奏と生成AIの類似性 / AIにはできず、人間には出せるバリューについて考える / 人はAIによって生み出された芸術に感動するのか / AI時代、大切になるのは"主語" / ヒップホップが大切にしているナラティブ / これからの芸術とSNSの相性の良さ / 幾田りらとikuraの違い / Adoは"声の濁り"を聞く / いい音ってなんだ? / クリエイターがこの先生きのこるには
#015 『あなたを陰謀論者にする言葉』
公開日:2024年6月30日
[トーク内容]
読んでみてはラジオの人気エピソードの傾向 / "元気"を"元氣"と書くことの意味 / 色々な尾鰭がつけられているGHQ / 我々は知らず知らずに陰謀論と接している / 癒し系ブームとToshl / Qアノンの起源って知ってる? / 掲示板カルチャーと陰謀論 / Qアノンが政治に影響を与えるようになるまでの軌跡 / インターネットミームに気をつけろ / 毒っぽさや世俗的なところに感じる人間臭さ
あなたを陰謀論者にする言葉 / 雨宮純
[トーク内容]
倉敷蓋スレ / 近畿地方のある場所について / 村上隆 もののけ を見に行った / 村上隆のスーパーフラットの賛と否 / 複数の感情が入り混じる複雑な感覚を生み出すもの / 外国人だらけのゴールデン街 / 都会人が感じる渋谷の都会性 / 外国人は日本の何のカルチャーに惹かれるのか / 麻雀オフ会 / 読んでみてはラジオのオフ会をやろう
#016 『休養学』
公開日:2024年7月14日
[トーク内容]
経営者は健康を管理してパフォーマンスを安定させるべし / 食事・運動・睡眠のことはアンラーニングされにくい / 人体の三大アラート: 痛み・発熱・疲労 / 日本人の8割が疲れている! / 疲れの原因は肉体的・精神的なストレス / 疲れは免疫力の低下につながる / 自律神経、ととのってる? / 休息の3つのタイプと7つの戦略 / 上野動物園のパンダ考 / みんなの休むための趣味って何?
休養学: あなたを疲れから救う / 片野 秀樹
[トーク内容]
技術革新と不平等の1000年史 / 「人にしかできないことをやろう」に欠けている多様性 / テクノロジー楽観主義への警鐘 / 自分の親が面白いとか便利と思うかどうか / 都心に生きる人の無自覚のバイアス / 資本主義社会が公にしたがらない事実 / 映画「ジョーカー」が描く社会の比喩 / チー牛とインセル / ビックテックは世界を変えているのか / ファッション消費される格差
#017 『RANGE』
公開日:2024年7月28日
[トーク内容]
2歳児の習い事を考えている / 仕事ができる人に共通しているのは経験と知識の幅の広さ / 1万時間の法則は嘘? / タイガーウッズ vs ロジャーフェデラー / 親切な環境といじわるな環境 / AIによりデザイン業界はいじわるな環境になりつつある / VUCAの時代において専門特化はリスクになる? / 何かを始めるのに遅すぎるということはない / 子どもにいかにして多様な経験をさせるか / 人の抵抗力を下げる巧みなアナロジーは知識の幅から生まれる
RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる / デイビッド・エプスタイン
[トーク内容]
サウナの梅湯に行った話 / かるまるの屋上は焼き肉の匂いが漂う? / 小川さんのベストサウナは「ゆいる」 / 風の呂 / 個室サウナってどう? / 生を感じる箱根湯寮 / ワインの選び方を知りたい / 白ワインは香りを選ぶかドライさを選ぶか / 赤ワインは渋めか軽めか / ナチュラルワインは食事と合わせやすい
#018 『電通「鬼十則」』
公開日:2024年8月11日
[トーク内容]
元博報堂のひとからみた電通の印象は? / 電通鬼十則が生まれた背景 / 309字でビジネスの原理原則を語る / 世の中は昨今、規範がなくなり、白黒どっちつかずになっている / いつから仕事は当たり前に与えられるものと思ってた? / 自分はどうしたいのかで考える / 自分より強い奴に会いに行く / 挑戦した敗者にセカンドチャンスを / 自信は後天的に身につけられる / イノベーションには摩擦が伴う
電通「鬼十則」 / 植田 正也
ハイパフォーマー思考 / 増子裕介, 増村岳史
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 / ジェームズ・クリアー
[トーク内容]
本を紹介することは難しい / 本編で取り上げられなかったボツ本を知りたい / 世の中の偉業はクリエイティブなペアによって成し遂げられている / 宇宙誕生からの歴史を学ぶ / 人類の歴史はあまりにも短い / ラブコメと陰謀論のマッシュアップ / 漫画で追体験する陰謀論 / 漫画表現の最先端を知る / いろんなものを紹介していきたい! / 読んでみては?の解釈を拡大する
#019 『ホラー映画の科学』
公開日:2024年8月25日
[トーク内容]
天文部の夏合宿の思い出 / 真っ暗な野外で聞いたクロックタワーのはなし / ホラー映画はなぜ怖いのか / ホラー映画の定義は難しい / ホラー映画は低俗になりがち? / 脳が恐怖を感じるメカニズム / 恐怖と対峙した時にとる5つのF / 世界初のホラー映画とは / その時代に人々が恐れていたものが映画に反映される / 我々は今の時代なにを恐れているのか
ホラー映画の科学 悪夢を焚きつけるもの / ニーナ・ネセス
[トーク内容]
本編収録に際してホラー映画を17本みた / なぜ人はホラー映画を見るのか / ホラー映画好きの4分類 / 低予算によって生まれる創意工夫 / 本編で言えなかったおすすめのホラー映画 / 連続殺人鬼ダーマーの生い立ち / SAWシリーズを作った監督の最新作 / ホラー映画のお決まり / ホラー映画で描くアンコンシャス・バイアス / センシティブなものをコンテンツとして消費することの是非
#020 『教育の超・人類史』
公開日:2024年9月8日
[トーク内容]
格差を埋めるためのキーとなるのは教育 / 知識の伝達は信仰やイデオロギーの押し付けに使われてきた / 古代ギリシアの特異性 / 宗教が教育の軸になっていた時代 / 実は歴史が浅い全国民に対する義務教育の存在 / 人類が教育を軽視してしまう世界線 / テクノロジー楽観主義により教育レベルが下がる世界線 / 集合知によりホモ・ハイパーサピエンスになる世界線 / 自分の記憶を駆使し自分で考えることの大切さ / 子どもが両親と違う人生を歩もうとするとき、社会は進歩する
教育の超・人類史~サピエンス登場から未来のシナリオまで / ジャック・アタリ
[トーク内容]
子どもの情操教育を考える / 子どもをつれて30年ぶりにディズニーランドにいった / ディズニー映画をみてディズニーランドに行きたくなるかどうか / 美女と野獣のアトラクションで感動する / 列に並んでる間にストレスを感じさせない工夫 / 次々とディナーテーブルが整っていく謎技術 / 物理の野獣が人に変わる謎技術 / 知ってるけど見たことはないプーさん / プーさんワールドは想像以上にドラッギー? / 子どもの脳に驚きを与えるということ
#021 『家から5分の旅館に泊まる』
公開日:2024年6月2日
[トーク内容]
オフ会でもらったフィードバック / わかりやすさ重視で答えを得ることを急いでいないか / いつもみていた家から5分の旅館に泊まってみる / 感覚に任せて何気ない日常を豊かにする / 湖を泳いでみて発見したこと / 使命感で本を読むのではなく、本を読む時間に豊かさを感じる / ロジックで説明不可能なもので勝負すること / 理論と実践を行ったり来たりして進化する / 「メキシコ漁師と億万長者」のコピペ / 「0.5の男」で描かれる何気ない豊かな日常
家から5分の旅館に泊まる / スズキナオ
[トーク内容]
オフ会の舞台裏を話そう / 大盛況だった読んでみてはトーク / 自分たちの選書の偏りに気づく / 3分で紹介できることに50分かけている私たち / 人間の脳のS型とE型 / 東出昌大の生き方に憧れる / 映画Winnyのキャスティングの妙 / 会場設営のトラブルの焦りと楽しみ / 雑談回があるから安心する? / また年末にオフ会をやろう!
#022 『自由論』
公開日:2024年10月6日
[トーク内容]
精神の危機を経て利益ではなく精神的な幸福を追求するようになったベンサム / 中流階級によって少数意見が抑圧されていた時代 / 誤りを訂正できるのが人間の素晴らしいところ / 多数派の意見に異論を唱える際の3パターン / 天才の独創性は独創性を持たない人には理解されない / 相手に意見に極論をぶつける詭弁テク / どんな一挙手一投足も人に危害を加えてしまう? / 禁止されると悪くてカッコいいものとして惹かれてしまうジレンマ / 誰もがマイノリティでありマジョリティである / もしもスタートアップ起業家が自由論を読んだら
自由論 / J.S.ミル
[トーク内容]
映画「mommy」を観た / ドキュメンタリー映画の緊張感 / 事件により止まってしまった時間 / 「ルポ歌舞伎町」を読んだ / 幼少期にドラえもんの映画を見に行く街だった歌舞伎町 / 実はとてもディープな思い出の抜け道 / 歌舞伎町はもともと湿地だった? / 東西南北で個性が分かれる新宿のエンタメ性 / 町田のB系ショップへの挑戦 / イタリアのミサンガ売りとの戦い
#023 『デザインはどのように世界をつくるのか』
公開日:2024年10月20日
[トーク内容]
ファミマのフェイシャルティシューで日本パッケージデザイン大賞2025銀賞を獲った / ボックスティシューのフェイスの活用を考える / 際立ったデザインの背景には良いクライアントがいる / 何を持って良いデザインと言えるのか / デザインの良し悪しは用途とセットで考える / 航空券のデザインにある制約 / 通りすがりのデザインとプロのデザインの違い / ノートルダム大聖堂の火災の背景にある悪いデザイン / この世にデザインがされていないものは存在しない / アウトプットの背景にあった制約を意識して謙虚尊敬信頼の気持ちを作る
デザインはどのように世界をつくるのか / スコット・バークン
[トーク内容]
パリオリンピックにまつわるデザインが素晴らしい / オリンピックはデザイン祭りである / ロゴに込められて3つのモチーフ / 凱旋門のモチーフが様々なデザインに使われている / カラースキームに込められた「パリ以外」のアイデンティティ / トーチはエッフェル塔がモチーフ / マスコットはフランス革命時の帽子 + DEIB / 自分たちの培ってきた文化・歴史をデザインに昇華させる美学 / 日本は文化・歴史に断絶が生まれている? / 全てのデザインには文脈がある
#024 『美味礼讃』
公開日:2024年11月3日
[トーク内容]
ミシュランの星付きのお店って何がどうすごいのかわかる? / 栄養摂取・うまい・美味しいの分類 / 料理の楽しみの本質は味わいではなく、食卓を通した交流や体験である / フランス革命とグルメブームの関係 / 食べる目的は生きることであり、生きる目的は種の存続をすることである / 美食とは結局、情報を食うことなのではないか / 自分が作り方に詳しい料理は、外食すると解像度の高い分析ができる / 芸術を楽しめるかはその事に関する情報の引き出しをどれほど持ってるかどうかで決まる / 暇と退屈の倫理学とのリンク / うまくないけど美味しい、という存在
美味礼讃 / ブリア=サヴァラン、玉村 豊男 (翻訳)
美食の教養 世界一の美食家が知っていること / 浜田 岳文
[トーク内容]
MAZ Tokyoのコース料理でペルーの生物多様性を学ぶ / 食を通してくすぐられる知的好奇心 / 演出にこだわっていても文化的背景がないと物足りない? / ジャズを演ってない人はジャズの何を楽しんでいるのか / 解像度の低いジャンルの音楽は全て同じように聞こえる / 解像度は人生を豊かにする / 絵画は文脈の塊 / 間違いを避けて点数を取りに行くのではなく、自分を表現する / 化粧品の商材としての差の作り方 / 解像度によって世の中の見え方が変わる
#025 『夜と霧』
公開日:2024年11月17日
[トーク内容]
闇バイトで悪意のない犯罪が生み出される構造 / 普通の人でも指示があれば残虐になるミルグラム効果 / 心理学者から見たアウシュビッツの極限状態 / 超絶望下に希望を見出す / 限界に近づくと人間は無感情になる / 自然・芸術・ユーモアにより生きる希望が生まれる / 自分の内側ではなく外側に生きる意味を見出すということ / いつまでキツイ状態が続くのかわからない状況に精神が磨耗する / 「それでも人生にYESという」 / ステークホルダーからの期待値とミルグラム効果
夜と霧 / ヴィクトール・E・フランクル
[トーク内容]
オランダに感じる自由と自己責任の風土 / AMFに見るオランダの独特なEDM文化 / 人間の快楽に直結するアートや嗜みへの国民的な理解・寛容 / フランスの芸術とオランダの芸術の違い / オランダとスペキュラティブデザイン / 大きな自然の中に生きる自分たちという概念 / オランダのミュージアムがオシャレすぎる / オランダ人の遊び心 / オランダの建築家集団MVRDVが作ったシャネルの外装がすごい / ロッテルダムの先にあるスパが混浴だった件
#026 『夢と生きる バンドマンの社会学』
公開日:2024年12月1日
[トーク内容]
社会現象のメカニズムを体験・統計・データを用いて分析するのが社会学 / 学問を頑張って職を手にするということの標準化 / 音楽で生きていく決心をする3つの条件 / バンドマンとフリーターの切っても切り離せない関係 / 「売れたい」から「続けたい」が夢になる / 夢追いの人が感じるマイノリティ感覚 / 夢を追うことの身体的・精神的な苦しさ / AKASAKIさんに見る現代のミュージシャンのバズり方 / ショート動画はソロアーティスト向きなのか / 何かを続ける時のハックとしての共同体形成
夢と生きる バンドマンの社会学 / 野村 駿
[トーク内容]
興味本位で親知らずを抜いてみた話 / 奥歯が痛くて神経を抜いた / 歯医者の痛みで手を挙げることを我慢してしまう心理 / 歯にまつわる痛さの辛さ / すきっ歯の前歯がコンプレックスだった幼少期 / 納得いかなかった処置を矯正でリカバリーする / 矯正は痛くて痒くて気持ち良い?! / コンプレックスを解消することの価値 / 認知症の原因は虫歯説 / セラミックに駆逐された銀歯と金歯
#027 『レゴ』
公開日:2024年12月15日
[トーク内容]
オモチャを買ってもらえずしぶしぶレゴを楽しんでいた幼少期 / 作っていた木製玩具をプラスチックに変えてみた / スタッドアンドチューブ連結の発明 / 堅牢性と互換性へのこだわり / ジェネリックレゴと任天堂の台頭 / 思い切った組織構造改革の功罪 / ビジネスにおける有事と平時への向き合い方 / ファンとイノベーションを共創する仕組み / レゴで遊ぶことを通して得られる6つの能力 / 自分たちの価値観を貫くことの大切さ
レゴ――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方 / 蛯谷 敏
[トーク内容]
読んでみてはラジオ配信開始から1年が経った! / リスナーが増えて選書のハードルが上がった? / 番組を通して自分の選書の偏りに気が付く / ラジオで本について喋ると記憶の定着率が違う説 / 自分たちの喋りを聞いて面白がってる僕たち / “番組聞いてます”って言われる? / ラジオをやると生活にハリがでる3つの理由 / Podcast配信にハマりすぎてPodcast配信を勧めだしている / ラジオで喋ることを通してプレゼンの自信がついた / Podcast配信はモノづくりである
#028 『経営者の条件』
公開日:2024年12月29日
[トーク内容]
様々な経営者に愛されるドラッカー / 知的労働者における「成果を上げる」とはどういうことか / 成果を出す人が持つ8つの習慣 / 時間という有限的不変的リソースをいかにコントロールするか / 細切れではなく3時間以上の連続した作業時間って取れている? / 組織において人は少なすぎても成果が出ないし、多すぎても成果が出ない / 成果を出す人は努力ではなく貢献にフォーカスする / マネジメントの原則は「人の強みを生かし、弱みを隠す」 / 人は誰しも他人については専門家になれる / 日々忙殺される中どうインプットの時間を確保するか
ドラッカー名著集1 経営者の条件 / ピーター・F・ドラッカー
[トーク内容]
年が明けました / 海外旅行の楽しみの1つが散髪 / 日本人の髪を切るのには高い技術が求められる? / アムステルダムで切った髪が乱れてきて急遽新宿の床屋へ / 理容師と美容師の違いを語る / 顔剃りのありがたみを感じるか否か / 理容師さんとの相性が合わなかった時 / 床屋で支払う金額には美意識への投資が含まれている説 / 散髪をミスった時のダメージは日々ジワジワくる / 美容院を開拓することの面白さ
#029 『STATUS AND CULTURE』
公開日:2025年1月12日
[トーク内容]
令和ロマンがなぜM-1で2連覇できたのかをステイタスという観点で分析したい / ステイタスとは”社会における各個人の重要度を示す非公式な指標” / 人間はステイタスを上げて尊敬と厚意を集めたい欲求を持っている / ステイタスを決めるのは「金銭」「身体的魅力」「知性」「品位」 / ステイタスは慣習を作り、高いステイタスの慣習を模倣することでステイタスが上げられる / ステイタスは他者に発信し、他者に評価されることで決まる / “わかる人にはわかる”シグナルがステイタスのシンボルになる / 令和ロマンは1年かけてお笑いのステイタスを高めていたのではないか / ステイタスが自分の”好き嫌い”を規定する / 流行はどうやって生まれるのか
STATUS AND CULTURE ――文化をかたちづくる〈ステイタス〉の力学 感性・慣習・流行はいかに生まれるか? / デーヴィッド・マークス
[トーク内容]
マクドナルドどれくらいの頻度で食べる? / マクドナルドとビールが最高のペアリングだった / マクドナルドは昼のイメージがある? / 昼のポテチはカルビーで夜のポテチは湖池屋 / 好きなビールの銘柄論争 / ミズナラスティックで角を育てている / 科学的に高速で熟成された酒はステイタスシンボルとして成り立つのか / 肉のハナマサのジャーキーシリーズの良さ / 肉のハナマサに入店したときのトキメキ / 30代のうちに生活習慣を正すことの大切さ
#030 『上達の法則』
公開日:2025年1月26日
[トーク内容]
新年は新しく何かを始めるいいきっかけになる / 趣味が続かなくなるのは上達の実感が得られないときではないか / 何かに打ち込み上達をしていくことは生活にハリをもたらす / 人間の短期記憶は7~9チャンクと限られている / 様々なことを関連付けし、巨大なまとまった意味を作り上げる / 熟達者は物事を見る解像度が高く、細かく意味を見いだせる / ワインのテイスティングノートを書くことの有用性 / 全ての上達は模倣から始まる / 上達のために必要なのは反復練習と上質なフィードバック / 上達しないのは才能がないのではなく努力の時間が足りないから
上達の法則 効率のよい努力を科学する / 岡本 浩一
[トーク内容]
小川さんが話したかったチャック・パラニュークの話 / 社会人になり忙殺されている時にみるファイトクラブの効き目 / ファイトクラブが描く資本主義へのアンチテーゼにどう共感するか / 自分の内部にもつ別の人格 / イマジナリー佐藤可士和とイマジナリー佐野研二郎とイマジナリー原研哉と / ずっと学ぶことを楽しいと思えるかどうか / 人といたい人、1人でいたい人 / あるカテゴリーにおいて狂気を発揮するということ / 求道的に生きることへの憧れ / 小川さんの次回本編の予告
#031 『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史』
公開日:2025年2月9日
[トーク内容]
韓製英語「ファクション」が生まれた背景 / 「ソウルの春」が歴史の解像度の低さゆえに理解しきれなかった / APTに感銘を受けた3つの理由 / 軍事独裁から見る韓国現代史 / 韓国映画ユニバースにおけるチョン・ドゥファンの存在 / 軍事政権時代の映画からみる戒厳令の恐ろしさ / 映画「タクシー運転手」は主人公の光州事件との関わりを追体験できる構造になっている / ノーベル文学賞受賞作「すべての、白いものたちの」と光州事件の関係 / 韓国の文化に根付く「恨(ハン)」の概念 / おすすめの韓国映画をコメント欄やXで教えて欲しい!
韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影 / 崔盛旭
すべての、白いものたちの / ハン・ガン
[トーク内容]
読んでみてはオフ会で何をやろう / 参加者に本を紹介してもらう「読んでみてはトーク」が楽しかった / パーソナリティトークセッションの要否 / 前回の反省としてのノベルティの納期遅れ / Tシャツのワンポイントプリントをいい感じにしたい / 本と何かのマリアージュを紹介してみるのはどうか? / みんながどういうシチュエーションで本を読んでいるかを知りたい / 何を持って”読書家”と言えるようになるのか / 「読んでみてはトーク」のコンセプトを拡張してみる / ハードルを感じずに気軽に応募してほしい!
1人での参加でも安心です!
本を読まない人でも楽しめます!
「読んでみてはトーク」への挑戦は任意です!
今回はパーソナリティによる本の紹介もあります!
#032 『JK、インドで常識ぶっ壊される』
公開日:2025年2月23日
[トーク内容]
女子高生が描写するインド情景の鮮やかさ / アジアの国について空港からタクシーに乗る時のアルアル / 多感な時期にインドに移住するときの素直な心情 / 日々驚かされる”incredible india” / 少しずつ見えてくるインドのいいところ / 日本の教育水準を当たり前に思ってはいけない / 「日本に帰りたい」から「インドに帰りたい」への変化 / 多様性理解の本質は相手のいいところを見るということではないか / ニューロダイバーシティの潮流 / ASDの人には世の中はどう見えているのか
JK、インドで常識ぶっ壊される / 熊谷はるか
世界は私たちのために作られていない-ASD者の世界の見え方・歩き方 / ピート・ワームビー
なかなかリスナー歴が浅いんですが、「行かない後悔より、行って後悔!」ということで、勇気を出して申し込みました。
(きっと行って後悔することはないんですが。。)
楽しみ&ドキドキで行ってきます!!