お尻が痛いのです

大腸の手術(骨盤内蔵全摘術)から41日経ちました。
傷口はほぼ痛みがなくなり、新設した二つのストーマの管理(ストーマの様子、パウチの交換など)も順調です。

夜は尿路ストーマを蓄尿バックに繋いで寝るのですが、そのチューブも、ほぼ気にならなく眠れるようにもなりました。

あとは…お尻の痛みだけ。
まだ真ん中が出っ張ってるような違和感と鈍痛があります。
右足、内太ももの皮弁手術の痕(内太ももの皮と肉を骨盤内に移植した傷)の突っ張りもあるので、しゃがめない、座れない。
起き上がる時ものそのそ、もたもた(笑)

円座クッションを居間、自室、車内に用意してあり、それに座れば短時間なら座ってられるのですが、徐々に痛みが…

術後に比べたら、随分痛みも腫れも減ってきているのですが…
果たしていつまで続くのか…ずっと続くのか…

毎日、風呂上がりに薬(イソジンシュガーパスタ)を縫い合わせた肛門部分に塗ってもらうのですが…
「あー、ここまだ穴あいてるねー」
と、わたしの知らないわたしのわたしを、毎日覗かれては、おっかねーこと、言われてます。
(え?穴?どんな?なにが見えるの?え?)

説明を求めても、語彙のまったくないおかーちゃん…

あのね、ぐーっとなってるとこが、ポコっと…

前はピロピロしてたの、シュッとしたんだけど…

ちょんちょんちょんってなってて、プニッと…

と、意味不明(笑)

もう諦めました(笑)

とにかくこの痛みが無くならなければ、仕事復帰もままなりません…
もしかしたら、このまま退社することになるかも…

「癌」を治すこと第一に考えてた治療中は…
「とにかく死にたくない、治るならなんでもいい」
と覚悟してたんですが、いざ治ったら…
あれもしたい、これもしたい、とワガママが出てきました(笑)

普通に座ることができない、普通に仕事することができない。
普通に車に乗る、普通にトイレにいく、普通に過ごす。

そんな普通なことができないから、障害者なんですね。

ここのところ、そんなことを考えてます。

発病以前(1年前)のように、笑える日はもう、こないのです。

ま、なるようになる、ならないものは、ならない。
今の形に合わせて生活を充実させていこう。

お尻が痛い…(笑)

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