来週の今頃は…
肝臓の切除手術から1ヶ月半が経ち、傷口の痛みも癒え、かゆみが出るようになりました。
そして来週の月曜は…
原発癌である大腸の手術のための入院です。
なかなかの大手術になるようで、主治医の先生も少しビビってるよう(笑)
そりゃそうだ、骨盤内蔵(尿道、膀胱、前立腺、大腸)を取るんだからね。
手術は来週の木曜日。
朝イチ(8時)から半日がかりの手術です。
来週の今頃は…ICUかな?それとも病棟に戻ってるかな?
いずれにせよ、お腹にはパウチが2個ぶら下がってます。
「入院の時には持ってきてね」
と言われた障害者手帳の申請書類も用意したし…
「術後より、今の元気なうちに証明写真も撮って持ってきてね」
と言われた写真も用意しました。
てか言い方よ…遺影じゃねーんだから(笑)
明日と明後日で、他の細かい入院準備しようかな。
入院期間は、1ヶ月。
まぁそれは、先生が大事を取って長めに設定してある期間。
出来れば今年中、無理でも来年早々には退院したいっす。
術後、どんな体調の変化があるのか…
生活の質が、どれだけ変わるのか…
まったくわかりゃしません。
目の前に出てくる問題や課題を、その時々で悩みながら乗り越えるしかないっすね。
今ね、カレンダーを見返して思ってます。
症状が現れた時(痔かな?と思った時)にメンドくさがらず、恥ずかしがらず病院に行っておけばな…
大腸内視鏡検査で「小さいポリープあったんで、取っておきましたよ〜」で終わってたんだよな…
「死ぬかもしれない」なんて思うことなく、力仕事もバリバリできて…
美味い酒も、メシも食えて…
とにかく「元気」だったんだよな…
後悔しても始まらないし、時間は戻らないの、わかってるけど、後悔せずにいられない。
おかーちゃんに迷惑かけて、職場に迷惑かけて…
使わなくても済むはずのお金を使い…
楽しく仕事してた時間を通院や治療に費やし…
腹に穴をあけ、ばっくり切り…痛みに耐え…
しなくてもいい思い、かけなくても済んだ迷惑を、これでもかってくらいしました、この7ヶ月。
無駄に意地を張り、言い訳して検査行かなかったツケにしては、少々デカすぎるのではないか?と思いますが…
それも身から出た錆。
たぶん元気な人は、わからないですよね。
「まぁ大げさなハナシだよな、俺には関係ないけど」ですよね。
俺もそうだったから(笑)
でも「普通」の暮らしを守るため…
「普通」に生きるためにも…
少しでも体調に異変を感じたら、検査してください。
何も無かったら…
「ほれみろ!なんもなかったわ!」
って笑えばいいだけ。
感じた異変も、気にならなくなります。
俺には幸いにも、心配かける親族がいません。
その代わり、誰にも相談できず、ただ毎回病院に付き添い、先生にバカみたいな質問を真面目な顔でするおかーちゃんには…
多大な迷惑、心配をかけました。
これからも、かけます。
愛する人、親しい人、両親、きょうだい、子供…
心配や迷惑をかけないためにも、検査に行きましょう。
もし退院できたら…
小さな異変でも、病院行きますよ、おれ。
だって怖いもん、痛いもん。
来週の今頃…
まず、生きてるか死んでるか。
そして、手術が成功してるか失敗したか…
わかります。