アーカイブ/2022年12月号
ペットを守ろう!電磁波リスクと対処法
文明生活において、電気は絶対に必要な時代です。ということは、電気の副作用である「電磁波」から逃げることはできません。
とはいえできるだけ害を少なくしたいもの。本号では日常でできる対策をご紹介しましょう。
電気の使用量は・・・
日本の電気使用量は、50年でなんと10倍になっています。それでいて、電磁波の規制は世界一ガバガバなのが現実です。
スウェーデンやドイツのように規制が厳しかったり、欧米仕様のアースが取れるコンセントであればいいのですが、家電のほとんどが100V対応の日本ではアースひとつとってもなかなか改善されません。
でも、そういう中で自分たちにできることを、できる範囲でやっていくことにもちゃんと意味があります。諦めずに対策していきましょう!
対策の基本は「アース」と「距離」
電磁波対策は、大きく分けると「電場」と「磁場」それぞれへの対策になります。「電磁波」とはひとつのものではなく、「電場」と「磁場」の「波」のことで、ふたつの異なる性質をもったエネルギーのことを表現しています。性質が違う以上、対策もそれぞれ異なります。
また、おうちの構造や材質によっても変わってきます。
「電場」の場合は「アース」を取ることで影響をかなり軽減できます。冷蔵庫や洗濯機、食洗器など、製品そのものにアース線や3口のプラグがついている場合はアースが必要であるのだとわかりますが、2005年以前に建てられた物件の場合、アースを取れるコンセントがない場合も多いです。
そうしたケースで使える、良い対策グッズがあります。
「磁場」の場合は「距離」を取ることで影響を軽減できます。電子レンジが回っている時は近づかない、というのはよく知られていますが、あれは磁場から逃れているんですね。
スマホは通話する際や充電の際、電場・磁場ともエネルギーが高くなります。通話時はハンズフリーでの会話、あるいはイヤホンの使用を心がけましょう。
Bluetoothは悪影響がありますので、有線のイヤホンを選びましょう。とにかく頭に近づけないこと。充電器をペットの近くで使わないこともポイントです!
電磁波軽減対策セミナー
電磁波対策をするためには、まず電磁波のことを知る必要があります。「まず引き算をして」から対策グッズを使えば、効果もよく出ます。
ということで、電磁波の対策セミナーを開催しております。2時間くらいで「電磁波って何か」「家のどういう場所が高いのか」「どういう対策ができるか」をお伝えしています。
受講料がかかりますが、受講後特典(期限あり)で割引が使えますので、うまく使うと受講費無料で電磁波の知識を得て対策が打てるようになります。
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引き算を先に
電磁波リスクをはじめ、日用品公害や食品添加物、放射性物質など様々な有害物質、環境負荷があります。
対策する際、人はどうしても「良いサプリを摂ろう」「対策グッズを買おう」と、足し算をしがちです。しかしどんなに良いものを買って使ったとしても、同時に毒を取り続けていては意味がありません。
まずは今入って来る毒を止める、そこから離れる、入れてしまったものはなるべく出す。引き算を先にして「よいものが入るスペース」を確保しておきましょう。