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ピラタスの丘より

ご挨拶

はじめまして、ドッグライフコーチ・石井美帆です。
私は今、引っ越し業者さんが持ってきてくれた段ボールにしみついた
車の芳香剤臭で喉を焼かれながら、この記事を書き始めています。
2022年3月に当地・蓼科に引越して半年。まだ半年、たった半年。
しかし、その間に体験したことはあまりにも濃く、そして、酷なものでした。

私にとって、八ヶ岳は亡き愛犬とよく旅をしたエリアです。
清里、小淵沢、原村、足をのばして車山、霧ヶ峰、美ヶ原。
何度も訪れてはたくさんの大切な思い出を作ってきました。
どの旅も素晴らしく、空気は綺麗で、亡き愛犬にとっても八ヶ岳は
きっと大好きな場所であったと思います。

だからこそ、自身が化学物質過敏症を発症した時
曝露から逃れるための避難所として、東京に住める家が見つからなかった時の移住先として、八ヶ岳を選んだのでした。

コロナ禍による移住ブームもあり、今、八ヶ岳エリアだけでなく
別荘ライフに憧れる人が増えています。
しかし、今私がこれを書いている標高1800mの地には
大きな問題が待ち構えていたのです。
それは東京と同レベル、いえ、東京より激しいレベルの

「日用品公害(香害)」

だったのです。

別荘地に集う人々

移住の際、地元のコミュニティに溶け込む自信がなかったり
家のメンテナンスにサポートが欲しい時、別荘地は魅力的な移住先として映ります。
また、都市部で暮らす人から見ると「別荘地に住む=自然が好きな人」という思い込みがあります。

もちろん、自然が嫌いで別荘地に住んでいる人はいないと思いますが…

「自然が好き」という言葉は、言語としての情報です。
非言語の情報を踏まえると、「自然が好き」な人にも色々な種類がいることがわかります。

◆自然を保護する人
◆自然に敬意を持つ人
◆自然を尊重する人
◆自然に感謝する人
◆自然を利用する人
◆自然を消費する人
◆自然を搾取する人

これらの「行動」をする人すべてが、口を開けば同じ言葉
「自然が好き」を発するのですね。
ですから人の本心を知るには、言葉ではなく行動を見る必要があります。

私が半年かけて見てきた別荘地の人々のほとんどは、
最後の3行に当てはまる人でした。

これから書いていく記事には、別荘地の出来事の他
八ヶ岳エリアを「生活の場」とし、衣食住を賄った体験をお伝えしていきます。
是非続けてお読みいただければ幸いです。

そしてこの記事が、別荘地に憧れる人だけでなく
別荘地に実際に暮らす人、別荘地を管理する会社、別荘地を抱える自治体の人々に届くよう、活動していきます。

ではまた次回の記事にてお会いしましょう!

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