11_近江リネン「リネンは人類最古の繊維」
※この記事は「帰ってきたMONPE週間」2023年8/1(火)-7/21(月) に付随した特集記事で、メールマガジンでリリースした内容をアーカイブしています。
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さかのぼること1万年
リネンはヒトと共にあるのだ
綿、羊毛、ポリエステル、麻。服になる素材はさまざまだ。今回は、春夏の素材なイメージがある「麻(リネン)」のMONPEについて紹介したい。
リネンは、吸水・発散・速乾性に優れており、汗や水を吸い取りすぐに発散してくれるので、長く穿いてもサラッとした着心地を楽しめる。さわるとひんやりとした質感を感じられるのも他の素材にはない特徴だ。
そんなリネンだが、実は人類史上”最古の植物繊維”であることはご存じだろうか。リネンが生まれたのは、紀元前8000年頃。チグリス川とユーフラテス川に挟まれた平原「メソポタミア」(世界史の最初の方で出てくるやつ!)で原料となる亜麻(あま)の栽培が始まる。このとき、人類が初めて狩猟採集での生活から農耕を中心とした定住生活をはじめた。
メソポタミアは世界最古の文明が発祥した地と言われる。人が土地に定着し、畑を耕し、住居を建て、集まって暮らせば、そこに社会が生まれ、文化が生まれ、文明となっていく。リネンはその文明の発祥において、人の体を纏う「衣」として大きな役割を果たしたのだ。
リネンが日本にやってきたのは、明治時代。今回コラボでMONPEをつくった「帝国繊維」が大きく関わっている。この話も面白いので、詳しくはコラムを読んでほしい。
<関連コラム>
・知れば驚き「リネン」の話 / 前編 「麻ってなんなの?リネンってなんなの?」
・知れば驚き「リネン」の話 / 後編 「ヒトとリネン – 人類最古の繊維 –」
<補足>
最初にリネンが春夏素材のイメージがあるといったが、実は通年通して楽しめる素材だ。リネンの原料の亜麻は繊維内に空洞があり、暖かい空気を含んで保温性がある。MONPEの生地自体が薄手でも厚手でもない生地感なので、ぜひこの季節に限らず着ていただきたい。
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