04_バラエティ豊かな織元たちが久留米絣をさらに面白くする！

※この記事は「帰ってきたMONPE週間」2023年8/1(火)-7/21(月) に付随した特集記事で、メールマガジンでリリースした内容をアーカイブしています。
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もんぺ博 in 八女と大洲
今回参加の4織元をご紹介！

もんぺ博覧会 in 八女と大洲が8月10日(木)から始まる。
八女会場では、うなぎの寝床オリジナル（UNA PRODUCTS）に加え、４軒の久留米絣の織元さんのもんぺもずらりと並ぶ。

久留米絣にいろいろな柄が生まれるのは、個性豊かな織元さんの存在があってこそ。今回は、もんぺ博覧会に参加いただく織元さんたちについてや販売するもんぺの特徴をご紹介したい。

久留米絣の「正統派」　
野村織物　4代目野村周太郎さん

2023年4月に創業125周年を迎えた野村織物。約20軒ある久留米絣織元のなかでも、しっかりと柄を構築する”正統派”として知られている。野村織物のイメージ柄は、花菱と格子の柄を組み合わせた「花菱格子柄」。柄を美しく出す技術が盛り込まれている。普通のもんぺ以外にも、ワイドパンツ、七分丈などある。普通もんぺの形は標準。

新たな道を切り開く「開拓者」　
丸亀絣織物　5代目丸山重俊さん

久留米絣の青年部を率いる丸山重俊さん。「先を見通す」とされるレンコンの柄が丸亀絣織物のシンボルマーク。農業高校から服飾専門学校へと進み、自分の布から服をつくり続ける。昔からあるもんぺの形が最強としながらも、サルエルパンツなど時代に合わせて進化・挑戦を続ける。もんぺの形は太め。

久留米絣の世界は「アート」　
下川織物 ３代目下川強臓さん

「かすり」をアートと表現する強臓さん。手描きの「図案」をもとに織ると、図案にない「かすれ」がでる。その計算できない、予測不能で面白い久留米絣を「図案」作りを通して世界中の人に紹介したい！と、世界を飛び回り、日々実践する。下川織物のシンボル柄は円満、調和、ご縁を願う七宝柄。 もんぺの形は標準。

絣を身近に 絣の「伝承者」　
坂田織物 ３代目坂田和生さん

今年の春、工房の横にカフェをオープンした坂田織物。和の柄も、現代風の華やかな柄もつくる幅広くバラエティに富む色柄が特徴。地味だけど日々真剣に取り組む職人の存在があってこそ、との思いで自ら伝統工芸士となり、絣を身近に感じてもらいたい！と久留米絣の伝道者として歩んでいる。もんぺの形は標準。

それぞれ個性溢れる久留米絣の織元さんたち。同じ「もんぺ」でも、太めだったり、形や長さが違ったり、織元によって異なります。ぜひ八女のお店でいろいろと履き比べて楽しんでもらいたいです。

※写真で使用した各織元さんのもんぺは、販売状況によって在庫がない場合もございます。予めご了承ください。

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