【スタッフに聞く】 みんなの漆器 体験談
『【旧寺崎邸・ららぽーと福岡店】 迎春特集 飾る盛る願う』に付随した特集記事です。メールマガジンの新規登録はこちら。
大根、白菜、ネギ、ごぼう...冬野菜のお鍋が美味しい季節ですね。これからの食卓などでおすすめしたいものに「漆器」があるのですが、どこか「敷居が高い」ように感じてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に使ってみるとそんなことはなく、「気軽に毎日使える」ものなんだとお伝えしたい!
そこで今回は、うなぎの寝床のスタッフが実際に漆器を使ってみたり、日常的に使っている体験談をご紹介します。
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手にすると「熱くない」
口にすると「温かい」
<久次:翁知屋 汁椀>
普段は陶器や磁器がメインで、漆器を使うことはあまりありませんでした。使ってみると、陶器では熱くて持てなかった料理も、漆器だと「熱くなく」、口にすると冷めにくくて「あたたかく」感じました。縁は程よい厚みで口あたりも滑らかで優しいです。使用した「汁椀」は高台も高く、器自体が大きめなので、具沢山な汁物にも使い勝手が良い。手が大きい方にも使いやすそうです!
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漆器”風”では味わえない
美味しい食卓
<石川:川連漆器寿次郎 寿次郎碗>
以前はプラスチックの漆器風の器を日常で使っていたのですが、樹脂のようなニオイがする気がして悩んでいました。それから寿次郎さんのお椀に変えてみて、とにかく味噌汁がうまい!口あたりが優しく、味噌汁の味と香りがそのまま感じられます。持ったときのフィット感もほどよいです。
洗ったらすぐ拭くようにしていて、2年ちょっとで日々のルーティンとなり、とくに面倒臭いと感じていません。むしろ買ったときよりもツヤが出てきて愛着が湧き続けています。ついつい撫でてしまいます///
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どのみち器は洗うし拭く
いっそ早めに洗ってしまおう!
<荻野:ろくろ舎 汁椀>
ろくろ舎の酒井さんとお会いして、話がおもしろくて気づいたら漆器を手に入れていました。「使ったら早めに洗って拭かなければいけない」と言われる漆器は、どこか使う人を選ぶ雰囲気があると感じます。食べ終わった食器をシンクに貯めがちな自分にとって、ちゃんと付き合えるのか不安でした。が、いざ使ってみると「洗う・拭く」の動作を割と普通にできるようになりました。
使った器はいつかは洗います。洗い終わって干しておく器も、使うときに濡れていたら拭かなければいけません。いつかは必ずやらなければいけないことは、どうせなら早く済ませる方が気持ちがいいと思うようになりました。道具が自分の背筋を伸ばさせてくれたような気がします。
p.s. 正直にいえばど〜うしてもめんどくさくて器を洗っても拭かない時があります。それでもすぐに何か問題が起きたりはしませんでした。気にする必要はあるけど、気負う必要はないと自分は思います。
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軽い、だから、壊れにくい
アウトドアでも使える気軽さ
<春口:関美工堂 nodate mug>
普段水筒を持ち歩いているのですが、水筒のニオイが気になるのでコップに移して飲むことがあります。そのため家の中だけでなく外でも使えるコップをプラスチック以外のものを探していました。
漆器は「木」の器で軽く、うっかり落としても割れにくいので気軽に外に持ち出せます。冷たいものから熱いものまで対応可能。紐付きだからバッグに吊るして持ち出せて、引っ掛けておくと飲み口が下になって乾かせます。漆や木という素材の特性を活かしたアウトドアでも使える器なので、日常でも気軽に使えるのがいいです。
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今回は漆器を使ってみた、もしくは使っているスタッフの感想や体験をご紹介しました。漆器はイメージするよりも気軽に、気兼ねなく使えるものだと私たちは思っています。冬の温かい汁物、お正月のお雑煮など、活躍するシーンも多い季節なので、良かったら体感してみてください。
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