八女とみんなとはんてんと⑤ 移り住むこと、暮らすこと
今日のはんてんはこちら。左から「nagomi HANTEN」と「子供奴」と「枇杷奴」。
はんてんは男女兼用。お子様用のはんてんもあります。はんてんを着た家族団欒の時間にお邪魔しました。
行本さんご一家は福岡市内から昨年八女に移住。その一年前から空き家を購入し、自分達で八女に通いながら独学でリフォームされたそうです。新たに移り住んだ行本さんから見るこの町の魅力は何なのか、聞いてみました。
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田舎だけど田舎っぽくない、風通しの良さ
行本さんが八女に興味を持ったきっかけは、たまたま友達に誘われて八女に訪れたことから。そこで旧八女郡役所の高橋さんなど八女の面白い人たちと出会い、何度か通う中で本や音楽など、個人の好きなことを伝え合える環境があることを知ります。こどもが生まれて広いお家で生活ができたらと思っていたこともあり、移住を決意されたそうです。
「外側から来た人が町の中に住むのが特殊じゃないから、住むイメージが持てた。風通しがいい町だなと思った」
うなぎの寝床を含め、八女には移住してきた方や市外からお店を出される方も多くいます。行政の移住者支援も手厚いです。自分自身も移住した身ですが、住んでいる町の雰囲気も外から来た人に寛容な印象も受けています。住む人の実例、行政の支援、実際の町の雰囲気。これらが揃っているからこそ、風通しの良い町と感じられるのかも知れません。
おもしろいまちだから
自分もおもしろいことがしたい
八女に住み始め、この地域で起こる様々な催しに足繁く通われている行本さん。実は今度の12/10に旧八女郡役所で音楽イベント「Dance in Gunyakusho(ダンスイングンヤクショ)」を企画されています。
「八女でやっているおもしろいことを自分もやりたいと思った」
音楽好きでDJもされる行本さんは、福岡の友人DJも呼びながら音楽を通して八女の人たちや地域内外の人が気兼ねなく集える場にしたいと仰っていました。おもしろいと思える環境の中で、自分がおもしろいと思うことを形にしていく。町がそれを受け入れて、循環していく。八女にはこうした心地よい風が流れています。
人の連なりが町の風景
町並みはつながっている
はんてんを着ていただきながら、町屋再生に携わる方から、ものをつくる方、商いを営む方、移り住んだ方まで、様々な八女の人にお話を伺いました。
町並み、自然、人。姿や形は変えつつも、この土地の風景はつながり続けています。そこにはこの土地で暮らす人々の営みがあり、つなげようとする人々の思いがあるからこそ残っていると改めて思います。そして今生きる人たちがこの土地の上で活動する姿が、未来の町の風景へとつながっていくんだろうとも思います。その上で、自分は何ができるのだろうと考えたりもします。こうした個人の営みが連なり、ゆるやかに町の風景につながっていけばいいなと思います。
これまで積み重ねてきたものと、今暮らすひとがつくるものとが重なり合う町の風景。ぜひ八女を訪れて感じてみてほしいです。ついでにうなぎの寝床にも立ち寄って、はんてんを着てみてもらえたらなお嬉しいです。
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うなぎの寝床 ららぽーと福岡店
2023年 11/23(木)〜12/11(月)
営業 10:00〜21:00
休み 施設休業日に準ずる
住所 福岡市博多区那珂6丁目23-1 1F(会場アクセス)
うなぎの寝床 旧寺崎邸
2023年 11/30(木)〜12/18(月)
営業 11:00〜17:00
休み 火、水(祝日営業)
住所 福岡県八女市本町327(会場アクセス)
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