あさひなぐ、完結!!!!!!
うなぎです。
こざき亜衣先生の漫画、あさひなぐの最終巻である34巻が発売されました。お疲れ様です。最高でした。
僕があさひなぐに出会ったのは2017年の実写映画のときでした。電車内で広告を見かけ、薙刀の話って珍しいなと思ったのと単純に高校生の部活モノは好きなので見に行ってみました。白石麻衣さん演じる宮路真春がめちゃくちゃ綺麗だったのを覚えています。
当時の感想→ https://privatter.net/p/2823459
そこでハマって、漫画を買い始めました。漫画で見るあさひなぐは、映画よりもずっと泥臭くて、一堂さんの態度も500倍くらい悪かったです。
漫画でなによりも感じたのが、各キャラのリアリティというか解像度がめちゃくちゃ高いということです。一人一人に血が通っていて生きている人間であると思わせるほど描写が細かく、繊細で、だからこそ読んでいると感情がどんどん入っていってしまいます。
また、キャラクターたちのリアリティがあるという分、明確な悪役がいないのもあさひなぐの好きなところです。悪いヤツを倒して終わり、というストーリーではなく、試合を通じて「分かり合う」ことが何度も描かれていて、それは試合をしている二人だけでなく、見ているチームメイト、そして我々読者にも伝わってきました。
旭が、真春が、二ツ坂の皆が最後まで諦めず挑戦し続けたからこそ辿り着けた結果だったと思います。こざき亜衣先生、本当にありがとうございました!
こざき亜衣先生のTwitterにも上げられていましたが、巻末のオリジナル漫画、あの数ページでめちゃくちゃ泣けるのでオススメです。