犬も歩けば介護予防④ 状態の把握
いつもとはなにか違う、愛犬の変化に気付いたら…どうしよう?
そんなときには、まず動物病院です。
どのタイミングで行くかは飼主さんによるのですが…
わたしは気付いたときがタイミングだと考えています。
特にシニア犬について、動物病院に連れて行く意義は以下にあると思います。「異常ありません。大丈夫ですよ」と言われるために行く、です。
その理由には、飼主の安心感(=犬の落ち着き)がありますがほかに、
①現在の状態把握になる(健康時と、その後の容態との比較もできる)
②犬の時間経過は人よりも早く、病気が進行しやすいまたは痛みが強くなる
③病気の進行はかえって医療費が余計にかかる
以上の3つが考えられるためです。
「様子を見る」ことは「看過する」につながりやすいのも事実です。
医療に関しては、まず獣医師に相談、診察・診断をしてもらってくださいね。
また、なかには動物病院に行きたくても行けない場合もあると思います。
①歩けなくなった大型犬の移動がむずかしい
②車の運転ができる人がいない
これら、移動手段が確保できない場合です。
その際は、次の方法を探してみてください。
①ペットタクシーの利用
②送迎(犬のみ)または代理受診を行っている犬の介護士などに頼む
③訪問診療をしている動物病院、獣医師に来てもらう
④移動の工夫をする(シーツや布団を担架のように使い、車に乗せるなど)
これらの利用先が見つからない場合は、信頼できるトリマーやドッグホテル、老犬ホームなどに問い合わせてみるのもひとつの方法です。
こういったときに「紹介できる先があるかどうか」も良いペット業者を選ぶときの目安です。
もちろん、犬の介護士があなたの町にもしいたら、問い合わせてみてください。きっと喜んで、飼主であるあなたと愛犬の相談にのってくれると思いますよ♬
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