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飽きるまで一緒にいてね

先日、お付き合いしている人と3年を迎えた。

私と彼の出会いは高校1年生のとき。私に新しくできたお友達とクラスが同じだった男の子。

当時はtwitter全盛期でね、いいねしたらやります!みたいなの‥流行ってて(笑)それが送られてきてちょっと会話が続いて急にQRコードが送られてきて、LINEを始めることになった。
話してて楽しかったけど、それだけ。こ〜んなにLINEしているのになんで話さない!?ってくらい3年間で学校では片手で数えられるくらいしか話さなかった。
なお、その間にLINEが途切れたことは1度もなかった(笑)

気付けば卒業して、専門と大学って全く違う道に進んで‥日を空けることはあったけどなんでかやっぱり途切れなかった、しかもなっがいの!返すのに時間がかかるやつ!(笑)
そろそろいいか‥?なんで逆に話す内容あるんだ?なんて思ってたらLINEが続いてから数えること

なんと!4年が経った時にひょんなことからご飯に誘われた。

ちょっと興味本位で行ってみた。
直接長時間話したこともないのに、どんな感じになってしまうか気になった。
人見知り感すごくて、でもがんばってた、内定おめでとうってご馳走してくれた、優しかった。

夕焼けが綺麗で、空が可愛い!って言ったらその表現初めて聞いたな〜って笑いながら、かわいいねって一緒に空を見上げてくれた。

帰宅後、ありがとう〜って送れば終わるはずなのに、それなのにLINEはいつになっても終わらなかった。

数日後の誕生日に急にプレゼント渡したい!って言われた。

申し訳なくて断ったら、消耗品だから!ってよくわからない答え返ってきた。

学校の帰り道に彼の最寄駅で降りてみたら、無印のお菓子とか飲み物これでもかってくらい紙袋に詰まってた、しかも私が数人にしか好きなのって話したことないミルクケーキ、多分友達に聞いたなってセット。会っていない間に彼が考えてくれた私の時間を想ったら少し愛しく見えた。

帰ってから普段より積極的にLINEを返してみた、頻度まで合わせてきた。
振り返ってみるとそれまでの4年間も私と同じ間隔をあけて返信してくれていたことに気がついた。

なんか水族館に行くことになってしまった。

1日一緒にいてみるか〜と思った。

その時は2人ともペーパードライバーに近かったのに運転するよ!って言われた。

前日に急に気になっているんだよねと伝えられた。

そりゃ、恋愛の匂いはプンプンしていたけれどさ!身構えてしまうじゃないか!
奥手のくせに!ってちょっと憎んだ。

人生で1番緊張した待ち合わせ。

ご飯に行った時よりも運転が上手になっていた。気がする。
(後日聞いたら練習してくれていた+お友達を連れて水族館まで下見したらしい(笑))

な〜んかとっても楽しかった。ずっと雲の上にいるみたいなふわふわしている感じ。ずっと笑ってた、直接でも会話は途切れなかった、ありがとうとごめんねを欠かさない人だった。
あるトラウマで男性から距離を置いていた私だから、変に距離を詰めてこないところも居心地が良かった。
〇〇がすごい良くて!とかプランが計画通りで!とか、レディーファーストで!とかそんなことは全然なくて(笑)
でも、私がいやだな〜、とか気に触る行動を1つもしなかった。

帰り道の車の中で、好きになっちゃったって言われた。

いま〜!?全然奥手じゃないじゃん‥って思ってるのも束の間、私の好きなところを30分間話し続けていた。正気?って思ったけど、全然本気ぽかった。

ちゃんと聞いているとちゃんと私のことを見てくれていることばかりだった。

昔から、見た目で入られ(いい意味で使っていないのでご愛嬌ということで)
見た目の雰囲気と中身の雰囲気にギャップがあると言われる私。
いい意味ならまだしも、中身が可愛くなかったんだと思う。
しっかりしすぎていたんだと思う。人に甘えることができなかった当時。

外見のことを言われなかった、初めて中身を見てくれる人だった。
人によってはそれがいやポイントかもしれないけど、私は嬉しかった、いや、その背景すらも見透かして中身の好きなところを話してくれていた感じかな。(帰宅後友達に"がんわいかった‥!!!って送ったのを知った今だからかもしれないけどね)

それに対して私は ありがとう としか返せなかった。

帰ってから失礼なことしたな〜と思った。

それと同じくらいまた会いたいかもって気持ちもあったから、そのことを説明しながら近日中にご飯に行ける日を聞いてみた。

今日でも!明日でも!いつでも!早く会いたい!

って返ってきた。もう付き合っているのか?と錯覚するレベルの返信。

そんな感情を抑え、気持ちの整理もしたかったので冷静に2日後を提示した。

当日、またお迎えに来てくれた。

告白なんてしたことなかったから、心臓が飛び出てしまいそうで、正直覚えていないけど、いつになっても私が話出せないので、寄り道をたくさんしてくれたことは覚えてる。し、とうとうあっちからどう思ってる?俺のこと。って言わせてしまったことも。(笑)

正直に好きかはわからないけど、素敵だと思ったところ、嫌だと思わせてくることがなかったことを伝えたら、そこまで考えてくれているなら好きにさせる自信あるから付き合ってほしいと言われた。

友達に言われた「結婚するわけじゃないんだから、まだ若い!付き合ってみればいいじゃん!」を思い出して、付き合ってみることにした。

これからお願いしますって向き合った。

長くなってしまったけど、これが私たちの付き合うまでのお話。

気付けば、3年が経った。

LINEは7年間途切れていない、現在進行形で(笑)

結婚も考え始める年齢になっている。

そんな付き合ってからの近距離、遠距離のお話はまた今度。

少し忘れていた気持ちを思い出した気がするので、今から彼に愛を伝えてこよっと。

飽きるまで一緒にいてね、私はまだまだ一緒にいたいな〜って思ってるよ。

ちなみに写真は初めて一緒に行った水族館の写真。へへ。

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