20230723 Voss → Oslo ベルゲン急行で鮭おにぎり
晴れ 24℃くらい
朝のんびりと過ごしてから宿を出て、歩いてVossの駅へ。
たくさん回り道をしながら向かう。とても良い天気で日差しが強く、日向は暑いくらい。山の方からはパラグライダーもたくさん飛んでいた。
湖の横でしばしくつろいで、13時過ぎの列車に乗り、6時間ほどかけてOsloへ向かう。NORWAYノットシェルというパックチケットに含まれている区間でもある。でも今回はとても変則的な旅程なのでノルウェーでのチケット類は全て事前に個人手配した。
お昼ごはんは朝握った鮭おにぎりにチキンラーメン、そしてサバのトマト煮缶。魔法瓶に熱々のお湯を持ってきたので充実したランチになった。
ベルゲンーオスロを結ぶこの鉄道はかなり有名で、途中で氷河鉄道にも乗り換えられたり、高地の避暑地を通るのでほぼ満席と混んでいる。
ノルウェーは客車に犬を連れられるので近くの席にもいるけど、しっかりトレーニングされているのか落ち着いていて、静かに床に寝ている。街なかでもキャンキャンしてしまうような犬は全然見かけない。
結構カーブが多い行程で、スピードはそこまででていないみたい。
1時間ほどすると森林限界を超えて、残雪があるエリアを通る。それにしてもかなり街から離れている地域でも、大自然の中でも、必ず数軒の家が建っている。
自転車やハイキングしている人も車窓から見え、ここらへんで夏過ごすのはノルウェーの人たちのメジャーな休み方なのかもと感じる。
氷河の近くも通り、雪解け水でたくさんの湖ができていた。昨日まで車で巡っていた地域から山脈を2つくらい越えた南側を進んでいる。乗車時間が長いのでみんな思い思いに過ごしていて、反対側に座っているご婦人はずっと毛糸の靴下を編んでいるけど、めちゃくちゃ手が早い。
3時間くらいで高山帯を抜け、森や牧場を通る。山の上では透明だった水が、下流では土壌の成分が混ざってか黒みがかった色になっていた。だんだんと坂道が緩やかになっていく。
単線なので途中で何度も止まって、下りの電車を待ったので、最大30分近く遅れていたけどオスロについたときには15分程度の遅れになっていた。
オスロに到着の少し前までは森とせせらぎが見えていて、オスロは少しだけある平地に大きな港ができた街なのだなという印象。
しばらく田舎にいたので高い建物と人がたくさん、と思うけど、そう言ってもそんなにごみごみはしていない。
列車を降りて、地下鉄に乗って宿へ行き、今日はもう遅いのでピザのテイクアウトを夕食にしておしまい。
お酒でも買おうかと思ったら、ノルウェーでは小売店は20時以降アルコールを販売しないらしい。バーやレストランだけとのこと。それだけアルコール依存の対策が必要とされているのだろう。ノンアルで乾杯した。
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