20240702 Lisbon ジェロニモス修道院の行列、元祖エッグタルト
昨日歩きすぎて足がガクガクになってしまったので近隣しかいかないことにする。
とりあえずランドリーへ行って洗濯を回している間にジェロニモス修道院へ。11:30-12:00の時間指定のチケットを持っていても問答無用で炎天下の長蛇の列に並ぶので、日傘と水がないと本当に危険。周りの西洋人がなんの対策もしてないのが心配になるくらい。
あと並んでいる間しきりに物売りが水や日傘や帽子やお土産を売りに来ますが全然圧が弱い(東南アジア比べ)。
11時半前に並び始め、結局入ったのは12時少し過ぎ。指定の時間が過ぎても問題ないみたい。列は2つあって、向かって右が無料で入れる教会への列、左が修道院内への列。
ちなみにチケットをその場で買おうとすると少し離れた別の場所で買って、さらにこの列に並ぶようなので絶対ネットで買うべき。
無事入場して思ったのは他の修道院を見たことないので比べられないけど、とてもゴージャスな印象。修道院って簡素なイメージだったけどとにかくポルトガルスゴいって感じの権威を持った建物。石の可能性が追及されていた…
修道院をぐるっとみてから、出口を出てもう一度教会の列に並んで教会を見る。こちらの列は大して待たずに入れた。中にはバスコ・ダ・ガマの遺体(柩入り)が安置されている。ここに戦国時代の少年使節団が来たなんて、という思いでみるとびっくりなんてものではなかったでしょう。
彼らが帰国するとキリスト教が禁教になっているとはね。
見終わったらまたランドリーへ20分ほど必死に坂を登って戻り、すっかり洗濯は終わっていたのでさらに乾燥機に30分かけている間にお昼ご飯を食べた。
ランチはランドリーから歩いて10分くらいの地元の食堂。なんだか豚肉を煮焼いたものの上に目玉焼きが乗っているというその店のおすすめを注文。これがとっても美味しかったです。豚肉久しぶりだったけど、肉そのものが美味しかった。
そしてまたランドリーへ戻り回収してバスに乗って一旦宿へ。
なにせ快晴のリスボン、日差しが強すぎて目が眩みそう。シエスタは合理的な配慮だと実感できる。というかこのところの東京には絶対にシエスタが必要だと思う。
宿では荷物の整理をしたり、ウズベキスタンの電車をまた予約したり(45日前にならないと予約できないため)して、のんびり過ごす。
夕方また町に降りて、タイ古式マッサージに行ったり、タイルの写真を撮って回ったりとリスボン最終日を満喫した。
夕食の前に、ベレムの名物 pastel de nata いわゆるエッグタルトの元祖の店Pastéis de Belémに寄ってテイクアウトする。売り場の感じは鎌倉の豊島屋本店を強く思い出すような感じ…鳩サブレを買いに来た気持ちになる。
夕食はまた地元感ある食堂で、トマトのサラダ、魚介のリゾットを注文。最終日なので、この旅始めてのアルコールも注文。ポルトガルの白ワイン、ミニボトルで€3とやはり安い。とても美味しくて、あまりお酒を飲まないのもあり少し酔っ払い、隣席の親子連れの5ヶ月の赤ちゃんにかわいいかわいいと話しかけたりして楽しく過ごす。
デザートは?と店員さんに聞かれて、Pastel持ってる!というとそれは良いね、とにっこり。
宿に戻ってデザートのエッグタルトを食べる。とてもおいしい!ちゃんと粉砂糖とシナモンが別添してあるあたり老舗のこだわり。持ち帰ってもまだ皮がパリッとしていて、クリームはふわふわ、何より食べたあとの重さを感じさせないのがやはり名店たる所以かな。
夕方になると風が吹き始め、夜にはいつも強い風が吹いている街リスボン。
また来たいところです。