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20240806 Istanbul 日帰り黒海

晴れ 30℃くらい

また海が見たいな〜と思い、せっかくなので黒海を見に行こうと早めに出発。イスタンブールから30kmくらいだし路線バスの乗り継ぎで行ける。
まずはカドキョイから前回と同じ15Fのバスに乗り、とりあえず海沿いを北上。どこかで15Dのバスに乗り換える。

海岸線をうねうねと進むバス。朝は釣り人がたくさんいる。
イスタンブールではバスを降りるボタンを押したのにドアがあかなかったりするとみんなで威勢よく声を出すし、降りたあとも運転手さんに、一言二言絶対なんか言うし運転手さんも応酬するのをしばし見かける。男女共に。
バスの途中でトイレに行きたくなり、Beykozで乗り継ぎも兼ねて下車して、有料の公衆トイレに立ち寄る。バスカードが使えて3TL(15円弱)だしとてもキレイでした。
接続が悪かったので30分ほど待ったけど、バス自体は意外に時間通りに来た。

Beykozを出ると海岸線を離れ山の方を通る。お客さんは食料品や日用品を山ほど持った地元の人が多い。ご婦人方のスカーフ率もupしたのと、スカーフにオヤがついていることも多く、どれもとても素敵。ここまで来ると別荘地と言うよりは生活感が増してきた気がする。

なんか今帰仁みたいにみえる(トルコです)

山はかなりしっかりした広葉樹の森。時折お墓がまとまってある。イスラムのお墓はとてもシンプル。お花とかも見ない。
森の合間に畑もたくさんある様子。時々電波が途切れることもある。

40分ほどで目的地、Anadolu Feneriに到着。
思ったよりちゃんと町だったので一安心。スーパーもある。
地図では岬の方に灯台とモスクがあるようなのでひとまずはそこを目指して歩くと、ものの5分足らずで到着。

岬のモスクとわんこ

モスクの横が展望台のようになっていて上から海岸が見える。すごくきれいな海。

海だー!!!

どうやら降りる道がありそうなので脇道から急な坂を下って行くと、ボートがたくさん並んでいる浜辺に着いた。
ゴツゴツとした岩と石の浜と透き通った海。3組くらい人がいるだけ。とりあえず行けるだけ黒海側へ行ってみようと岩場を貼り付くように移動する。途中で海に足が浸かったりして気持ち良い。水はぬるいくらい。

波もほとんどなく静か

端のほうまで行くと釣りをしているおじさま二人組がいて、挨拶すると、ここから先は軍の所有地なのでいけないよ、とのこと。しばし風景を眺める。

左手側には第三ボスフォラス大橋Yavuz Sultan Selim Bridgeが見え、右手側はもう黒海。ここまで来ると通りかかる船もかなり減った。通るのは大きな貨物船。黒海の向こう側、ウクライナのオデーサまでもイスタンブールから航路があるらしい。画面の向こうにしか知らなかった地名が海の対岸にある。

岬のモスクの向こう側は黒海

うろうろして小さな岩陰でお昼を食べる。パンと毎度優秀なノルウェーのサバ缶。
隣で家族連れが泳ぎの練習をしている声がする。波も小さく風も弱い。静かで透けるような海。とても居心地の良いところ。

あおさみたいなのがいっぱい生えてる

本当にのんびりとして14時半頃にようやく浜を出てゆっくりバス停へ。

スーパーでレモネードを買ったりしてからバスに乗り、Beykozへ戻る。帰りはすごく早くて30分弱で到着したので予定より一つ早い船に乗れた。
このままÜsküdarまで1時間半ほどの船旅。風が気持ちよくて揺れもちょうどいいのでウトウトしてしまう。

ときどき目を開くとこんな景色

終点に着いて、バスで宿へ戻る。Üsküdarのバス停がわかりにくすぎてその次のバス停まで歩いた。

一息ついてから夕食はパスタ。すごくレベルの高いちゃんとしたパスタだった。1200円くらいで値段はそんなに高くなかったのに偉い。
帰りにいつものカフェに立ち寄り、デザートまで完食。

いつもうまい

あ、ノルウェーからの荷物は無事に日本に届いたらしい。

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