霊界に守護をお願いすることの真意
守護というのは、ある程度契約のようなもので、霊のほうが自分にとって良い働きをしてほしいと、人間側がお願いを申し込むもので、霊が、その願いが妥当だと見たら、その守護をオッケーする、いわば用心棒てきなありかたなのですね。
用心棒と同じ理屈が通用するので、ある程度は人間の方も霊のその守護を食わすような対価を差し出さないといけないのですね。それが、あなたがたの人間目線では、あたかもタダで利用できる、町で配っているティッシュのような扱いを、そのような対応を、霊に求めてしまいますね。それは、霊もわかっていて憑いているところはあるのですが、しかしそのような霊にとって一見損のような付き合い方が、実は霊にとってはとても大きく得なのですね。
むしろ、わたしはこの対価を払えます、あなたはこれこれをしてくださいというほうが、そのような白魔術としての契約のほうが、霊にとってはその街頭ティッシュよりも、何倍もしんどいのですね。白魔術の方は絶対にそれを護らなければならないし、いわゆる正社員なのですね。雇用主のほうも正社員をすぐ首には出来ないし。
で、街頭ティッシュのほうはバイトとかパートなのですね。霊の方も飽きたら雇用主を切っちゃってもなんにも言われないし。それでいて、対価を決めないのですから、あるていど大雑把に雑多に取られてしまいますね。でも、霊は律儀だし、霊界ルールでとりすぎは絶対しないことになってますから、必要以上には代償は取られませんが、ある程度有名人なら、それを護るために代償が大きいところはありますね。
そのような、街頭ティッシュ配りのような守護を求めているようで、実は、白魔術的契約の簡易版みたいなことをしているという自覚が必要です。
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