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「株式会社沖縄県」の言葉に惹かれ、導かれた私たち。インターンを卒業し、新たなステージへと旅立ちます。【うむラボ通信卒業号】半年間のインターン活動を振り返って(前編)

「うむさんラボ」の想いや活動を知ってもらうため、あかり、ちより、しまゆうの学生インターン3名でお届けしてきた【うむラボ通信】
約半年間のインターン期間も、いよいよ終わりを迎えます。

様々な活動を通して、自分と向き合い、仲間と向き合い、走り続けてきた半年間。改めて自身の活動を振り返り、「うむさんラボ 卒業」への想いをそれぞれ綴りました。

私たちうむさんラボは「株式会社沖縄県」を目指して、沖縄の様々な社会課題解決に取り組むと同時に、豊かさを分かち合う”逞しく優しい経済循環”を産み出し、あたたかい社会の実現を目指しています。

うむさんラボ ホームページ|https://umusunlab.co.jp/

第1回のインタビューでは、代表取締役 比屋根 隆が描く未来や想い、うむさんラボの魅力などを語っています。ぜひご覧ください。
キーワードは「株式会社沖縄県」社会的インパクト投資による”あたたかい社会”を、沖縄から世界へ。 【うむラボ通信】インタビュー#1 代表:比屋根 隆

インターン卒業号 前編 記事は、しまゆうさんの振り返り。
卒業を間近に控えたタイミングでインターンへと挑戦した彼女は、どのような半年間を過ごしたのでしょうか。

〜運命の出会いからドキドキの面接まで〜

「誰が面接するんだろう、ドキドキだなぁ」Instagramで見つけた”インターン生募集”の告知に運命を感じて申し込んだ面接当日。
うむさんラボのオフィスの階段を登りながら考えていました。

うむさんラボの方とは何人か面識があるので、緊張はしませんでしたが変なドキドキ感があったのを覚えています。笑

そして、面接は後のメンターとなるまこつさんとたいちさん。
どちらも、私が島ラブ1期生として参加した時に関わっていた2人なので「なぜしまゆうが?!」という話から始まったのを覚えています。

私も、もう少しで卒業、というタイミングで新しくインターンを始めるとは思っていませんでした。
高校生の頃から農業一筋で突っ走ってきた私だったのですが、いつか人のキャリアに携わる企業、教育分野でインターンしてみたいと思っていました。

そんな中でめぐり合わせのように出会ったうむさんラボのインターン募集。
気付いたら申し込みをしていました。笑

〜初めてみる裏側、プログラムづくりに関わる真剣な想い〜

私がインターンを始めてメインで関わるようになったのがミラカナプログラムです。様々な中学校に出向き、名刺ワークやお金のワークを通してたくさんの生徒達と関わってきました。

学校現場でのファシリテーターやサポーターとしての経験はもちろんですが、プログラム終了後の反省会や改善していくための意見のすり合わせの時間が、ものすごく学びになりました。参加している生徒にとってはたったの2時間。その2時間で何かが大きく変わるかと言われれば何も変わらないという人が多いかもしれません。

でも、この2時間のためにものすごく時間をかけて中身を作り込み、どうすれば今より良くなるか、常にブラッシュアップし続ける企業の作り手としての裏側を見ることができたことは私にとって大きな収穫でした。

授業前の打ち合わせで進行するしまゆうさん
ミラカナのコンテンツ制作や届けたい想いをインタビューするしまゆうさん

今まで、私自身も何かを作り出してきた経験はありました。モノだけでなく場づくりもしてきました。でも、1つの型ができてしまうとそれがテンプレート化してしまい、そこにワクワク感を覚えることがなくなっていくという場面が多かったです。

今回のインターンで様々なミーティングを重ねていく中で、”思考を止めないこと”、”常に今より高みを目指すこと”の大切さを学びました。

〜苦手なことでも形にする大切さ〜

インターン面接の時にも話した”私の苦手なこと”。
それは、SNS投稿や数値目標を決めたりすること、小さなタスクをコツコツと続けること。

どうしても、やることが重なってしまうと小さなタスクの優先度が低くなってしまい、依頼されていたものができなくなっていく場面が多くありました。

インターンを始める前までは、自分で自分のことを振り返りながらタスク管理を行なっていました。
しかし、メンターとしてまこつさんとたいちさんが伴走してくれました。毎週、タスクの整理と合わせて、思考の整理と苦手なことに対するアクションの起こし方をアドバイスしてくれました。

その時間が、私にとってインターンの中で依頼されたことを苦なく続けられた大きな要因だと思っています。
良くも悪くも、私は「なんでもやります」と言ってキャパを超えていても仕事を増やしていました。「できることの最大効果」を発揮するために「できないことは無理にやらない」ことの大切さを、まこつさんから学びました。

そういったことが声に出しやすい雰囲気作りも、うむさんラボにインターンとして入れてよかったなと思うことの1つでした。

しまゆうさんとメンターのまこつさん
しまゆうさんとメンターのたいちさん

〜たくさんの貰いものを今度は〜

インターンとして、約半年間うむさんラボの方々からたくさんのものを貰いました。
仕事への考え方、自分自身との向き合い方、人の温かさ。

インターンの中で得られた全ての時間を、今後は私自身のやりたいことに向けてエネルギーとして変えて頑張っていきたいと思います。

そして最後に、うむさんラボの皆さんに伝えたいことがあります。
私が自身の活動の中ですごく悩んでいた4年前。ある人からの「問い」に回答できず、ずっとずっと考え続けていたものがあります。
それは、「私にとって愛おしいと思えるもの」

農業や人と話すこと、何か新しいことをすること。それらは「好き」「楽しい」という言葉で私の中で認識しています。
でも、「愛おしい」と言われた時に全く想像ができませんでした。

それが、うむさんラボで見つけられた気がしています。

好きなことも苦手なことも、できることもできないことも、悩んでいる時も葛藤してる時も。私を私ごと包んでくれて、大好きな沖縄でワクワクすることをしていこうと沢山の人と人が混ざり合う空間。

その空間に入れることが、私にとって「愛おしい」と思えた気がしました。

最後に少し個人的な言葉になってしまいましたが、それほどまでにうむさんラボに関われたことが私にとって大切な時間でした。

卒業してからの今後も、よろしくお願いします。


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