「株式会社沖縄県」の言葉に惹かれ、導かれた私たち。インターンを卒業し、新たなステージへと旅立ちます。【うむラボ通信卒業号】半年間のインターン活動を振り返って(中編)
「うむさんラボ」の想いや活動を知ってもらうため、あかり、ちより、しまゆうの学生インターン3名でお届けしてきた【うむラボ通信】
約半年間のインターン期間も、いよいよ終わりを迎えます。
様々な活動を通して自分と向き合い、仲間と向き合い、走り続けてきた中で、改めて自身の活動を振り返り、「うむさんラボ 卒業」への想いをそれぞれ綴りました。
第1回のインタビューでは、代表取締役 比屋根 隆が描く未来や想い、うむさんラボの魅力などを語っています。ぜひご覧ください。
キーワードは「株式会社沖縄県」社会的インパクト投資による”あたたかい社会”を、沖縄から世界へ。 【うむラボ通信】インタビュー#1 代表:比屋根 隆
インターン卒業号 中編の記事は、あかりさんの振り返り。
自分の道を探したいと挑戦したインターンが示してくれたのは、「1つの答え」ではなく「多彩な正解」でした。
~うむさんラボとの出会い〜
うむさんラボのインターンが始まったのは、大学3年生の10月。
本格的に就職活動を始める人も多いこの時期、私は自分の進む道を決めきれずにいました。
というのも、「一つの物事をやり抜く」より「その時々で興味を持ったことをやってきた」私にとって、「一つの仕事に就く」イメージが持てず、自分の未来について考えることを避けていたのです。
だからこそ、うむさんラボとの出会いは本当に奇跡だったのではないかと今では思います。
インスタグラムを通して目にした「うむさんラボ インターン募集」の文字。
「株式会社沖縄県」をテーマに掲げ、教育事業やソーシャルビジネスなど、沖縄のために様々な分野で活躍していることを知り、ここでなら私の”将来の在り方”のヒントを得られるのではないかと、挑戦することを決意しました。
~プロジェクトを通して〜
私が関わらせてもらったのは、主に「教育」と「広報」。
うるま市のキャリア教育事業である「ミラカナ」では、様々な中学校で、ワークショップを通じてたくさんの生徒たちと交流することができました。
中でも”想い”と”目的”を持った授業を経験できたことは、私にとって非常に大きな学びとなりました。
授業のプログラム設計という意味でもそうなのですが、私が衝撃だったのは、外部から関わってくれた学生・社会人の皆さんの存在です。
参加してくれた方々は、教育に興味があったり、普段も子どもたちと関わる仕事に就いている方も多く、「こうなってほしい」「こんな学びを受け取ってほしい」が明確で、そのために一人ひとりと正面から、大切に向き合っていました。
子どもたちの未来を拡げるために、「教員」でなくとも様々な立場から、様々なアプローチで一生懸命取り組んでいる大人がいる。
私自身、小学生の頃お世話になった担任の先生に憧れ「教育」に興味を持ちましたが、「教員」以外の関わり方を想像できなかった私にとって、この出会いは選択肢が広がるとともに大きな励みに繋がりました。
また、うむさんラボメンバーへインタビューを行う「うむラボ通信」では、主にうむさんラボの立ち上げから関わってきた皆さんへお話を伺いました。
普段の仕事やうむさんラボとの関わりはもちろん、一人ひとりが大切にしている”想い”から最近ハマっていることまで、幅広くお話させていただきました。
このプロジェクトを進めるにあたり、記事の目的設定から質問内容の決定、記事の執筆まで、技術的面でもとても大きな学びがありました。
しかしそれ以上に、私にとって何よりの学びだったのは、決して記事では伝えきれない皆さんの”暖かさ”でした。
優しくも強い想いと芯を持ち、仕事や活動に取り組み、自分と周りを”ありのまま”受け入れている。
そんな方々に出会えたことで、私自身「人としての在り方」を考えるきっかけとなりました。
~インターンを終えて、これから~
半年間のインターンを経て、マインドやそれに伴う考え方、行動力が大きく変化したと感じています。
「その時々で興味を持ったことをやってきた」私ですが、始めはつい”出来ない理由”を探して、一歩踏み出すまでに時間がかかることも多くありました。
しかしうむさんラボは、目指す未来の実現のため、考え続け、挑戦し続けている人たちが周囲に当たり前にいる環境。
そんな環境で過ごすうちに、先走ってリスクや不安を考えていたものが、「とりあえずやってみる」ようになり、関わる人も活動も大きく広がっていきました。
多彩な”生き方”を知り、目標となる人にたくさん出会うことが出来た、うむさんラボでのインターン。
この学びをきちんと自分の未来へ繋げ、いつかまた胸を張って、皆さんに会えたらなと思います。
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