ライフイズストレンジ2 2章　ルール

前回、バスに乗ったのは10月。

ハロウィンの前だったはずだけど2章はすっかり雪景色から始まった。
ダニエルが使える謎の能力を特訓するために河原で石や缶を浮かせて練習をしているみたい。
私が操作していなかった間に随分歩き、1ヶ月以上ゴミを漁ったり盗みをしながら生きてきたようだ…（私はガソスタでテントを盗んだんだけど、あれから盗み癖がついてしまったのだろうか。）

森の中に見つけた空き家（廃墟に近い）でマッシュルームと3人でどうにか暮らしている。雨風を凌げる寝床が見つかっただけとても安心。
ダニエルはショーンが盗んできた缶詰のラビオリに文句を言っていたけど、食べれるだけいいと思っておこう…ショーンはこんな状況でも弟の為にテントを張ったりお湯も常備していて本当に偉い。お父さんと3人で暮らしていた普通のティーンだったのに、こんなことまでしなければならないとは。
森だけど雪が降っている影響か、ウサギも取れず、きっと川でも魚が泳いでいないんだろう。盗むしか選択肢がなかったショーンに悔しさを覚える…

少し周りを探索すると、ダニエルが咳をしていたので足早に家の中へ入った。ダニエルは風邪？なのか、マックスのように力を使いすぎて体に支障が出ているのか、咳き込む事が多い。小さい子供なだけにすっごく心配だ…。

暖炉に火をつけ、ラビオリとラビオリとラビオリ…の中からひとつ選んで温めた。ダニエルは食べる時も不満そうだったけど（まあずっと食べてたら飽きるよね）フレンチのコースのようにふるまって、気持ちだけでも落ち込まないようにした。（ダニエルもデザートまでついてる！と乗ってくれた。ヤサシ人間）（途中で窓に布が張り付いててマジで人かと思ってめっちゃ焦った。ダニエルあんた…）

夕食を食べ終わり、これからの進路を話すショーン。
ダニエルの体調も良くならず、このままでは備蓄も尽きてしまう為、どうやら明日ここを出てもう少し先の母方の祖父母を頼ろうとしているみたいだ。
お母さん、今まで全然話にも出てこないし、多分雰囲気からしてショーンはお母さんを嫌っているみたいだったけどどんな関係なんだろう？
祖父母といえどずっと会ってないみたいだし受け入れてくれるんだろうか…

ダニエルが最後の夜だから！とボードゲームを強請ってきたので２回付き合った。ちなみにルールはよく分からなかったけど１回目は勝って２回目は負けた。１回目で勝ったのでダニエル（元はショーンの）鞄にらくがきをした（狼か変顔か選べたのでもちろん狼にしたらダニエルは「最高！」と喜んでくれた。こんな状況でも笑顔でいられる方法を見つけて楽しめるなんて…２人でいる事がどんなに大事か染み渡る）

マッシュルームが外へ出たがっているのでショーンも少し外の風に当たって寝た。こんな廃墟でも最初のころのようなキャンプをしなくていいのはプレイヤーの心情的にもかなり安心する…
翌日、起きるとマッシュルームは外へ出たがっていたので一番にドアを開けて外へ出した。出掛ける準備をしているとダニエルが「マッシュルームは？」と聞いてきた。どこか遠くまで行っちゃったのかな？
水筒を準備し、ダニエルに続いて外へ出た。

家の向いには血痕が残っていた…。ええ～やだやだやだ
ダニエルを探して叫ぶも見当たらないので、一人で木をくぐって先へ進む…
マッシュルームがつけていたバンダナを見て諦めがついた。
その先には、力をつかって大型の動物を浮かしているダニエルがいた。
（これなんていう動物なんだっけ、猫科の…ピューマとか？）

ダニエルには、命を握ってほしくないのですぐに止めました。
ダニエルの力を使って生きるのは今の２人に必要な事だけど、力を使って生かしたり、殺したりの判断をダニエルがするのは本望ではありません。
（私はＬｉＳで運命を捻じ曲げて、死ぬはずだったクロエを救いましたが、あれが正解だとも思っていないので今はダニエルにそこまでの判断をさせたくない）（ショーンのせいだ！と責められてもいいので止めたかった）

遺体も持っていかれてしまったので何も残っていないけど、お墓を作ってあげました。「マッシュルームにお別れがまだだろ」と言って、お別れを催促したショーン…立派な兄、もはや父でもあります。ダニエルをしっかり導いてあげてくれ…。

そしてすごく寒い森の中を進む二人。あまりにも過酷すぎて、プレイヤーが干渉できる事ならどんなにいいかと思ったよ～…ダニエルの体調も悪くなる一方のようで、あとで日記を読むと２日間ショーンはダニエルをおんぶして歩いてたみたい…本当にショーンおまえ俺が絶対幸せにする

そしてとある夜、着きました。
なんと表札には「レイノルズ」とありませんか？そして呼び鈴を鳴らすと…
ハ！！！！これはキャプテンスピリットでクリスを心配してくれたあのおばあちゃんじゃないですか！！！！！！やったあ！！！！！！
これは絶対にいいひとです。私には分かるんだ。

事情を説明する前にすぐに家に入れてくれ、あったかい飲み物を飲みながら、二人に「何があったのか」「これからどうするのか」を問い詰められます。「覚えていない、ひとまずメキシコへ行きたい」と嘘はつかずに説明しました。シアトルではすっかり逃亡犯の二人ですが、おじいちゃんの優しいひとことで暫く滞在させてもらえることに…。
ここでもレイノルズ家のルールを教えてもらいます。今までお金も住む場所もなかった環境からすると、こんなにいい環境で生活させてもらえるのなら何でも守りましょう。わがままも言わないようにしましょう。

その夜はおばあちゃんと一緒に神にお祈りして寝ましたが…
神がいるならこの兄弟にこんなにつらい思いをさせないと思いませんか？
神に祈っても、お父さんは帰ってきません。
神に祈っても、ガソスタで助けてくれる訳でも、森の中でご飯が降ってくる訳でも、寒い中歩かなくていいようにしてくれる訳でもありません。
もうこうなってしまったら私は神なんて信じませんよ。
（おばあちゃんにはいい顔したいのでお祈りしたけど＾＾）

朝起きると、朝食を食べ終わった皿をダニエルが浮かしてた。
もちろん何やってんだ！！！！！！と怒りました。
力をコントロール出来てしまっている以上、怖さがないんだろう。
自分は何でも出来ると思い込んでしまっているのかもしれない。
今後はどうしても必要でない限りは使わないようにしなければ…（なおその後、額縁直してもらったが？）

おじいちゃんの部屋へ行くと、なんとおじいちゃんに見られていました。
ここで嘘をつくのはここまで優しくしてくれたおじいちゃんに申し訳ないので真実を伝えます。すると、おじいちゃんは力は回りに上手に使えと忠告してくれました。（おばあちゃんにも言うな、とも）
なんて優しいんだ…おじいちゃんの部屋でやっとお母さんの写真を見つけます。どうやらお母さんは失踪…した模様。小さかったショーンはきっと捨てられたと思ったんだろうね…祖父母の反応を見るに、自分から出て行った訳じゃなさそう？何か事件に巻き込まれていないといいんだけど…。
ちなみに部屋のクローゼット、グラグラしてるのぜｔｔｔったいヤバイじゃん！？！！直そうとしたけど無理だった。直させろ。

その後おばあちゃんに家事を頼まれ、洗濯と部屋の片づけをしました。
またダニエルが部屋を超能力で片づけていたので怒った。
ダニエルからしたら「口うるさい兄」かもしれないけど、父親がいない以上「教育」もしなければいけない。ダニエルからの好感度は下がっている気がするけどこれもダニエルの為だ（そう理解してくれているとは思えませんが）

そして裏口から外へ出てガレージを調べていると…
あ！！！これはキャプテンスピリットの最後じゃないですか！！

見ましたよ、この場面。クリスが超能力を持っているのかと思ったけど…
そういうことだったんですね～。う～ん…クリスには「なにも見てないよ」と言いましたが、絶対自分が超能力使えると思っているよなあ…。
そしてクリスを心配（したかのように）出てくる父親。これ、キャプテンスピリットしてなかったら良い父親じゃん。クソだな…
（俺があんな事を…の”あんな事”があまりにも酷い言葉なのを私は知っているぞ）（脅し）

そして翌日…なんとダニエルは祖父母に内緒でお隣さんに遊びに行ってしまったようです！！
いやまあ～～～～今まで数カ月まともに兄以外とお話していなかっただろうし、マッシュルームも死んでしまった今、ダニエルにはお友達がいないから気持ちはすっごく分かるんだけど～…問題はあの父親がいる家ですよ…
絶対二人が逃亡犯で警察に突き出したらお金もらえるって分かった瞬間突き出すじゃないですか！！ハァァ～～（クソデカため息

家に迎えに行くと窓からダニエルが力を使っているのが見えた。
あ～？！子育て失敗してますか？！？？！！？
中に入って「外から丸見えだぞ！」と怒る。この場合、力を使ったのがクリス（という事にして）でも、ダニエルでも同じ事で、力を使うのがどれだけ危険かという事を教えたかった。
父親が帰って来ると、「クリスとツリーを買いに行くところだったんだ」と言われる。お前、私は知っている…ツリーを買うまでに酒を煽ってバスケの試合に激高してクリスに当たり散らした事を…ふざけるな…
ＴＬのみんなたちの「キャプテンスピリットは絶対やって！」という言葉の意味をここで理解しました。クリスの父親の事、このままだったら””良いパパ””としか思えないもん…。
ちなみに外出は祖父母に禁止されているし危険すぎるので断りましたが、弟たちの「おねがいおねがい」ビームに負けてショーンが折れた。折れるな。

クリスマスマーケットでは、なんだか可愛い紫髪のお姉さんが路上で歌を歌っていました。めっちゃ可愛いな。
お金をあげたいんだけど、手持ちが9ドルしか無くて、どれくらいあげちゃうのか分からなかったので先にダニエルのプレゼントを買うことに。
7ドルのクマさんにしようとしたけど、これを買ってお姉さんにお金あげれなかったら困るなーと思ったので5ドルの雪だるまにした。

買い物した後、お姉さんの歌を聞くと「最後まで聞いてくれるなんて珍しい」と言われた。
歌を聞いてからお金を入れ（1ドルでした。クマさん買えたやんけ）お話をしていると、どうやら気に入られた模様。
ショーンも気になってるんじゃない？可愛い〜。
無賃乗車とかしてるみたいで危険な感じだけど…いろんな国を旅しているんだろうか？

それにしてもダニエルの「あ、こんにちは！だれ？！髪型かっこいいね！カツラ？」の流れが子供すぎて笑ってしまったわ

途中、ドレッドのフニャフニャしたお兄さんがやってきてキャシディに「普通の子、好きだよな」とか言ってた。
アラヤダ！期待していいんでしょうか！？！？
やたら長く話していたのでこの2人はまたどこかで会いそうだなーって思いつつお別れをした。
めちゃ危ない感じなのであんまり関わりたくはないですが…

ベンチでクリスとお話ししつつスケッチを書き終えるとダニエルがやってきてトラックまで戻りました。
トラックの中で少しクリスの父親と話をしましたが、本当〜〜〜に、ここ、キャプテンスピリットをしてなかったら子育てに悩んでる父親にしか見えなくてマジ…
いや、つらいことが立て続けに起きてしまって自暴自棄になるのは仕方ないし、キャプテンスピリットが終わった際に「父親もまとめて幸せになってほしい」とは言ったのですが、
外面だけ良い父親演じるのがムカつきすぎる！！！！！！！殴らせろ

車を降りて、レイノルズ家に戻ると祖父母はまだ教会にいるようです。
無事にバレる前に帰ってこれてよかった〜と思うも束の間、ダニエルが「お母さんの部屋見ようよ！」と嗾けて来る。
コラーッ！わたし一回も部屋覗いてないんだぞ！！いいこにしなさい！！ってしたけど結局向かうことになってしまい、鍵を見つけて入った…

お母さんの部屋は結婚前に使ってたものだったようなのであまり物は少なかった。ショーンの説明を聞いている限り、失踪と言えど自分で出て行くって意思を伝えてたみたい？
本当に夢を追って…とかなのかなぁ。少し部屋を調べて回ると、手紙を発見した。

なんと、お母さんはシアトルの件を知っていた。
祖父母の家に来るかもしれないからよろしく、と書いてありました。それから私書箱も…。
この手紙があったから、おばあちゃん達も受け入れてくれたんだろうか…等と思っていると、

もちろんおばあちゃん達、帰宅！！！！！
そ、そりゃあね？！？このゲーム、そういうことするんすよ…知ってた〜…

おばあちゃんと言い争いになり、「この1ヶ月辛かったのは分かるけどルールぐらい守ったらどう？！」と詰め寄られ…選択肢を悩んでいたらダニエルが反論？！？このゲーム、選択肢に時間制限あったんだ？！！？？

ショーンも8年も前の事なんだからお互い前に進もうと言いましたが、おばあちゃんにはあなたに何が分かるの！と激昂しています……すると何やらさっき下へ降りたおじいちゃんの悲鳴が？！？

急いで降りると、冒頭でグラグラしていたクローゼットの下敷きになってるじゃないですか！！！！！

だから言ったろー！！！！！！

そして、ここで、助ける／助けない　の選択が。

助けました。

ダニエルには命の選抜をしたくないと言ったのですが、ここまで良くしてくれたおじいちゃんが大怪我をするのは見ていられません。それに、ダニエルに「ショーンのせいでおじいちゃんが！！！」と詰め寄られるのも分かりきっていたのでダニエルの信用のためにも（なお、おばあちゃんなら助けなかったと思う）
おじいちゃんを助けると、おばあちゃんには何その力？！とドン引きされましたが、おじいちゃんがどうにか宥めてくれた…

そして窓にはパトカーが？！？！ど、どうやら私が祖父母の留守中にパソコンからSNSにログインしたのがマズかったらしい！！！なんだこの怒涛の展開は

いやあれ？！ログインって何のことか分かんなくて興味本位で押して「あ、これやばいな」とは思ったんですよ！！！ほんと！！！LiSなら巻き戻してた！！（言い訳）

おばあちゃんは愛してる、と伝えて私が時間を稼ぐから裏口から出なさいと教えてくれます。
ありがとうおばあちゃん……宗教はほどほどにね……
言われた通り、裏口から出ようとしましたがパトカーが見えたのでお隣のクリスの家から逃げよう…アァ！奥からパトカーが凄い勢いで走って来る！逃亡犯だってバレたのか！！！！と焦っていたら

クリスが轢かれた

なんでどうしてこんなことに。
きっとクリスは自分の超能力をずっと信じていて、ダニエルとショーンを助けるためにパトカーも自分の力で止められると思ったのでしょう…クリスのために嘘をついていたはずが、クリスをこんな目に遭わせてしまうなんて…………人生うまくいかなさすぎる…………

少し落ち着いた森の中、ダニエルと話をします。
クリスの為に力を使いたかったけどショーンに止められていたからうまく使えなかった、助けたかったのにショーンに止められた。と、責められる…まさにその通りです。私が操作するショーンがダニエルに力を使うなとルールを守らせたせいでクリスは轢かれてしまいました。本当に申し訳ない…。
そして力を使うなと言うのに、人助けにはなるからどう使ったらいいか分からない…というダニエル。
きっとこれは私が優柔不断な選択をしてるからだな？！？！でもうちのダニエルめっちゃいい子に育ってる気がする！！！！！

そして兄弟は目の前を通る列車へ無賃乗車し、さらに南へ向かいます…。

今回から本当にひとつの選択肢だけじゃなく、全体を通しての選択として私のダニエルが「力をなるべく使わないダニエル」になったことに驚いた。
パトカーが来た時点で、私は操作をしていないので選択肢を見るにきっと力を使う事を促したダニエルなら助けていた、ってことなんだよね？
わーーーーほんとにすごいゲームだなぁ…面白すぎる…今後もっとダニエルへの対応を気を付けないと後悔することになりそうだ……

このエピソードの題名である「ルール」の意味が重くのしかかります。ショーンがダニエルに課したルール、レイノルズ家のおばあちゃんが決めたルール。ルールのせいでクリスを犠牲にしました。あまりにも重すぎる。

プレイヤーが判断せずに無賃乗車までされてしまって、もう倫理観がわからなくなってきました。
2人でいるためには安全な道はないのでしょうか…ダニエルと一緒にメキシコへ行くために犯罪をせず、ダニエルの力も使わず、行ける方法はないのでしょうか？(そこに無ければ無いですね)

この先どんどん環境が酷くなっていく気がして怖い。生活必需品を盗む程度で収まってくれればいいのですが…（無理だな）