ライフイズストレンジ2 4章 信仰
農園での楽しかった毎日が嘘のようだ。
ショーンはダニエルがいない農園の事務所で倒れこんでいた。
左目にはガラスが刺さっていて…
そして4章は兄弟たちが逃げ出した最初の森での会話から始まる。
最初に野宿をする為に立ち寄った森のベンチに座っている2人。
この頃からずいぶん時間が経ってしまった。野宿をするために何をしたらいいのかも手探りだった2人はもういない。
ずいぶん逞しくなってしまったものだ。
この時、アングルがショーンの左側が見えなかったのですごくゾワっとしたけど夢の中では両目あったね。
ダニエルは「ごめん。ショーンの言う事ちゃんと聞いておけばよかった。独りで寂しい。」と言います。どこにいるんだダニエル…早く会いたいよ…
崖の近くに立ったダニエルは「早く迎えに来て」と言い残すと、崖の下へ飛び下りた…
悪夢を見たショーンが起きたのは、病院。
病院?手当してもらえるのはよかったけど…どこの病院なんだろう。とてもきれいで整備されている印象を受ける。
ショーンは左目を失明してしまったようだ。ベッドの上のメモ書きを見たら祖父母とクリスから手紙が届いたって書いてあった。
クリス生きててよか………った~~~~~~~
ベッドの反対側にはキャシディからも手紙が来てた。強盗の時も事務所の近くには居たみたいで鈍的外傷と肺への損傷で入院していたみたいだ…巻き込んでごめんね…残りのメンバーは不起訴になったみたいで良かったけど、みんなの仲はあまり良くないようで引き裂いて申し訳ない気持ち。でもキャシディは「物事ってこういうもんだよね」と兄弟を責めたりしない。優しいなあ…
最後に「シアトル事件の裁判で正義と自由を勝ち取って!君たちが故郷に行けますように」と背中を押してくれた。ありがとうキャシディ。キャシディに入れてもらったタトゥーを見た。もう一度会えるといいな。
持ち物を開いても何も持っていなくてすごく寂しい。
回りを調べた終わったのでナースコールでジョーイさんを呼ぶ事にした。
待つ間、片目でどうにかスケッチをする。病院から早く出れるように。と願って階段を書き足した。
暫くすると看護師のジョーイが入ってきた。仲が良いみたいで、軽くハグをする。目の経過を診る為、軽い検査をするがショーンの視点になると左側が黒くなって見えないのがショーンの失明を改めて感じさせられてキツかった
ジョーイと話していてわかったのは、ここはきちんとした病院で、ここを明日退院すると刑務所(少年院)へ連れていかれるということ。
少し話をしていると女性の捜査官が入ってきた。高圧的な態度で色々聴取されるが、シアトルの件をショーンに吐かせようとしているのが分かりすぎてて反吐が出る。何も悪くねえ~~とキレました。
強盗はみんなでやったことにした。フィンとメリルも重症で済んだようだけど、農園のみんなの写真を見て謝罪の言葉が止まらない。
結局ダニエルの事は何も教えてくれなかったのでクソが!と暴言吐いた(というか見つかってないから情報がないんだろうけどね)
警察に見つからないように自力で過ごせているのか…。それともどこかに幽閉されているか…。
もう一度包帯を替えに来てくれたジョーイは明日退院(もとい刑務所行き)のショーンに、周りにバレないようにスケッチブックを返してくれた。
今までの事を思い出すようにスケッチブックを見返すと、ダニエルの似顔絵のところにジェイコブからの見覚えのないメモが。
きっとジェイコブが保護してくれてるんだ!と、ジェイコブのメモと、自分のメモを見返し、居場所がネバダ州だと確信するショーン。
行く先々で出会う人をスケッチし、メモし、記憶に留めていたショーンのスケッチブックはある種の才能だと思う。
今日の夜、病院を抜け出す。と決心し、夜になった。
ブランケットを使って自分の分身を作り、窓を開けようとするけどロックがかかってる。色々調べたらトイレの手摺が外れたので無理やり窓をこじ開けて外へ出た。
途中、フィンが入院しているのを見つけた。声を掛けると「今更かもしれないけど、すまなかった」と謝罪されたが「手遅れすぎる」とキツく当たった。それでもフィンは、お前の事気にかけてるから謝らせてくれと言ったけど、ショーンはそんなの意味もねぇよと返してしまった。(実際そこまで言うつもりはなかったんですけど…w)
でも「フィンは悪くない」と言えるほど、許せなかった。
実際、フィンが言い出さなければダニエルも乗り気にならなかったし、当初はダニエルを利用しようとしていた事に変わりはない。ばいばい、フィン。
(でも確かにフィンは夢を追いかけていた青年であり、夢を叶える唯一の方法だったと思うと兄弟たちがメキシコへ行くために何でもするのと同じだなと、思っていたのでフィンの事を嫌いな訳ではないです。私のこの世界線では交わり合わない運命だった。というだけで。フィンルートも見たい。)
その辺にあった自動車を拝借した。申し訳ないが、もうこんなことでは罪悪感は感じなくなってしまった。(ここまでしてきたの盗み暴力大麻酒殺人だからね)
片目しかないせいで疲れやすいのか、目を擦りながらネバダへ向かいます。
事故しなくてよかった…途中、さすがに疲れたので荒野に車を止め、少し仮眠をしよう。目の薬を塗って、眠りについた。
父とドライブする夢だ。いい成績を取ったので二人でドライブ旅行に来た。
ショーンが運転する車の助手席で優しく微笑む父は、ショーンに「誇りの息子だよ」と言ってくれます。(ショーンが言って欲しかったという描写だろうなぁ)
ほかにも他愛もない会話をして、ジェンとはどうだ?等と聞いてきた。もうそんな名前を聞くのも久しぶりだ…
途中、ライラから電話が来た。どうやらライラがダニエルを見てくれているようだ。ライラの声、久しぶりに聞いたなあ…元気にしているだろうか…
「愛してるよ、父さん。もっと言っておけばよかった。」
「そんなに言わなくても十分伝わってた。」
これが現実になったらどんなにいいことか。
でも時間は巻き戻せません(LiS無印プレイしてると皮肉過ぎてつらい)
物音がして起きると、
な~~んかすっごい険悪な感じのおっさんが窓を叩いていた。
どうやらこの広~~い荒野にたまたま車を止めた場所がおっさんの私有地だったみたいだ…運が悪すぎる…
車から降りてこい!!と怒鳴られ、何度か拒否したけど警察呼ぶって言うから降りた。もう轢いちゃえばいいのに(…)
あ、これ、ライフイズストレンジ2恒例レイシストおじさんだぁ
スペイン語で「私は泥棒です」等と言わせたがるが拒否して言わなかった。
隣に一緒に立っているお兄ちゃんはそこまで冷酷ではないようで、何度か止めに入ってくれたけど…このおっさんがよ~~本当に性格悪いんだ~~
このゲームの差別表現は心に傷を残すようなものばかりだ。何度もこんな体験をさせられているショーンはどれだけ傷ついていることだろう…
スペイン語で歌え!って言われて「???」歌う?何を???
でも大きな分岐だったしこれで拒否してまた大怪我を負うより今はダニエルを探したいので歌っておいた。泣きながら歌うショーンにごめん…と謝りながら…。
おっさんの気分が晴れたのか解放され、車で立ち去ります。
やり場のない怒りを叫んで吐き出すショーン。ハァ~~~…。
車で随分走り、ガソリン切れで乗り捨ててしまった。
灼熱の荒野を一人歩いているショーン。操作して進もうとしてもフラフラしていて真っすぐ歩けない。絶対ヤバイでしょこれ…
日陰で休憩し、軽くスケッチをした。意を決してもう一度歩き始めると…少し先に一台の大型トレーラーが止まった??
期待しつつ近づいてみると乗るか?と言われた。
もちろん「乗る」でしょ。
おじさんのトレーラー、一瞬見ただけだけど悪い人のトレーラーじゃなかったんだもん(?)それにレイシストおじさんの後は天使おじさんに出会うというライフイズストレンジ2のジンクスがあるので信用した。
おじさんの奥様お手製の激ウマサンドイッチを頂き、少し眠らせてもらおう…世の中にはこんなにいい人もいる。泣けてくる。
ヘイブンポイントに到着すると、「ここの連中は変わってるから気をつけろ」と忠告してくれたおじさん。
フェンスの向こうには教会があり、ドアの前でお兄さん?と小さい女の子がお話しています。近づいてみると、ここはだれでも歓迎ですよ。と出迎えてくれた。「ぜひ新たな奇跡を見て行ってください!」…嫌な予感がする。協会のロビーまで入ると予感は的中してしまった…ダニエルが天使として崇められているようで、クソコラみたいなポスターが貼ってある…。
どう~なっとるんじゃこれは。募金箱には寄付せず、そのあたりを調べる。
そのまま中に入ろうと思ったけど今のショーンは見た目もあんまりきれいじゃないし(トイレで顔洗ったけどな)2階へ上がってみることに。
中では集会が開かれていた。女性が「奇跡」と呼ぶソレを呼び込むとダニエルが出てきた。前髪パッツン似合わねえ~~~~ぞ!!!!!!
そして始まった「奇跡」
多くの信者たちの目の前で大きな十字架を浮かせてみせるダニエル。
「皆さん感じてください!魂が昇華するのを!!」
確かにダニエルの力はとんでもないもので、現実だと思えないようなレベルだけど、これをダシに寄付を集め、信者を増やしていると思うと許せない。ダニエルをただ利用しているだけだ。
こんな事をさせる為に今まで2人で特訓してきたんじゃねぇ~~~~んだよ!!!!!!!!!
「奇跡」とその信者たちを見て、頭を抱えるショーン。
後にスケッチブックでも確認出来るけど、「最悪。ダニエルがカルト宗教に染まっちまった。俺が見てやれなかったせいで」と言っている。
ショーンが怪我をしたのは自業自得であり、ダニエルを守ってあげられなかったのも仕方ないけど、弟が突然カルト集団に利用されてたらマジで最悪だよなあ…自分を責めるショーン、本当に弟最優先すぎる(私がそう育てたんだけど)
座り込んでいると、先ほどドアの前にいた女の子がきた。サラっていうらしい。ジェイコブの妹だ!かわいい!咳がメチャつらそう。
サラにジェイコブの話をすると「あなたダニエルのお兄さん!?」と気づいてくれた。
ダニエルを知らないか聞いてみると案内してくれるみたい。ありがと。
サラに連れられて教会の1階へ行くと、ダニエルはショーンが迎えに来てくれたのがうれしくてハグしてくれた。お迎えに来たぞ弟~~~~
ダニエルはあの日、倒れて動かないショーンを見て死んでしまったと思ったようだ。ショーンを自分が殺したと思って過ごす日々はどんなにつらかったろうか。
あの女の人はリスベスというらしい。子供2人を別の場所に行くよう指示し、二人きりになった。コイツ、なんかムカつくな。と予感がしたのも束の間、ショーンはシアトルで喧嘩になり、突き飛ばしてしまったクソガキの罪がどうのこうので罪人扱いにされて追い出された。
ダニエルを連れて出ようとしたけどダニエルはここに染まりすぎてしまった。全然ついてきてくれない…シクシク…赦しを受けろって言う…うちのダニエル、いい子に育ちすぎちゃったかもぉ…
協会を追い出され、フェンス超しにダニエルの名前を叫ぶと、リスベスのボディガード兼セフレみたいな男に銃で脅された。なんじゃこいつらは~~~~!!!!
途方に暮れてフェンスを叩いていると「そんなんじゃダメよ」と声をかけられた。誰。…あれいま名前呼んだ?もしかしてショーンたちのママですか!?
ショーンも顔を見て分かったようだ。車に乗り、町の端のモーテルまで連れてきてもらった。ママの名前はカレン。ショーンがシャワーを浴びているうちに買い物に出たみたい。
落ち着いてスケッチを書き、少し回りを調べてカレンを待つ。メモの通り、ジェイコブに電話すると今はどうしても話せない状況のようで、明日人通りの少ない場所で会うことになった。
買い物から戻ってきたカレンはショーンのお気に入りカスタムのハンバーガーをくれた。ほんとにお母さんだったんだなぁ…。
これから手を組むのだし、なんでも聞いてと言われたくさん質問しました。
カレンの出て行った理由は「自分の人生を見失いたくなかったから」連絡がなかったのは「母親という過去に縛られて欲しくなかったから」など、今まで気になっていた事を全部聞いた。
ショーンの心のつかえを、ここで話し合えてよかった。カレンのしたことは簡単に許される事ではないけど、カレンにも事情があったのだと思っていたし、償いをしたいという彼女を足蹴にはできなかった。
ショーンには今まで溜め込んでいた気持ちをちゃんと伝えてほしかったので終始許すような選択肢はしなかったけどね。
ダニエルを取り戻すため、ひとまずジェイコブから情報提供をもらうことにした。翌日、ジェイコブと会って農園でのあの日の話をした。ダニエルは凄く自分を責めていたようで、怖がって仕方ない様子だったと言う。
ダニエルが自分の能力の事を知っているジェイコブを頼ったのはとてもいい判断だったし、どんな場所であれ保護(?)し、家の中でご飯を食べれる環境下に置いてくれたジェイコブと教会には感謝はしてる。
まさかあの時のジェイコブのセリフがフラグになっていたとは。
いい作戦があるというので聞くと、授業の隙をついて事務所を狙おうと持ち掛けられ、それに乗っかることに。ジェイコブは妹のサラもあの場所から引き離したいって…どうやらあそこでは祈る事で病気が治ると洗脳されているらしい。思ってる100倍ヤベェ教会だった
話し終わると何事もなかったかのようにジェイコブの車に乗り込むショーンに笑った。まだお母さんと二人になりたくないんだろうなあ…ww
事務所付近でガバガバのスニーキングをし、協会裏のリスベスの家へ向かいます。祈りで病気を治すとか言ってたくせに薬があったり、ダニエルにはお仕置きみたいな勉強させていたり…。
机を物色すると、あの人はどうやら危険因子すぎて前の協会も追い出されていたみたいだ。当たり前なんだよなぁ。
鍵を見つけて事務所に入り、カルテを見つけるとサラは肺炎だった。医師からも病院に来るようにと手紙があったよね。
コロナで人が死んでしまうのに肺炎がお祈りで治る訳がなかろ~が!!!
それにジェイコブは、自分は同性愛者だったのに無理やり指向を直されていた事も、ジェイコブ自身が教えてくれた。自分は罪人だと思い込んでいたと…あまりにも酷い話で言葉が出ない。ジェイコブはこんなにヤバい教会から抜け出し、自力で生き抜く事を決めてくれて本当によかった。偉いよ。
ボディーガードが近づいているというのでクローゼットに隠れた。ジェイコブはドアの後ろwwwお前ww見つかるぞwww(見つからなかった)
外が騒がしくなり、ボディーガードも居なくなったのでおそるおそる外へ出ると、なんか放火されてた。カレンつよすぎ
サラを迎えに行ったジェイコブと別れ、カレンと共にダニエルを迎えに行きます。教会で力の練習?をしているダニエルとリスベス。
ショーンが帰ろうと言ってもダニエルの意思は固い。この辺、もう心が折れそうで、心臓がバクバクで、どうにかダニエルを取り戻したくて記憶が曖昧。途中、カレンが声をかけると「誰?この女の人」とダニエル。ショーンが「俺らの母さんだ」と言ったらダニエルは動揺していた。
ずっと会いたかった自分のお母さんが、そこにいる。でもリスベスはダニエルはこの場で”本物の家族”と一緒にいるのです!と言って憚りません。
こうなったらやるしかねぇ~じゃん。
こいつは前の協会もいけないことして追放になってるし、自分だけ病院も通ってる!サラだって病気で、助けなくちゃいけないのにこいつは見て見ぬふりしてる!!と暴露していくショーン。
すっかり洗脳されているダニエルは最初こそ「嘘だ」と言っていましたが、だんだんリスベスが信じられなくなっている。
ダニエルに拒まれても、ボディーガードに殴られてもダニエルをあきらめないショーンを見て、ダニエルの目に光が戻ってきたぞ!!
俺たちは家族だ、お父さんと3人で見た映画見たの覚えてるか?って、家族の思い出を思い出しながら、殴られても殴られても立ち上がるショーン。
これには〇ボタン連打しながらプレイヤーも号泣。
「大切なんだ」と涙ながらに素直な気持ちを伝えると「僕も」と、ショーンに駆け寄ろうとしてくれたのに、リスベスが止めた。ボディーガードの男にやってしまいなさい!とか言ってた。
銃を頭に突きつけられても全くビビらないショーン。ダニエルのために死ぬ覚悟が決まっているんだ。この男には殺人なんてできないってわかってたんだ。かっこよすぎる。
見かねたダニエルがついに、力を使って助けてくれました。
やっと戻ってきてくれた;;
親子3人で早く教会を出ようとすると、リスベスが扉を塞いでいた。
邪魔だと言ってもどかないので銃で脅したけど「死など怖くありません。死ぬことは魂の解放なのですから」とか言うから殺すのやめた。殺したかったけど…殺すのもむかつく。
ダニエルにお願いし、ダニエル自身にリスベスをどかせました。
今まで騙されてた分、少しはすっきりしてくれるといいな…
そして燃え盛る教会を後にした3人はカレンの車に乗り込み、また別の場所へと移動します…。車の座席ごしにダニエルがショーンを抱きしめ、その手を大切そうに握り返すショーン。あまりにも尊い。
二人とも絶対に幸せになってほしい。本当に。
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