神は細部に宿る
noteを使っていて、感動したことがあります。
そもそも、私がnoteを使い始めたのは、noteというサービスに興味があり、サービス研究を兼ね使ってみたというのがきっかけです。
書き心地が良いせいか、なんとなく思いついたことをメモするのに重宝しています。完全にメモ代わりになっており、とくに公開する気のない非公開のnoteがひたすら溜まっています。
他の人のnoteを読むこともあまりないので、こんな機能があることになかなか気付きませんでした。
その機能を見つけたのは、私がたまたま知らない人の記事を読んで面白かったので、スキ♡マークを押した時でした。
スキ♡マークを押した瞬間に、記事主のアイコンと共に吹き出しで「ありがとうございます!」とメッセージが出たのです。
押した瞬間に記事主が反応したくれたと思ってビックリしました。
実際にはユーザーが設定した定型文に過ぎないのですが、そこにシステムメッセージっぽさはありません。
この機能こそが「リアクションの設定」です。
ユーザーが個別に、スキをされたらこのようにメッセージを出す、フォローされたらこのようなメッセージを出すといったリアクションの設定ができる機能です。
ゲームの分野では、例えばモンハンだったらモンスターに上手に乗ったら「ナイスです〜!」みたいなメッセージを出すような自動設定はよくありますよね。最近の海外のサービスとかは自動Botみたいのが組み込まれていて、アクションに対して必ずリアクションさせるのが増えて来てる気がします。
アクションに対して、リアクションをするというのは、行動心理学的にも、UI/UXの基本としてもわりと当然のことなのに、こういうブログ系サービスで見かけたことがなく、なんだかやたら感動しました。
とにかく体感が良かった。
こういう体感というのは些細なことだけど大事だなと改めて感じます。例えば、クリックが1回あるかないかだけでも体感は大きく変わります。やはりUI/UXの世界は奥深くて面白いし侮れない。
システム的に特に大きな機能ではありませんが、こういうちょっとしたものに出会った時、私はいつも『神は細部に宿る』と感じます。
noteにはバッジ機能があったりするところからも、ゲームを参考にしてることは多いかもしれませんね。ゲームって素晴らしい。