見出し画像

ホセ•コルパス。下克上日本人がスペインのトップでプレーするための模範。

9月13日

昨日試合の後ビルバオに帰る電車がもうなかったのでひとまずエイバルのホテルに泊まることにした。

今日の朝、家に帰宅。特に予定もなかったのでのんびり過ごした。
午後から近くのクラブのトレーニング参加させてもらえないか交渉しに行く予定だったが、グランドに向かう道中に大家さんから家のセキュリティが何かを感知して作動したという電話が入り、即確認してほしいと。
今1人暮らしということもあり、これ誰か侵入されたら怖いなと思い急いで帰宅した。

結果的には何も異常はなかったので良かった。

今日は特に何かすることもなく終えてしまったので昨日見たエイバルの試合で気になった選手の事でも書こうと思う。

右サイドハーフでフル出場したホセ・コルパスという選手。技術レベルが高くタフで運動量がある素晴らしいプレイヤー。
ただ彼の凄いところは6年前までテルセーラと呼ばれる下部カテゴリーでプレーしていたこと。また20代前半の若い選手であればレンタルでの移籍などがあるが彼は今年31歳。
実際にテルセーラというカテゴリーはセミプロでもあるのでここからラリーガ1部、2部でプレーするという選手は多くいるのだが、実際に2部まで上がっていった選手は見たことがなかった。

試合中に彼を見て感じたのは他の選手とは少し違う雰囲気を持っている。
全ての技術レベルはもちろん高いのだが、キックがうまい、対人が強いなど多くの人が想像するような武器を持ってるようには見えない。
ただ1試合を通して、サボらない。ロスタイムでも自陣に全力ダッシュで戻る。ギリギリのところでマイボールにする。
スペイン人はボール扱いが上手くて戦術理解度が高くてとよく言われるがそれだけではなくこのような選手が活躍できることが個人的にラリーガの魅力だと思う。これは圧倒的な武器。

よく監督から日本人はTrabajador【働き者】だよね。と言われていた。 
実際にスペイン下部リーグにも足元の技術レベルが高い選手が沢山いる。なんでこのレベルにいるのと疑問に思う選手ばかり。
スペイン人にこのタイプが多いのに海外から来た選手も同じタイプだと契約、ポジション確保はかなり難しいものになってくる。

もしかしたら日本人がスペインの下部リーグで順応かつ活躍すしステップアップしていくためにはこういう部分が求められるのかもしれない。

機会があったらホセ・コルパスに注目してみて下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?