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離婚して再婚を望まない人にしか分からない事

ども、リリィです。

昨日、相方ナオちゃんと毎月恒例の焼肉ランチに行ってきました。

いつも食事の後のデザートとコーヒーまで頂くんだけど、食事も終盤あたりから昨日も色々おしゃべりしました。

「事実婚がいい」と思う人の気持ちは初婚・再婚不問で既婚者、未婚者には理解しがたいという事

昨日の最初のテーマは私がしゃべりだしたんだけど。

私は、子連れでバツ2になったシングルマザー、子育てひと段落迄あと少し。

対してナオちゃんは、奥様を病気で亡くされた独身子供なし。

私も彼も、
「再婚願望なし」
「いつかしたいと思ったら後でもできるし」
という認識がピッタリ合致して付き合っています。


私が再婚しない理由は、

二度も離婚してるし、子供がいるから。

もう結婚はコリゴリ。
「次の旦那様とは幸せになってやる!」って、一度目よりも腹をくくって再婚したのに離婚に至った。

結婚する前に色々見落としていたんだな、見る目がないとはこういうことだな、と。

二度も失敗してたら「結婚=幸せ」なんて定義は木っ端微塵にぶっ壊れます。

そして子供がいるので、大人の事情にこれ以上振り回すのはちょっとやめておこうと思ってます、だってすでに子供の戸籍謄本2枚つづりになってしまってて。

  1. 出生

  2. 離婚後私の新戸籍へ入籍

  3. 私の旧姓へ改姓

  4. 再婚

  5. 養子縁組、改姓

  6. 離婚・養子離縁→自動的に私の旧姓へ改姓

子供の戸籍にこれだけの情報がすでに書かれてるんです。

離婚のない家庭の子供の戸籍関連は「1」だけしかないはずなーのーにー。


私がまた再び再婚したとして、もちろんもう子供は15歳を超えているので、本人の意思で自分の戸籍をどうするのか、名字はどれを名乗るのかなどは決めることができるけども。

とりあえず子供が大人になるまでは絶対にありえないと思っていて。
ついでを言えば、結婚のメリットすらほとんどわからなくなってるので再婚願望がわいてこないわけですよ。

それに大してありもしない財産でも子供にマルっと残せるから。

これも大きいかな。うちは子供が一人だから相続争いする物もないし相手もいない。

再婚しないというのは相続人を限定にもできるってこと。

これはナオちゃんとも共有してる思いでもある。
ナオちゃんも、そうしてあげるべき、とも言ってくれてる。




対するナオちゃんが再婚しない理由は、

亡くなった奥様とそのお父様のお位牌を守っていく責任があるから。

別にお位牌を守るために結婚しない必要もなくない?と思う人もいるかもしれないけど。

本人もそこには責任をもって全うしていきたいという思いがあって私はその気持ちも尊重してるし、嫌悪感もない。

それに今優しく寄り添ってくれる彼があるのは、奥様との闘病や亡くなるという出来事があって、懐の深さは一層大きくなったことだろうと思うし、過去があっての今の彼だと思っているので、彼の奥様の存在が大切であることに否定的な気持ちも一切ないんですよね。

買い被りも良くないのは経験上承知してるつもりなので笑、彼の時々姑のように細かい所とかもちゃんと受け止めてます(悪口じゃないよ笑)。


当人同士がヨシとしてる関係ならそれだけで十分に幸せじゃないか。

私が事実婚がいいと思う理由は、コレ。

結婚に二度も失敗した私と、大切な人を失ったナオちゃんの、突き詰めたところの極論っちゃ、極論です。

今の私は子供に父親が必要だなんて思ってないし、父親はなくとも子供は育った!
結婚しなくても、一緒に暮らせるし、家事の分担もできる。
結婚しなくても、お互い体調悪い時は助け合える。
結婚しなくても、良きパートナーとして家族にも紹介して公認にできるし。
結婚しなくても、お財布は共有できるし。
結婚しなくても、気持ちの上で家族にはなれる。
結婚しなくても、互いの居場所になれる。
結婚しなくても、孤独死を避けるリスクは下げられる笑。
「家庭」を求めてはいないし、お互い求めてるのは安定と安心。

法的に守られない、健康保険とか税制ではデメリットがあるのもわかってる。

事実婚のデメリット

事実婚だと、お互いに扶養にはいる事はできない。
事実婚だと、配偶者控除・扶養控除が使えない(節税ができない)
事実婚だと、自動的に相続できる立場にはなれない。
事実婚だと、会社の福利厚生の家族向け特典が対象外になる。

だけどこのデメリットたちは、対策をとることができるし、大して影響がない事もある。

私がしっかり仕事をしていればいいだけのこと。

働くことは生命線、自分のたった一つの杖だとおもってるから働くことは辞められない。

「この想いをした経験者」にしかわからない、という事

再婚して今うまくいっている人には、私やナオちゃんの気持ちはわかりにくい事なのかもしれない。

イチ意見としては想像ついても。

再婚した人は「再婚したくて再婚した」はず。(デキ再婚とかはともかく)。

結婚って責任と関係を証明するクサリみたいなものでしょ?
そこを頼って確実な関係性を築きたい気持ちもあればそれは理解もできる、結婚したことあるだけに。

事実婚って一つの関係性として確立されているわけじゃ無ければ、ゆるくぬるい関係性だといわれも仕方ないと思う。

事実婚反対派は、ただの「恋人同士」なだけじゃん?って思いだと思うし。
もっと公的に認められた関係でいたいって思いもあって結婚・再婚するんだろうし。

私は「また離婚するかもしれない」と思いながら過ごしたくないんですよねw、二度もしてるだけに。私は自分の見る目にもう全くと言っていいほど自信がないので。


だから、戸籍的には「離婚後ずっと一人だった」となるけど、要は私やナオちゃんが今後死ぬまでの人生をお互いに思いやって支え合って満たされて生きていければそれでいいじゃないかって思うわけです。

んで、子供も自立して、お互いおじーちゃんおばーちゃんになって、そろそろ一緒になろうかってなった時は、それはそれでいいんじゃない?っていう余地がある事もお互い共有できてるから私はきっと安心してナオちゃんと過ごせてるんだろうと思う。


とはいえ、まだお付き合いして一年。
今のところ喧嘩もなく穏やかで、うちの子優先で過ごさせてもらってる。
まだまだ先は長いので、お互い尊重し合いながら譲り合いながら素直に支え合っていけたらなと思ってる次第でございますですw


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