![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22945799/rectangle_large_type_2_c667565e1d0a971b9c08ee65b64a0364.jpeg?width=1200)
日本の教育について
みなさん、お疲れ様です。
先日、newspicksのプレミアム会員になりました。
WEEKLYOCHIAIの「日本再生の戦略会議」で『シン・ニホン』の著者の安宅和人さんが既存の日本の教育について非常におもしろいことをおっしゃっていました。
目次
1.世界の状況
2.必要な能力
3.日本の教育
4.まとめ
1.世界の状況
まず、世界の状況を説明しています。
GDPとマーケットキャップの伸びの違いについてです。
ちなみに簡単に説明すると、GDPとは付加価値の合計でマーケットキャップとは株式時価総額です。
2010年から現在にかけて、GDPの伸びは鈍化しているのに対して、マーケットキャップは急激な伸びを見せています。
これが意味するのは、規模による付加価値創造の終わりです。
先進国の人口増加は終わり時代は変わろうとしています。
2.必要な能力
マーケットキャップが急増しているということは、企業価値をあげる力が必要で、それができるのは安宅さんの言葉を借りると「異人」である必要があります。
企業価値をあげている要因として、5GやAIなど複雑なことを簡単にするようなテクノロジーが使われるようになっていることが挙げられます。
それらと人間の相乗効果として見込まれるのはスケールではなく、「変化」させる力です。
具体的に、技術、デザイン・アートなどです。
安宅さんは「夢を形に変える力」という言葉を使っています。
日本の教育はその力の向上に寄与できているでしょうか。
3.日本の教育
上記の能力はマシンのような人には身につきません。
日本の教育の問題点はこのマシンを作ってしまっているところです。
安宅さんは日本教育の科目がどのような力を齎すか、こう説明します。
国語→空気を読む力(敬語など)
数学→ドリルを解く力
理科→パズルをはめ込む力
安宅さんはこの教育では他の人とは違うクリエイティビティーは生み出されないとし、徹底的なマシン化の教育であるとまとめています。
これで身につく力は「スケール」で価値を生み出す力です。
4.まとめ
事実として現れている世界の状況から導き出される必要な能力と逆なことを日本教育はしてしまってる。
最後までご覧いただきありがとうございました!