脳髄とろけ逃避癖が一般社会で生きる方法
「今の今まで存在を忘れていた課題の締め切りが5時間後に迫っている。
今から本気で手を付けたとしても到底終わるボリュームではない。
もう落第決定だ。」
このような状況にぶち当たったとき、人は深い絶望に突き落とされる。
具体的に言うと、
・脳がジュワワ・・・と委縮するような感覚
・それに伴い視界に白い靄がかかる
・喉がヒュッとなる。冷たい唾液が食道を伝っていく
・首筋が硬直して動かない
・みぞおちのあたりが熱い
などの症状が一気に押し寄せ、頭の中は「終わった」の一言でいっぱいになる。
私はこの状態に陥ったとき、割と早々に諦めるタイプであるが、
このとき、
「他人に迷惑をかける原因となった自分のやらかしをきれいさっぱり忘れ去ったまま、なんとなく「やっちまった」という感情だけが心に残っている」
みたいな状況になることがある。
つまり、
体は普通に動くし、興味の矛先もゲームや漫画に向いているにもかかわらず漠然と心だけが沈んでいる
みたいなことになる。
いつもの通りフワフワマンガを読んで暮らしているとき、ふと
「なんか今絶望してるな・・・・・!」
ということに気づき、よくよく今日の出来事を遡ってみると、
「あ、そうだ留年確定したんだった」
と気づいてまた体がサッとなり、そしてまた忘れ・・・・・・のループに陥る。
とにかく完璧主義の逃避癖がひどいので、その特性の一環でしかない。
仕方がない。
だからなるべく「そもそも新たな絶望を生み出さない」という根本解決を心掛けるけれど、
結局なんか気づいたら平気で締め切り直前まで何も手付けてないことになってしまう。
↑なので根本解決はあきらめた方がいい。
いろんな方面に謝罪して「もうちょい待ってください」とお願いしなきゃいけないタイプのやらかしをしてしまったとき、大切なのは脳が逃避を開始する前にエイヤで
・その状況を打開する策を箇条書きでいいからアウトプットし
・謝罪の対象者に高速で頭を下げたのちそいつから返事が返ってくる前に↑を一方的に読み上げることである。
こうすると自分の中の誠意みたいなものを先制攻撃でドカンとぶつけることができるので、効く。
要するに勢いで言いくるめて相手の怒りを削ぐのである。
私は実際にこの方法でかなりの局面を乗り越えてきた。
終業式でみんなの前でピアノを弾く役を自ら買って出たくせに当日に無理になってバックレた時などに。
カスは誠意を早めに出した方がいい。
カスには誠意しかない。
自分の脳より先に動け。