365日メイド服で生活する日記 2024年1月6日
肩の可動域が無さ過ぎるメイド服で暮らし始めて6日目。
365日メイド服で生活するという公約を掲げた以上、
その暮らしをまとめた本を文フリで出すと決めた以上、
どんなに肩の可動域がなかろうが、
サイズがぴったり過ぎて着脱のたびに危うく肩を脱臼しかけようが、
絶対にメイド服を着なければならない。
しかし、着るメイド服を選ぶことはできる。
もっと言えば、自分のニーズに合ったメイド服を自分で生み出すことだってできるのである。
という話の展開は、毎日メイド服生活を始める前、12月の時点から構想していた。
この日記を通してやりたいことは、一般会社員として暮らしながら、憧れの英国メイドの仕事を追体験することが目的なので、
「メイド服を作る」というのはまず初めにやりたかったことなのだ。
しかし、コスプレイヤーならだれもがお世話になるうさこの洋裁工房は年末年始はがっつり休みであった。
12/30に慌ててポチッた型紙は、のどかな正月休みを経て今日の昼頃我が家のポストに届いたのである。
ということで、明日からメイド服を作り始めることとする。
メイド服メイド服と一口に言っているが、
実際の英国メイドがどんなメイド服を着ていたのか、気になるのはやはりここだと思うので、参考文献を片手に解説する。
ヴィクトリア時代、メイドは午前と午後で着る服が分けられていたらしい。
一般的に想像される、黒いドレスに白いフリフリのエプロンというフォーマルないでたちは、午後用の服だ。
午前中はピンクや水色、緑色など、色鮮やかな服で仕事をし、午後になるといそいそと着替えていたらしい。
午前中の生地はコットン、午後の生地はモスリンが主流だったようだ。
今回、まず手始めに午前中用のドレスを作るところからやってみることにする。
午前中、しゃっきり起床して手作りのメイド服に袖を通すというのはかなり上がると思うので。
今日はもうかなり時間が遅いが、この休みを使って生地を集めてこようかなと思っているので、
大まかに作りたいデザインと必要な材料を適宜追記する。