365日メイド服で生活する日記 2024年1月3日
日記が歯抜けなのは何もチャレンジ開始2日目から挫折したわけではない。
全部公開すると本にしたとき面白みがないなと思ったからわざと歯抜けにしているのだ!
あっという間に正月が終わる。
連休最終日だというのに、今日も午前中に起き出して髪を洗い顔を洗い、メイド服を着た。
昨日、餃子を皮から手作りするのに4時間くらい作業していたせいで肩と背中が凝っていて、ぴったりサイズのドレスを着るのにかなり手間取った。
洗濯と朝食を済ませ、コーヒーを淹れて作業。
私はコーヒーを飲んでから机に向かうとお腹がゆるくなる性質がある。
ディーンアンドデルーカのカップから黒い液体をすすりつつ、30分ほど作業したところで今日も便意が来た。
メイド服ってトイレがしづらいですね。
スカートの布はかなり多く、そして長い。両手で一気にたくし上げると、それだけで腕の中がいっぱいになってしまった。
えっちらおっちらみっともない恰好のまま便座に腰を下ろすと、腰の後ろで結んでいたエプロンの紐が危うく便器に浸かりそうだ。
慌てて立ち上がり、エプロンを外して事なきを得たが、
この布の多いエプロンをいちいち脱ぎ着して生活するの、なかなか大変だ。
調理実習で使うような、腕を通して後ろのボタンを留めたらOKタイプならまだしも、肩ひもにこれでもかとフリルが付いているうえ背中でクロスしていて、後ろでボタンを留めた後さらに長いリボンを綺麗に結ばないといけない。
適当にやれば肩ひもがクルクルになったり、腰のリボンが縦結びになって見栄えが悪い。
英国のお屋敷のメイドは主人の権力の象徴という側面もあったので、きっと身だしなみは口うるさく注意されていたに違いない。
その時代の人々にとって、この程度の手間は当然だったのか、それとも当時のトイレはもっと形が違って、ドレスを着たままでやりやすかったのだろうか?