オイシミ、コワミ
久しぶりに12000歩も歩いた。
朝から鼻の下のちっちゃいイボを取り、パスタを食べ、インサイド・ヘッド2を観て、ドーナツを買い、しぶしぶシャーペンを買い、病院に行って処方箋もしっかり受けとる過密スケジュール。
後半はとにかく荷物が重くて重くて疲れた。
「多分時間空くから持ってっとこ!」とカバンに入れた800ページの参考書は本当に要らなかった。
おまけに雨が降ったり止んだりで、よく全部のスケジュールを嫌にならずにこなせたものだ。
鼻の下のイボに関しては子供の頃からあったやつで、自分の目には見えないし写真を見ても気にならなかったから取る気はなかったけど夫からの強い勧めでかなりしぶしぶ取った。
どのくらい強い勧めかというと施術料13000円のうち10000円出してくれたくらい強い勧めだった。
曰く、すげえ目立ってたらしい。友達とかに言われたこともないし、写真見ても自分では気にならないんだけどな。
1ヶ月くらいは傷跡が残るらしい。
施術は本当に簡単で、カーテンで仕切られただけの施術台にメガネをかけたまま仰向けになって、おもむろに医者が入ってきたかと思ったらジュウウウウウバチバチバチはい終わり。くらいのスピード感だった。
体の一部をレーザーで抉り取ってるのにあれくらいの痛みで済むというのは、やっぱレーザーのおかげなんだろうか。
メスとかでやったら流石に麻酔なしじゃ無理なんだろうか?
それとも人体はそのくらいの痛みなら余裕で耐えられるようになってるんだろうか。
ピアスとか、今回のレーザーとか、体のごくごく局所を切り刻んでるときの痛みって麻酔なしでも思ったより耐えられるの怖い。
施術直前は「あり得ないほど痛かったらどうしよう」という恐怖で背中はビチョビチョだし心臓はバクバクだしちょっと気絶しそうなくらい頭がギューーーーーッとなるのに、いざ始めてみたらあまりにもあっけない。
これに慣れてると将来本当にデカい手術の時に痛い目見るんじゃないかと思ってそれが恐ろしい。
術後、「皮膚が丸く抉れてるからそこを埋めるように1週間軟膏を塗って上からテープを貼り続けてください」と説明を受け退出。
体を切ってるのに30分ぽっちしか経っていない。
その後買い物したりしながら町をうろうろして、途中でトイレの鏡を見たら傷口から血が滲み出て鼻血垂らしながら歩いてる人みたいになってた。
怖くて触れなかったのでそのまま鼻血たらしてる人として全ての予定を遂行した。
インサイド・ヘッド2を観た。
カナシミがかわいいんだよな〜
グダグダ言いながらちゃんと仕事するところがすごく共感できる。
最終的にはちゃんとやる代わりに一旦嘆いておきたいんだよな。わかるよ。
カナシミのグッズとかってあるのかな……ちんまりしたフィギュアがあったらデスクに置きたい。
昨日今日と少し勉強から離れていい気分転換になった。