SEET法

引き続き移植に向けて着床についてのオプションや検査を色々見ています。

不妊治療ブログでよくSEET法という単語を見てたんですが、ふーんと流していました。

一応、調べてみると…

ふーん。。。

ふーん。。。

え?!?!?!

全然他人事じゃなかった…

やっておけば良かったと今更激しく後悔です…

SEET法とは、後藤栄先生が考案・発案した方法で、採卵後に卵を浸しておいた培養液を凍結保存しておいて、それを胚移殖の数日前に子宮内に注入する方法です。(*1)

受精卵の成長過程に分泌されたエキスを体内に戻すことで、『受精卵が行くぞ』という胚由来のシグナルが子宮に届き、着床しやすい状態になると考えられています。

この後藤先生はあの2段階胚移植法も考案された先生です。ちなみに、2段階胚移植法とは初期胚を先に移植することで、子宮内の着床環境を整え、次に移植する胚盤胞がより高い確率で着床することをねらいとした方法です。

この2段階胚移植、画期的で非常に妊娠率が上がりました。しかし、同時に多胎リスクも増えてしまったため、1段階目に移植する胚の初期胚の代わりに胚培養液を子宮に注入するSEET法を考案されました。
これであれば、移植する胚は1個に制限することができ、なおかつ、二段階胚移植法と同様に高い妊娠率となる方法となります。(*2)

…絶対やった方がいいじゃん

そもそも2段階移植法は初期胚(性別不明)が必要で、初期胚が着床する可能性もあるため、産み分け着床前診断組は絶対に使わない方法です。

でも!!それとほぼ同じ効果がSEET法で実現できる!

SEET法は採卵の時の培養液が…

ん?!採卵の時の?!?!

そうです、やりたい場合は採卵前に言わなければなりません。。

↑もう採卵終わってる人( ;∀;)

いくつ採卵して胚盤胞にどれだけ到達するか、正常胚はどのくらいがあるかで頭いっぱいだった…

産み分けで着床前診断組でSEET法まで最初から想定している人はどのくらいいるのでしょうか…

やっぱり私の準備不足?!( ;∀;)


(*1)後藤レディースクリニック

https://goto-ladies.com/treat/seet.html

(*2)英クリニック

https://www.hanabusaclinic.com/about/treatment/advanced/seet/


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