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君だけが知っている『本当』(2023/08/20 LIVE PARADE 2023)

どうも、うみうしです。LIVE PARADEもいよいよ終盤戦となりました。
今回の石川公演でホール公演は最後ということもあり激アツなライブとなりましたね。


参加したライブについて

ライブのタイトル:NANA MIZUKI LIVE PARADE 2023
開催日:2022/08/20
会場:金沢歌劇座(石川県)

諸注意

このブログには以下が含まれています。
【セットリストなどのネタバレ】
【オタクの妄想】

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【考察】
【詳細なレポート】

はじめに

石川県でのライブはLIVE JOURNEY以来12年ぶりでしたが、LIVE JOURNEYは自分が関東以外の地方にもライブに行くようになったツアーであることと、石川県はその関東以外にライブに行った最初の県でもあるので特別な場所でもありました。

行く途中について

12年前は新幹線が金沢まで伸びてなかったので車で移動したんだけど、今回は新幹線で移動しました。ちょっとやってたというのはその新幹線を金沢まで伸ばす仕事をちょっとやってましたという意味。(今はその仕事はやってない)
ライブのMCでも新幹線の話がちょっと出たけど、やる気のない仕事ぶりに定評がある僕の仕事も微妙に誰かの役には立ってるらしい。

そんなわけで新幹線が開通してから訪れるのは初めてだったので、駅が思った以上に立派で圧倒されてる。

会場までバスで移動して恒例の記念撮影。
よく見たら物販の奈々さんのパネル(の裏側)も映り込んでる。

駅は立派になってそんなに記憶がなかったんだけど(そもそも前回は駅を利用してないが)バスに乗ってる時の道路が確かにここに来たという記憶を呼び起こしてくれた。建物とかより道で土地を覚えるタイプ。

開場が遅れていたので、地方の会場だとありがちな機材がなくて楽器が有線接続になったりという類のトラブルかしらとこの時は思っていたんだけど、メインの機材が動かなくなって、急遽サブの機材を使う事になったとかいう厳しめのトラブルだったらしい。
そんなわけで若干時間は押したけど、ホール公演最終日が開演しました。

ライブ本編の感想

01.Red Breeze

タイトルにRedとついているから、条件反射的にペンライトを赤にしてはいるんだけど、奈々さんのイメージカラーは青なのでその色にしたい気持ちもあって、そういった気持ちがせめぎあう感じを日食で表現しているのだろうかという謎の考え方をしていたので「Moon & Sun 重なった」ってところで片方のペンライトを赤に、片方のペンライトを青にしてクロスさせるのはどうかと思いつく。なんかちょっと前に話題になってた人の発想が少しわかった気にもなった。まぁ、僕は自分が楽しければいいというオタクなので、人に理解してもらいたいというのはあまりないのだけれども。

02.Bring it on!

ひたすら声を出す曲という立ち位置だったのだけれど、ツアーで連番した人がメチャ跳んでたのが楽しそうで真似して飛ぶようになった結果、シンドさが増した(笑)
これまだ序盤なので良かったですね。終盤だったら大変なことになっていました。

03.Rock Ride Riot

後半からここに入ってくるようになったタオル曲。これ最後までこんな感じなのか、それとも最後の3連戦ではまた戻ったりするのにも注目ですね。
この曲が選曲されたのは「巻き戻すことはできなくても やり直すことはできるから」という部分がテーマ的にあっているからのように思われますが、ヨシダさんの詞はオタクに対して攻撃力がありすぎるので、お前はどうしてるって言われているような気持ちになりますね。とはいえ、奈々さんが歌うとそこまでキツイ印象にもならないから全ては人に備わった徳なのだなぁとも感じます。
とはいえ、ずっと変わらないでいる自分のお尻を叩かれているような気持ちにはなるのだけれども。(お尻を叩かれているみたいな振り付けがあるのは次の曲なのだけれども)

05.Faith

これまでの感想では積み重ねてきた経験などで変わっていくというような歌詞が現在の状況とリンクするように感じるみたいなことを書いたように、どちらかというと過去に焦点を置いた選曲のようにも感じていましたが、あまり後ろを向く人の印象でもないので、未来に目を向ける部分もあるのではないかと考え、自分にも未来を感じられるような部分がないかと思って聴いていましたが「言葉では虚しくなるから ただ君の手を握りしめる」の部分が歌われた時、なるほどこれかぁってなりましたね。
というのも、僕はまだ手を握ってもらってないからです(アホの感想である)
LIVE JOURNEY以来12年ぶりの金沢という話をしましたが、この12年間僕はずっと今と同じような生活を続けていました。特に夏の予定はもうずっと自分で決めたことがなかったのですよね。(会社の人に夏の予定は奈々さんの公式ホームページを見てくれと言ったこともあるぐらい)
そんなわけで「自分で選べないことさえ 楽しめると思えた」のを忘れたくないと言い続けて12年も経っていたのですが、いわゆる全通をするような人はツアー1回でどれぐらいかかるのかって計算したことぐらいあると思います。それが12年とかなった時に一体どれくらいの費用が掛かっているのか(笑い)
一度会社の同期にこれまでどれぐらいの使ったかという話をした時に、これだけお金使ってもいまだに手も握らせてもらってないとか冗談を言ったら、それ騙されてるよって返されたのですが、むしろ望むところではあります。
とはいえ、これまで言った事は必ず実現する人でもあると思うので「君の手を握りしめる」と言ったからには、近い未来で実現してくれると信じておりますよ(都合の良い解釈)

07.Get up! Shout!

タイトルにシャウトってあるから割と叫びたくなる曲なのだけれども、実際どこ叫んだらいいんだろうとなり、結局歌詞の()の部分は声を出すことにしている。最後の「Get up! Shout! Over soul!!」も叫びたいんだけど、歌ってる人みたいにそーーーーーうるって感じで伸ばせないわね。アレどうやってんだ(笑)

08.Sacred Force

ここの可変曲は3曲で出そろったのではみたいなことを書いたけど、残すことろは東京3日間だけなので、どうやら1日1曲みたいな感じになるのかと思われます。個人的には「Sacred Force」がより最終決戦感があるように感じているので最終日に歌ってほしさはあるのですが、この日もいわゆる地方公演は最終日という事もあって最終決戦だみたいな感じで滾ってましたね。

09.ETERNAL BLAZE

「ETERNAL BLAZE」は単発のコンセプチュアルなライブでセットリスト入りしていない事もありますが、ツアーではもう自分が通い始めた頃からずっと歌われているように思います。そんなわけで奈々さんのライブ、とりわけツアーを象徴するような曲と解釈しているのですが、そのツアーの終盤戦ともなると、僕はこの曲を聴くと泣く癖があります。今回のツアーではこの公演がその日でした。
泣いてしまう理由は割とその時によるのですが、この日は席がステージ正面だったし座席の高さがステージと同じくらいだったこともあり、奈々さんが正面を見て歌うと自然と目が合うみたいな状況だったからのように思います。そして、この曲の歌詞に注目すると「君のその笑顔だけ守りたい」「君は光の女神(てんし)」「君のそばにいたい」など「君」というワードが数多く登場することに気が付くと思います。
正面の席で目を見て歌ってもらっているように感じられる状態で「君」なんて言われた日にはそこまで想っていただけるのですかと嬉しくなりますよね。
同じ曲をもうライブで100回以上は聴いているというのに今更何言ってんだこいつと思われるかもしれないけど、「君だけは知っている『本当』を僕に見せて」と歌詞にあるように僕の『本当』はこれだよという謎の感想を胸に涙しながらツアーももう終盤なのだと実感していました。

そういえば、曲の感想しか書いてこなかったんですが、9曲目、10曲目の間のMCで恒例の回ってのコーナーがあったりして、ホール公演では自撮り棒をつけたカメラで撮影しながらステージの奥の方を探訪するのが良かったですね。中々ドアップで顔を見る機会のないように思うのでそれ自体も嬉しいのですが、こうやって少しでも近くに感じられるようにと自分から工夫してくれるのが何より嬉しいことですよね。

10.Song Communication

前回の愛知公演ではギターのイタルビッチがコロナでお休みだったのですが、イタルビッチがアレンジリーダーであるこの曲は本来予定していた愛知公演でなく今回の石川公演でやることになったみたいです。これも運命みたいな言い方を奈々さんはしていたと思うけど、やる順番が変わったことでこの曲を好きなファンがこの日近い席で聴くことができたみたいな話を耳に挟んだりもしたので、そういう巡り合わせはやはり運命的だと思うし、深度の深いオタクはそういう運命を感じた瞬間みたいなものがそれぞれあるようにも思うので(僕は勝手にこじつけて運命を感じまくってはいるのだが)そういうオタクの運命の日の話をもっと聞いてみたいんだなぁ。
こんな風に思うのもこの曲は奈々さんと自分の2人というより奈々さんを中心としたコミュニティ全体を意識させてくれるように感じるからです。
歌詞もライブ中の奈々さんの心情を表しているように思うし、みんなで合唱したりするシーンもライブならではの光景という感じで、自分だけじゃなくてたくさんの人の応援があってライブが成立するのだなと感じさせてくれるのが好きな瞬間です。

12.恋想花火

ホール公演では幕が降りた状態で歌うのが、なんだか隔たれているようで寂しく感じたみたいな感想を書いていましたが、この日は寂しく感じませんでした。というのも、正面の席で目線の高さもステージと同じくらいになったからなのか、ライトを当てられた奈々さんが幕に浮き上がって見えて近くに感じられたのと、逆にステージの周囲の様子が幕に当たる光で見えにくくなることでなんていうか二人だけの世界になったような、そんな謎の感覚になっていたからですね。
この曲は今回のツアーで重要な意味を与えられた曲だというのは間違いなくて、そのせいか自分の感想日記でも毎回なんか書いている気がするのだけれども、その感想も毎回全然違う事言っている気がするから、それがある意味でライブに何度も足を運ぶ理由なのかもしれません。
そういえば、歌い終わったあと奈々さんがステージ裏に下がったあと、ギターの3人が前に出てきて弾くというシーンがあるのだけれど、この日はイタルビッチとコジローが向かい合って弾いていたのが印象的だった。
前回の愛知公演ではイタルビッチがコロナで参加できなくて、今回から合流という形だったのだけれど、再びこうして一緒に演奏できるのを喜んでいるように感じられましたね。

13.サーチライト

幕間の映像の後、お奈々の塔の形態で再登場するのですが、やはりホール公演でこのサイズのものが登場するのは迫力ありますね。
幕間の映像が終盤になると後ろでスタンバっている奈々さんやチェリボのメンバーの影がちょっと見えてしまうのですが、思わず見上げてる人の姿が目に入ったりしたのもなんだか面白かった。

17.VIRGIN CODE

18.Preserved Roses

ここのコーナーは曲を入れ替えたり、順番を入れ替えたりとその日によってだいぶ印象が変わってくるのが面白いところなのですが、この日の2曲の組み合わせが体力的には最もキツイ組み合わせな気がします。石川公演は1日だけだったからまだ体力的には余裕があったのですが、この並びを東京3連戦の最終日とかにやられると死人が出そうな気がしてきますね(笑)

19.NEXT ARCADIA

締めに一番激しいのが来るというのがこのライブの面白いところですよね。あまりにも激しいので映像をみたりする余裕があまりなかったりするのですが、この時の映像は割とシンプルで飛空艇で空を飛んでいるみたいな雲が流れる映像でしたね。この日はその映像を観て、そういえばこの曲が初披露されたLIVE GAMESのBlu-rayのエンディングが一緒に戦った仲間を空飛ぶ乗り物で故郷に送り届けるみたいな映像だったのを思い出していた。
曲前のMCではタイトルにひっかけて、次の理想郷にという言い方をするけれどもその理想郷は以前のような完全な状態でのライブということを意味していたわけでもあるので、飛空艇で故郷に送り届けるニュアンスもあるように感じていた。

そういえばこの日はなんだか僕の声がいつも以上にデカかった。
特に感じたのはアンコールの時。
自分は一回叫んだら一回休むというのを延々と繰り返すスタイルなのですが、調子がいいと自分が叫んでるときには周りの声が割と聞こえなくなります。この日は自分以外は叫んでないんじゃないかってぐらい出ていたので、多分過去一に迫るぐらい大声を出せていたんじゃないかと思います。
多分、アンコール前が激しすぎて頭のネジがまた一つ外れてしまったものと思われます。

20.PARTY! PARTY!

本編ラストがBlu-rayのエンディング映像みたいだという感想を持ったあとだったこともあり、ここはもう完全にエンドロールみたいな感じでしたね。そういえば、以前のライブで、アンコール1、2曲やった後のMCでのシャッスコールの際にヨーダのメンバーにもシャッスと言ってもらいたいけどその後の準備で出にくそうだったみたいなことがあったから、先にダンス曲で出てきておいてもらう形にしたというのもあるのだろうか。

22.Sugar Doughnuts

新曲を聴くのは愛知公演からこれで3回目になるわけですが、まだ曲の全体像をつかみ切れていなかったりするので、甘いだけじゃないみたいな曲の説明をすでになるほどと感じていたりします。
とはいえ、ポイントポイントで跳んだりする部分が少しわかってきたりもしていて、やるほどに楽しくなってきそうな曲ですね。
10月のアニメの主題歌という事で今回のツアーでは間に合わないのですが、リリース後にもまたやってほしい曲。

ライブが終わったあとにみんなでありがとうとか言うのですが、今回はホール公演ラストという事もあって、ここが最後のチャンスだとばかりにみんな声を出したりアピールしていたりして楽しかったですね。
自分は基本的に同じ場所にいる以上、見てもらえば嬉しいし、反応してくれれば幸せなので、あらゆる手段でアピールするべきという種族ではあります。とはいっても自分がもっとも得意とするところは声がデカいというぐらいなので、こいつうるせえなって思われるぐらい声を出すことぐらいしかできないのだけれども。

ライブ後の感想ツイなど

声がデカかったという話。
自分では自分の声のデカさがいまいち把握できていないのですが、一説によると隣の人が耳を塞いで座り込んでしまうレベルらしいですよ。(ただの実体験である)

「ETERNAL BLAZE」当たりの話。この曲を楽しいと思い続けてる以上、この生活を楽しいと思い続けていくことだろうとは思います。

文章で可愛さを書いてもまるで伝わらんと思うので感想では奈々さんの見た目の可愛さについて語ることは少ないのだけれども、この日はわざわざツイートしたりしているのでとても可愛かった。(いつもなのであるが)

持論。案外前の方に座ってる人って次も前だったりするのよという話。なので幸運に恵まれた時に運を使い果たしたみたいな事を言うんじゃなく、またくる機会に備えたいねという話。
僕?僕は力づく(早起きしたりとかね)で前に行ける時に行けばいいかという男ではある。

ライブ中に無駄にジャンプを繰り返している男の戯言。

ようは、嫉妬である。
僕はこの人に出会って嫉妬という感情も知ったんだぁ。
知らない感情が増えて人生が豊かになった。

書き忘れた。激しいゾーンの時に奈々さんも一緒に跳んでたりするんだけど、その時にスカートがフワッとなってそれが可愛くて好きなんだなぁ。

まとめ

そんなわけで、石川公演楽しかったですね。
7月に始まったツアーもこれで8月の公演まで終了し、いよいよ9月の3公演を残すのみとなりましたね。
日本の夏というと7月から9月の上旬くらいまでという感じがしますが、夏を楽しみに尽くしたという感じのツアーだったのでしょうか。
とはいえ、最高の思い出にできるかは最後の1秒までライブに参加できるまでわからないので、最後まで気を抜かずにいきましょう。(前回のツアーは最終日に参加できなかったからね)

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