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仙台(ここ)が俺達の家で、棺桶よ。(2022/08/13,14 LIVE HOME 2022)

どうも、うみうしです。
色々あって、今回の仙台編でLIVE HOMEツアーの感想日記、最終回です。

参加したライブについて

ライブのタイトル:NANA MIZUKI LIVE HOME 2022
開催日:2022/08/13、2022/08/14
会場:仙台サンプラザホール(宮城県)

諸注意

このブログには以下が含まれています。
【セットリストなどのネタバレ】
【オタクの妄想】

このブログには以下は含まれていません。
【考察】
【詳細なレポート】

はじめに

そんなわけで、ツアー唯一のホール公演である宮城公演に行ってきました。
これまではやや後方支援の席だった僕も、この仙台サンプラザホールという特別な会場のお力により、いつも以上の前方席でライブを鑑賞することができましたとさという話です。ありがたや。

開演前までの話

この日は台風接近のニュースもあったので、早めに起きて雨の状態を確認している。オタクの朝は早い。

車を起動したら、ナビが今日は左ききの日ですと教えてくれたのでしたツイート。左ききというワードが出てくる曲があったなぁ。(歌われなかったけど)

途中結構な雨に降られたりしたものの、会場周辺に着いたら晴れてたので、のんびりねんどろいどとか、お手玉とか並べて撮影。

今回の座席は両日ともに1階のRブロックだったんだけど
11年前は同じくRブロックの端っこ、Lブロック側の立見席の端っこで
両方端っこだったので、ステージの正面も収まるアングルというのは初体験。あと、これは会場に行った人でないと伝わりにくい話かと思いますが、座席からステージまでがとても近い。

ライブ本編の感想

開幕の時の感想で一応全曲書いたので、今回の日記ではピックアップして書きます。

01.New Sensation(1日目)

一番好きな曲を一番最初に聴けるのっていいですよね。
そんな当たり前のことに気が付くのに7回も要したんですが、これは多分ホール公演という場の空気感もあって感じたことのようにも思います。
僕はこの歌の「まだまだ力とかあるんじゃない?」って歌詞が好きなんですが、これはちょっと近くに感じれる時に励まされる感がより強まるというか、背中を叩いてくれるには叩ける距離にいたほうが直接ぶっ叩いてくれてる感が増しますという話です。
そういえば、前回ここに来た時にもこの曲を聴いたんだったと思い出し、高まる。(映像に残っていない方だから、僕もこの時まで忘れかけていたのだけれども)

02.SUPER GENERATION(1日目)

ホール公演だと参加しているオタクも、経験を積んだ人が多いように思うので、「SUPER GENERATION」みたいないわゆる定番曲ではその練度の高さが面白いみたいなのを感じる事ができるように思います。
とはいえ、僕がいわゆる元気なオタクでいたのは、目の前に奈々さんが来て、とっても近かったのが嬉しいという単純に理由なのだけれど、みんなもそうなんじゃなかろうか。
ホール公演は倍率高いからとか、地方だからなどと理由をつけて、精鋭が来ているみたいなそれっぽい理由を言ってはいるものの、単純に推しが近くてテンションが上がってるだけなんじゃなかろうか。
その理由を探るため、これからもホール公演に通い続けたいと思います。

04.ROMANCERS' NEO(1日目)

ツイのまま。
なんていうか、この日の奈々さんは歌うのが楽しくて、少しでも長く歌っていたかったのかよく伸ばしていたように思う。
(終演後のあいさつの「かかってこーい」まで伸ばしまくっていた)
なぜこの日は伸ばしまくっていたのか、王の心の内を推し量る術はないのだが、楽しそうな姿を見ているとこっちも楽しいという僕の頭が単純だという話ではある。

05.スパイラル(1日目)

前回の日記で、サビのドンドンって音が鳴るところがドア叩いてるみたいな感じなので、同じ感じにペンライトを振ってる(ドアを叩いてる)んだけど
曲中あまりにも必死にドアを叩いているせいで「閉ざされた真理の扉の向こう君は何処なの?」って歌詞がそれすぎて、向こう側に行ってしまった(※1)奈々さんを必死に探しているみたいな気持ちになってしまうのだけれど、これも前回書いたように、最後扉が開く感じで終わるので見つけた(というかずっと目の前にいたが)って感じになるのが楽しい。
これもう誰にも伝わらない感想だと思うんだけど、まぁ、僕はオタクの妄想を書いていると最初に断って始めているのでな。

(※1)…行ってしまったと思っている。なんでそんな心境に僕がなっているのかというのは、このnoteというものを自分が始めたきっかけの出来事が原因なので、始めた頃の記事を参照してもらいたい

06.HOLY TALE(1日目)

何回か参加している方は知っているのかもしれないけれど、このツイで言っている「見えなくてもそこにはあるからその手を少しのばして」って部分で奈々さんは手を伸ばす仕草をするのだけれど、その方向は毎回ちょっと違う。
で、この日は僕の方だったっていうそれだけの話なのですが、僕が手を伸ばすのと同時に(律儀に毎回伸ばしてる)向こうもこっちに手を伸ばしてくれたもんだから、確かに「そこにはあるから」なんだよなぁって、そのあとの曲の跳びだしたくなる時に、特大のジャンプをしていた。
なるほど「互いの魂にDiveしたい」ってこういう感情か。(曲違い)

07. NAKED FEELS(1日目)

この日はとても近い席だったという話はしたのだけれど、一番前ではなかった。
ステージ上の演者の顔や指先までよく見えるみたいな距離でもあるので、ステージ中央で歌っている時に、一番前のオタクがとても幸せそうなのが目に入って、それ自体は良かったという気持ちではあったのだけれど
それと同時に「一番近くで見つめて欲しいから」ってこれまでに無いぐらい強く感じてしまった瞬間でもありましたね。
気が付くと僕は涙をこらえていたので、おいおいこいつ泣くほど羨ましいのかよって自分でも引いていました(笑)

企画曲
08. Success, succes(1日目)

七人のナナという作品は放送当時少し見ていたような記憶があるのだけれども、20年も前のことなので記憶が定かじゃなくて、こうして歌われても記憶が蘇ったりもしなかったのだけれども、奈々さんはことあるごとにこうして昔に出演した作品のことを話題に出してくれたり、歌を歌ってくれたりするように思う。
沢山出演作があるので一回録ったきりの作品とかは流石に忘れているかもしれないけれど、こうして今まで出演してきた作品のことをとても大切に想っているのが、一つ一つ実を結んで今に繋がっているのだなぁと感じていた。

09.ダブルシャッフル(1日目)

そういえば、間奏で踊っている時の表情が割とTLで話題に上がっていたりして、僕は表情が見えるほど近くだった事がないので、なるほどついにチャンスが巡ってきたなと思っていました。結論からいうとこの日はとても楽しそうだった。好きな人が楽しそうなのを見ると、僕も楽しくなる。

18.アパッショナート(1日目)

これの原因。
そのうち前を見ろって怒られるんじゃないかと思いますが、この曲を誰よりも楽しんでいる自信はあります。
ただ、もうヘドバンを何時間もできる若さではなくなったというのはわかる。
あと、この曲中にステージ上で何が行われていたのかを確認するのは円盤待ち、というのは流石に何回か普通に見ておいた方がいいかもしれないと思い始めた。好きな曲なんだしね。

19.ETERNAL BLAZE(1日目)

11年前には震災があって、それを乗り越えてのツアー最終日がここ仙台サンプラザホールだった。そして、今回はコロナ禍を乗り越えたのかはまだよくわからないけど、ツアーが復活して迎えたのがこの日の仙台サンプラザホール公演だった。
11年の間に、セットリストも客層も変化はしたけれど、変わらないものももちろんあって、この「ETERNAL BLAZE」もそのうちの一つ。
時間が経ったときに、何が変わったか、何が進化したかって事に人は注目しがちだけれども、僕は何が変わらなかったか、何を変えなかったかという方にその物事の本質があるように思う。
自分が参加しているライブでほぼ歌われているこの曲は間違いなく、この人が変えてこなかった部分の一つで、この人のライブの本質とも言える部分だろうと思う。
その本質という部分を味わっての感想が、11年前とこの日で変わらなかったという事は、僕の本質も11年間で変わらなかったという事なんだと思う。
同じ歩幅で歩けてる自信はないけれど、少なくとも同じ方向には進んでいっているらしいと嬉しい瞬間だった。

21.レイジーシンドローム(1日目)

同じTシャツチャレンジ。成功。
この日はホール公演というのもあって、Tシャツ姿でぴょんぴょんと跳ねる奈々さんの姿が観られたのも嬉しい限り。
僕は以前、ラジオ番組で好きな部位みたいなアンケートがあった時に、お腹が好きで、鍛えられた腹筋を見るたびに感謝しているみたいなアホなメールを書いて読まれた経験があるのですが
その時放送ではカットされていた部分に、アンコールでTシャツを少し絞ってきて、お腹が出ているのが最高なんですという割と変態みたいな文章も送っていたのだけれど、その願いを叶えてくださって大変嬉しい。

02.POWER GATE(2日目)

この日の席もとっても近かったんですが、2曲目ですぐ自分の席の近くに来てくれて、近くで見たときの感想がこれ。
ツイは長く書いてあるけど、つまり「とても可愛い」とだけ言いたい。
でも、12年もたって、変わらない感想を抱かせてくれるって本当に奇跡的な事だと思います。1日目のところでも書いた変えない部分の話でもあるけど、ここも本人はライブの本質と考えて、変わらないように努力を重ねてきたのだと思う。

企画曲
08. 水中の青空(2日目)

この曲のデモテープを録った時の話が聴けて良かった。アレンジャーの家で録ったというのは「深愛」とかでも書かれていたみたいだけど、具体的に誰の家でなのかって事とか、その収録時の楽しい感じとかも言ってくれたのが嬉しかった。(「深愛」の方だと、まだその辺は事務所抜ける抜けないの時期で夢が開けてない時点の話だったので、自分はこのデモテープは寂しい気持ちで録ってたのかなって印象になってたんだと思う)
「深愛」でも上京したての頃はひとりぼっちだったと言っていたり、「MY ENTERTAINMENT」でも「誰もひとりぼっちにならないように」と歌っていたりと、もしかすると孤独感が一番恐れているものなのかもしれないと感じているから、少なくともこの活動を続けるうちは孤独だなんて感じることがないように必死に応援していきたいと思った。(相変わらず曲の感想ではない)

09.ダブルシャッフル(2日目)

結局クソデカイ音量の指パッチンはできませんでした。
来世に期待。

10.MARIA&JOKER(2日目)

前の方の席だと、視線が、指が誰の方向を向いているのかというのがちゃんと理解できるのがいいですよね。
この瞬間は、僕の前の人でも右隣の人でもなく、正確に僕の方を向いていた。つまり、ダイレクトアタックである。
これを防ぐ方法は、12年間ライブに通い続けてなお編み出されていない(ノーガードでくらいにいったともいう)

ブリッジムービー(2日目)

ライブ後の感想ツイがこれってどうなんだと思うので、解説

宮城公演のブリッジムービーの相手役は日髙のり子さんでした。
アフロディテってのは、日髙さんが演じる、スイートプリキュアに出てくる女王の名前。ムービー中にキャラ名は出てこないんだけど、幸福のメロディってワードが出てきたのであっとなるやつ。(奈々さん演じるダニエルも後輩キュアのやつですねって反応していた)
アフロディテは物語の後半で音楽を奪おうとするノイズってのと対峙することになるんだけどその時のセリフ「嬉しい時も、悲しい時も、苦しい時も、どんな時も、私たちは音楽を奏でてきました。」
「ノイズ、貴方がどんなに強くても、私たちから音楽を愛する心は奪えません!」ってのが特に印象的。
2011年の震災の時も、そして今のコロナ禍の時も、音楽(特にライブイベント)って生きるのに必要のないものって、ともすると除け者にされがちだったという現実と、音楽を奪おうとする敵ってのがダブって、どんなに強くても奪えないって力強く返すのが良いんですよね。
ちょっと長くなったけど、ようは単にブリッジムービーでプリキュアネタが出た、嬉しいというのではなくて、このスイートプリキュア、そしてアフロディテだったというのが自分にとって特別な事だったのです。

願掛けにフラワータクト(プリキュアのグッズ)を持ってきていた甲斐があった(笑)

16.UNCHAIN∞WORLD(2日目)

これはこの曲のこと。
該当の部分は以下

旋律は狂おしき旋律(メロディー)鼓動で終焉(フィーネ)飾るアリア加速してく輪舞(リズム)に火花の即興曲(セッション)解放せよ魂のSong

UNCHAIN∞WORLD

音楽の用語なので被るのはしょうがない部分もあるんですが、メロディー→キュアメロディ、アリア→アリア学園(主人公が通う学校)、リズム→キュアリズム、魂のSong→キュアビートのキメセリフ「爪弾くは魂の調べ!」を連想する
みたいな感じで、この部分に僕は常々スイートプリキュアみを感じていたのだけれど、よりにもよってブリッジムービーでスイートプリキュアネタが出たあとだったので僕は高まった。

18.禁断のレジスタンス(2日目)

上手く言葉にできないんだけど、会場中みんなテンション上がっていたような気がしてとっても楽しかった。いわゆる気持ちが一つになったような感覚を味わえたのだけれど、やっぱ(Down!)の時は一つにできてなかった。(僕は振り下ろしてるからね)

23.HOME(2日目)

今回のツアーでは唯一のホール公演だったのだけれど、この曲もアリーナ会場のような大きな会場と、ホール会場ではまた違った感じになるのが面白いですよね。
具体的にどう違うのかと言われると肌感覚の話なのでうまく説明できないのだけれど、大きな会場では「地球-そら-より熱く青い海は」って歌詞はペンライトの海という巨大なものの一部になったような安心感を感じるけど、ホール公演ではその海を構成する青い光一つ一つにそれぞれのオタクの息吹を感じられるようで(数が少ないので、その分一つ一つの存在感が増したって意味ではある)同じ仲間意識を感じるのでも、それぞれ別な感じ方をしているように感じる。
もちろん、ステージ上の奈々さんに対してもそうで、大きな会場で感じるそれと、小さな会場で感じるそれは異なる。大きな会場ではもっと大きなとてつもないパワーの存在に感じるし、小さな会場ではそれぞれの心に寄り添ってくれるような身近な存在に感じられるのだ。
とはいえ、どちらがいい、どちらが好きという話ではなくて、どちらも奈々さんなので、この一見矛盾するような大きな存在と身近な存在を一つの身体に同居させているのがこの人の好きな部分なのだなぁと改めて感じたのである。

曲以外の感想など

Tシャツチャレンジ、失敗。
Cのシャツにしようと思ったのは、終演後に遺影を撮ろうと思ったからなんだけど、やはりデータに基づいてBを着ておくべきだった。(ライブ後すぐにBに着替えた)

MC中にライブ中の歩数の話が出て、僕はApple Watchを使っているので(なんでApple Watchを使っているのかは、僕がnoteを始めた頃の記事を参照)言われたとおりに結果をアップしましたとさ。
15000歩ぐらい歩いてる扱いになってるんだけど、これ間違いなくペンライトブンブンしてるからで、不正な値ですよね(笑)

ブリッジムービーでトップをねらえ!の話が出て、MC中に若本さんの話になったので、今と違うカッコいいキャラの演技はメチャカッコいいんだぜという話。

まとめ

そんなわけで、とくにまとめることもなく宮城公演の感想日記でした。
これは詳しい説明を省くが、僕がこのツアーで参加するのはこの宮城公演が最後になるので、この誰が読んでるのかよくわからない感想日記もこれが最後という事になります。
次の更新予定は、次のイベントに参加した時になるでしょう。
それでは、よい週末を。

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