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力を合わせるともっと楽しいらしい(2023/09/01~03 LIVE PARADE 2023 )

どうも、うみうしです。
先日、無事に全公演を終了したLIVE PARADEですが、うみうしも無事に参加予定の公演に全て参加することができました。
そんなわけで、感想日記は最終日を含む3日間のを書こうと思うのですが、3日も一気にライブに参加するとどの公演でどうだったとかわりと記憶がおぼろ気なので、セットリストを振り返りつつ全体の印象なんかを書ければいいかなと思います。


参加したライブについて

ライブのタイトル:NANA MIZUKI LIVE PARADE 2023
開催日:2022/09/01~03
会場:有明アリーナ(東京都)

諸注意

このブログには以下が含まれています。
【セットリストなどのネタバレ】
【オタクの妄想】

このブログには以下は含まれていません。
【考察】
【詳細なレポート】

はじめに

去年のツアーではコロナに罹ってしまって千秋楽の公演には参加できなかったのだけれど、今回は無事に参加することができました。
LIVE PARADEはコロナを乗り越えたという凱旋パレードというような意味があるとのことなのですが、実際に乗り越えてきたので最終日の感動はひとしおでしたね。

いつもは行く途中の話とか書いてるけど、3日間もあるとそれだけで長くなるし、とはいえ飯食ったとか特に中身のない話なので割愛。

ライブ本編の感想

3日間分なので、全体的に書いて
思い出せればこの日はこうだったみたいに書いていこうかと思います。

00.オープニング

オープニングというか、幕間の映像なども含めて一連の映像の感想ではあるのですが、今回のツアーから声が出せるようになってより以前の形に戻ったかのように思います。
コロナ禍のなか開催されたライブでの幕間映像はストーリーやメッセージ性というよりは、見ている人を楽しませようというのを重視した映像だったように感じます。(幕間映像は特に)
なんでそうしていたのかは自分にはわからないけど、コロナ禍の制限下では観客がコールなどの大きな声を出すのはできないけど、笑い声はルール上許されていたからということのように思うとちょっと嬉しいですよね。
今回からは声が出せるようになったということなのか、それ以前のように全体のストーリーというのに重きを置いたように思います。
そんなわけで映像全体の印象からもコロナ前のライブが戻ってきたぞという手応えを感じていましたね。

01.Red Breeze

開幕曲はそのライブの顔ということで、「Red Breeze」が固定でした。
初日こそ声出しできるようになったパレードという事前の情報から予想された内容との乖離を感じたりもしましたが、ライブ全体の話の展開が理解できてからはなるほどこれ以上に開幕曲に相応しい曲もないなと感じるようになりました。
コロナ禍による制限がある中でライブ初披露となった曲って、どうしてもそれ以前の曲達と会場の沸き具合が違ってしまうようにも感じていたのですが「Red Breeze」は回を重ねるごとに他の曲達と同じようにドンドン盛り上がっていくようになったと感じたのも嬉しかったですね。
個人的には1日目が特にグッときましたね。
やはり去年コロナで千秋楽を迎えられなかったというのがずっと心にあって、直前まで本当に参加できるのかビビりながらの生活を続けていたのですが、ここまでくればもうこっちのもんだとテンションが上がったのと
これまでの状況が簡単に翻されてしまうような世界に不安はあるけど、最後の1秒まで護りたいと言ってくれるのが頼もしかったからですね。

02.Bring it on!

開幕はよりメッセージ性を重視した選曲なら2曲目はより声が出せるぞというのを重視した選曲だったように思います。ここもツアー通して固定されていた曲なのでみんなの声を聴きたいという奈々さんの想いが伝わってくるようで嬉しかったですね。
声を出せるようになったのも嬉しいのだけれど、それにより声を出してその状態で跳ぶという行為のしんどさが、以前のライブはこうだったという記憶を呼び覚ませてくれて参加した全ての公演で喜びを感じていました。
なんかツアー中で連番したりした人の影響で跳ぶポイントがドンドン追加されてしまい、最終日なんかずっと跳んでたんじゃねぇかと思うぐらいでしたが(誇張表現)隣の連番相手も同じくらい跳んでいたので、そうそうこれこれ、これがライブなんだよという高揚感がありましたね。

03.FIRE SCREAM(1日目)

03.Rock Ride Riot(2日目)

03.Poison Lily(3日目)

1、2曲目が固定だったからか3曲目は日替わり枠でした。
同じようなテーマの曲を日替わりでというわけではなくて毛色の違う曲を日替わりにすることでライブ全体の印象が少し変わってくるのがセットリストの妙でもありますよね。
「FIRE SCREAM」は声も出せるしコロナ禍の中で発表された曲でもあったから、歌詞にもあるように世界を変えたいというような印象だし、「Rock Ride Riot」はタオル曲が復活したというのもあるけど、変わらない、変えられない事に対してもがいていたというように少し弱気になってしまった正直な気持ちを吐露してくれているようにも思う。
「Poison Lily」は流石に毒とか病って歌詞にあるから選んだわけではないと思うので、声が出せた状態での最後のライブだったLIVE EXPRESSからセレクトしたのかなという気がするけど、個人的にはそれからの4年間にあった変化を経てもなお「貴方なしじゃ生きていけない」んだろと僕の気持ちを見透かされているような気がして好きな選曲でしたね。
この後、巨大な衣装に乗って登場するのでライブ中に物理的にも見下されることになるのですが、僕にとっての生態系最頂点にいる女神は間違いなくこの人なんだよなぁ。

04.still in the groove

この曲の特殊なイントロが注目されていたように思うし、だからだったとは思うのですが、この曲もツアー通して固定だったんですよね。
なので、この曲を固定にしていた意味というのももうちょっと考えてもいいんじゃないかと思うのですが、僕はこの曲を聴くとなんていうかテンションが上がってしまい、歌の意味とか深く考えずにただ楽しんでしまうんですよね(笑)
「in the groove」って演奏が最高潮でって感じの意味があるらしいのですが開幕から3曲聴いてもうテンションは最高潮なんじゃないのって感じの選曲なんだとすると正解。その通りでございます。

05.Faith(1日目、3日目)

05.Love Fight!(2日目)

ここの日替わりもガラリと印象が変わりますよね。
「Love Fight!」は曲中に声を出せるようなところが多かったので、改めてやりたくなったという感じだとすると、よりメッセージ性がある方は「Faith」の方なのかなと思います。
とはいえ、どんな感想をもったのかは以前の日記でもたくさん書いた気もするので、ここでは3日目で転んだ話ですね。
正直にいうとかなりビックリした。
これが1日目とかだったらアクシデントかなって思ったようにも思うのですが(それでもビックリしたとは思うが)3日連続でライブやってての最終日での出来事だったので、いくら鉄人みたいな評価をされていてもやはり生身の人間なので疲れが出てしまったのかとか、なので転んだのではなくて倒れたのかとか色んなことが一瞬で脳内を駆け巡りましたが、本人はすぐに起きて普通に歌って踊っていたのでなんともなかったのかなと思いつつも、こういうのは後で影響出たりするから心配とか考えてしまっていた。
ただ、心配な気持ちはありつつも僕はこういう時に一番に願うのはあしたのジョーの丹下段平みたいに「立て!立つんだ」と思ってしまうということですね。まぁ、実際は段平は作中にジョーに対してそんなに立てとは言わないんですが。ジョーは自力で立つので。
でも、そこもこれを引用する時の気持ちと似ていますね。気持ちとしては立ちあがってほしいし、心配でもう立たなくてもいいと思う時もあるんだけど(段平も倒れた時に心配するセリフをいう事も結構ある)そんな僕の気持ちとは関係なく奈々さんは立ちあがるのです。
そんな姿が大好きだし、声援を送りたくなるし、時に心配する事もあるけれど、絶対に立ち上がって勝利を掴んでくれる人なのだと信頼しているんだなぁと改めて感じるシーンでした。

06.Gimmick Game

ダンス曲でこの曲がくるとわかりやすいほど客席が沸くんですよね。そんなところが好きだったりするのですが、それは曲の力もあるけど楽しかったライブを思い出すというの大きいと思います。多分このLIVE PARADEが思い出になった時にもこの曲を思い出すだろうし、ステージ上にもカメラが上がってアップで映していたりしたのも特徴的で同じようなシーンが以降に出てもあの時の「Gimmick Game」のようなって表現で説明すると思います。

07.Get up! Shout!

タイトル通りにシャウトしたいところだけど初日はどこで声を出すんだろうみたいに迷っていたのが、ツアー最終公演ともなると各々どこでどうするみたいなのが固まってきて、ツアーを通して成長するってこういうことなんだよなっていうのを改めて体験できた曲のように思います。
今回のツアーで少し残念だった部分は新曲があまりなかったからどの曲もそれなりに経験値がある状態でのスタートとなっていて、ツアーを通して成長するみたいな部分は開幕の「Red Breeze」だったりこの「Get up! Shout!」だったりとコロナ禍以降に発表された曲が担っていたのかなと思います。

08.Sacred Force(1日目)

08.Silent Bible(2日目)

08.MASSIVE WONDERS(3日目)

日替わりでなのは曲を歌っていたので、ここも最後の3連戦を見据えた配置なのかと思いますが、希望通り最終決戦で「Sacred Force」が歌われたのが嬉しいですね。聖夜への鐘は決戦のゴングだという謎のメールをラジオに送って笑ってもらえたのを思い出します(笑)
LIVE HEROESで連番した友達と3日目にも連番していたので、「SECRET AMBITION」「Pray」そして「MASSIVE WONDERS」を一緒に聴いたということになりますね。StrikerS連番ということになるのだろうか。

09.ETERNAL BLAZE

ツアーの後半になるにしたがって「ETERNAL BLAZE」のいわゆるエモさが増してしまう現象にもうずっとなってる。特にこれがこのツアー最後の「ETERNAL BLAZE」だみたいな瞬間はヤバいですよね。
これからもずっと聴き続ける事になる曲だとは思うので、またすぐ会えるさという気持ちもあるっちゃあるのですが、こうしてツアー最後を名残惜しく想う気持ちが自分にとっての永遠の炎ってことなのかもしれない。

10.夏恋模様(1日目)

10.Love Brick(2日目)

10.哀愁トワイライト(3日目)

企画曲も日によって結構ライブ全体のイメージが変わる感じですよね。
複数回歌われた曲だと自分は「Crescent Child」がお気に入りだったりしたのですが、最終日の「哀愁トワイライト」も素晴らしかったですね。
これだけライブに行っていてなにをと思われるかもしれませんが、意外にも歌をじっくり聴くという機会はそんなになかったりするので、この企画曲のコーナーで改めて奈々さんって歌が上手いなぁという当たり前のことを再確認していた。
そういえば、歌詞の解釈で不倫の歌かみたいなことを聞かれてそうじゃないみたいな答えをしていたけど、個人的な印象だと叶わない想いみたいなのは中々デビューできなかった時の体験から来てるんじゃないかなと思っています。去年リリースした曲では夢の事を初恋のようだと表現しているから、逆に考える事も可能ではないのかなと。
そう考えるとデビュー曲を中々ライブで歌わないのは、想いが届き続けているからなのではないだろうかと感じるし、逆にオンラインでのFCイベントで歌ったのはその時にライブができなかったからなのかもと思ってしまうのは考え過ぎだろうか。

11.Sweet Dealer

企画曲からこの「Sweet Dealer」でグッと大人っぽいライブ空間になるのが面白いですよね。ナイトパレードという言葉から連想する夜のイメージではないけど、祭りの日に少し離れたところでその楽しそうな様子を聞きながら飲んでいるみたいなそんな風にも感じますね。
歌詞の感じと奈々さんの素直で可愛い感じが絶妙なバランスでいやらしくならないみたいな感想を以前書いたけど、この3日間はちょっと離れた席だったので表情とかまではよく味わえなかったな。召し上がれって言ってくれてるのにな。

12.恋想花火

毎回のように感想日記でこの曲について触れていたようにも思うのだけれど、他の人の感想でも演出が良かったなどツアー全体通して好意的な感想を目にすることが多くて嬉しかった曲でもあるのですが
演出もさることながら、やはり歌が本当に素晴らしかったと感じました。日によって感じ方は少し違ったりするのだけれど自分がこの3日間で特にグッときたのは2日目ですね。鎮魂歌だみたいな感想を書いたことがありましたが、この日はまるで本当に誰か亡くしてしまったのかのように奈々さんの歌が真に迫る感じだったような印象を受けました。
前向きな心情の歌が多い奈々さんだし、このツアーのテーマも危機を乗り越えた凱旋パレードだとポジティブなものなのですが、あれだけのことがあった後なのでどうしても前向きになれなかったり、過去に囚われてしまったままの人もいると思いますが
今回のツアーにこの曲に大事なポジションが割り振られていることから、そういった後ろ向きになってしまう人や感情も見捨てないというか、そのままでもいいんだと寄り添ってもらえているような気がして安心する曲でした。

13.サーチライト

と、過去を振り返るような気持ちを一気に浄化してくれるのがこの曲と演出だったと思います。
巨大な演出とか会場を埋め尽くす携帯のライトとかも印象的なシーンなのですが、自分が特に印象に残っているのはこの時の奈々さんの表情ですね。
有明の3日間だと1日目の「誓ったのは生きる覚悟だった」のあとがなんとも言えない優しい表情をしていたのが特に記憶に残っています。
後のMCでツアーを通して白は最強の色だと言っていて、それは直前に公開されたセーラームーンの映画の舞台挨拶での話からの引用みたいにも感じていたけど、白が最強の色だというのは僕の中にも元からある感覚だったりします。キュアブロッサムもスーパーシルエットというパワーアップ状態になるときには白い衣装になるし、白く大きな衣装で登場するのはプリキュアが力を合わせた技、ハートキャッチオーケストラを放つときに出てくる女神のようでもありましたね。あるいは最終回で登場する無限の力と無限の愛を持つという無限シルエットか。
元々奈々さんのライブに参加するようになったのはプリキュアがきっかけで、衣装や曲によって変身するみたいな姿がプリキュアみたいだと好きになったというのが理由なのですが、これまでの戦いやコロナ禍を経て無限の力と愛を手に入れてついに無限シルエットに到達したって考えると面白いですね。奈々さんはすごいことをしてしまった。

14.POWER GATE(1、2日目)

14.STARTING NOW!(3日目)

3日目のダブルアンコールが「POWER GATE」だったことを考えるとここは本来「STARTING NOW!」の枠だったのだと答え合わせができたような気になりましたね。
どちらも前向きな歌ではあるものの、この2曲を対比させてきたときに「POWER GATE」は一緒に歩いてきた仲間とか、力を合わせて開けた扉とかこれまでの道のりに注目していて「STARTING NOW!」はタイトル通りここから先に注目しているように感じると、これまでとこれからが続いているというのを表しているようで選曲にもストーリー性を感じられるように思います。

15.Higher Dimension

ビジュアル的にこのLIVE PARADEを振り返った時に、他のライブと一線を画す絵が撮れてるのは間違いなくこのシーンかなと思います。
これまでフライングをするときってどちらかというと飛んでる奈々さんにのみ視点が集まっていて、ニュース記事などの写真でも本人のみを写した写真か逆に会場全体を俯瞰で写したような写真がほとんどだったかと思いますが
この「Higher Dimension」はその中間地点というか、ちょっとひいて飛んでいる奈々さん、その下で旗を振るチームヨーダ、そしてステージが一度に収められている写真が撮られていたように思うし、写真だけじゃなくてライブに参加してこれを見る我々の視点もそんな感じだったと思います。
惜しむらくはこれを下から見上げるような席で見られたのが初日だけで後は遠くから眺める感じの席だったことぐらいですね(笑)

16.Astrogation

空を飛ぶための小型艇が地上に降りた後フロートになるとかロボットものみたいで面白いですよね。「Astrogation」もツアーを通して固定の曲でしたが、巨大な衣装の登場からここまでが一連の演出と考えると曲は固定のがより伝わりやすいのかなと思います。(そういう意味でも元々「STARTING NOW!」のところも固定だったのかもしれない)
「Astrogation」はいいポジションで歌われることが多い事もあり歌われただけでテンションが最高潮になってしまう曲の一つなのですが、ここから最後まで一気に駆け抜ける時の始まり合図みたいな感じになってるのも印象的でした。
「Higher Dimension」の時はこのツアーは後ろで見てることも多かったみたいなことを書いたんですが、ということは逆に「Astrogation」の時は近くまで来てくれたということでもあるのでバランス取れているようにも思います(笑)

17~18.SCARLET KNIGHT→VIRGIN CODE(1日目)

17~18.アヴァロンの王冠→Preserved Roses(2日目)

17~18.VIRGIN CODE→残光のガイア(3日目)

このコーナーはなんていうか、もう滅茶苦茶にしてやるという感じのコーナーという感じで複数の曲を順序も入れ替えてきて残された体力を全て使い果たさせようみたいになっているのが面白かったですね。
どの組み合わせが好きかという話をするとこの3日間ではやはり3日目ですかね。「VIRGIN CODE」は過去の記憶もあって曲が流れるだけでも震える曲だし、「残光のガイア」は声出し解禁となったときに絶対にライブでやってほしい曲の一つだったのと、私と恋をしませんかと言ってくれた曲でもあるので(出雲大社での曲前のMC参照)あの時から状況が変わっても同じように(同じ気持ちかは知らん)歌ってくれているのが嬉しかったですね。
あと、非常に個人的な話をすると「残光のガイア」「POWER GATE」「DISCOTHEQUE」と初めて参加したライブでキュアブロッサムの衣装を着てきた時に流れた奈々曲(ガイアは曲のみ)が全て歌われたのであとは「ハートキャッチ☆パラダイス!」だけだなとなってテンションが上がっていた。(もちろん「ハートキャッチ☆パラダイス!」は歌われなかった。当然である)

19.NEXT ARCADIA

次の理想郷みたいなMCは曲のタイトルにかけての話だけど、最後に「NEXT ARCADIA」を持ってきたのは言葉通り次の理想を目指していくという前向きな気持ちからだと思います。
この曲が出る前にアルバム、シングルでの週間チャート1位、ドームライブ、紅白歌合戦出場とどれも声優としては史上初の快挙を達成して、これ以上なにを達成するんだと思ったところで出たのがこの曲で、さらに次を目指すのだという決意に溢れた曲という印象なのですが、その次の年には東京ドームでのライブを行ったりとどこまでも歩みを止めない人なのだと感じた一曲でもあります。
そんな奈々さんではありますが、コロナ禍ではエンタテイメントが止まってしまったというような表現をしていたりとやはりこの3年ほどはその歩みが止まってしまったと感じていたようにも思うのですが、今回のPARADEでそんな停滞感とは決別して次を目指していくんだという決意表明のような選曲だったんじゃないかと思います。
そういえば、このツアー中にもたびたびTL上で話題になっていたいわゆる上松ジャンプですが、以前のツアーでそれをやってたのがきっかけで友達になった人と3日目で連番できたのも楽しかったですね。あれから5年経ってもお互い変わらずにライブでジャンプできる健康と情熱に感謝。

20.PARTY! PARTY!

パレードはいつまでも続くという感じにアンコールでもダンス曲連発したりする構成がお気に入りだったのですが、これを書いている間に放送されたラジオでの話とかも聞く限りまさにそういう狙いだったみたいですね。
今回は本編中にチームヨーダの紹介コーナーは用意されていなかったのですが、アンコールにダンス曲を固めたいと思った時にここで紹介を入れることにしたみたいですね。
これは何度も感想で書いた気もするけど、今回のアンコールはRPGとかのエンドロールで登場人物達のエピローグがバックに流れてる時みたいな満足感があって好きでしたね。

21~22.Happy☆Go-Round!→Sugar Doughnuts(1日目,3日目)

21~22.SUMMER PIRATES→Sugar Doughnuts(2日目)

後半になり新曲の「Sugar Doughnuts」が加入したことでアンコール2、3曲目は日替わりな感じになりましたね。
めちゃタオルを振り回せる「Happy☆Go-Round!」、振付を合わせたりするのが楽しい「SUMMER PIRATES」、そこに新曲の「Sugar Doughnuts」が入ってくる形になったのですが、新曲もめちゃ楽しい感じでもっとライブで聴きたくなる曲ですよね。
10月に配信開始ということなので歌詞などはその時までお預けという形になりますが、歌詞を読んでまた印象が変わるのかどうなのかが気になっています。

23.DISCOTHEQUE

アンコールラストが「DISCOTHEQUE」なの本当に嬉しかったですね。
奈々さんのライブは最後の曲はテンション高い曲で終わることがほとんどではありますが、「DISCOTHEQUE」はそんな陽の気の曲の中でもピカ一で陽の曲だと思うのでこれでライブを締めることでライブ後の寂しさが軽減されるような感じだったのが良かった。
振付も覚えやすくて振りコピしてる人も多かったり、たくさん跳んでる人もいたり、コールで声を張り上げてる人もいたりと、客席が割と自由な感じなのも好きなポイントです。
大人しく歌を聴くライブもいいのですが、自分が奈々さんのライブに求めてるのはステージ上の人も客席の人もみんな自分の持てる力を全て注いで楽しんでいる空間なんだよなぁと改めて感じました。

24.POWER GATE(3日目)

3日目のダブルアンコールということでLIVE PARADE最後の曲は「POWER GATE」でした。
MCからすると最後に歌う曲はこれに決めていたということなのですが、ダブルアンコールでやる曲は逆に本編に入っていないというのが通常のところ、日替わりで本編にもねじ込んできてしまうあたりこの曲への想いの強さが窺えます。そして、もちろん僕らも同じようにこの曲に対する想いは強いので、最後はやっぱりお前だろみたいな感じに会場のテンションがぶち上っていたのが面白かったですね。いや、正確には会場中のテンションがぶち上っていたのかは記憶にない。僕がテンション上がり過ぎてわけわからないテンション感になっていたので(笑)
重いから扉だから価値があるというにはこのコロナ禍により現れた扉というか蓋みたいなものは重すぎたようにも感じますが、それでも3年間なんだかんだで楽しく過ごせたなというのは変わらず歌や作品を発信し続けてくれる奈々さんや、それを自分と同じように追いかけるファンの仲間がいたからだったように思うので「力を合わせたらもっと楽しく走れる」という歌詞の意味を改めて嚙みしめていましたね。

最後に

と、こんな感じで全体を振り返ってみました。
割と言いたいことはこれまでの感想でも散々書いていたので、サラッととか思いつつすでに1万字を越えてたりしてアレですね。
今回のツアーはなんと言っても声を出せるというのが一番のポイントで、コロナ禍により制限がかかってしまったのがようやくここまで来たのだと実感できたのが嬉しかったのですが
ライブ自体も新しい演出や見せ方に挑戦したりと、制限からの解放ではなくてその先に歩みを進めていると感じられたのが良かったですね。
個人的な話になるとやっぱりコロナ禍の間に起きた変化(制限とかの話ではない)が一番の気になってしまうポイントだったんだけど、今回のセットリストから別に迷ったりしてもいいと言ってもらえているようにも感じて、これからも迷ったり不安になったりするとは思うのですが、迷う事を迷わないみたいな感じでいきたいと思います(笑)
今回のツアーでは珍しく多くの友人と連番させていただけたのも嬉しかったですね。普段は一人で参加することがほとんどでライブになったら演者と一対一なのだみたいなことを言っているのですが、実際に連番すると隣にいる人に影響されてパワーが沸いてきたりするので、そんな風に思えたのもライブに参加し続けているからかなと思います。
次の参加予定のイベントは愛媛(当たれば)
全国ツアーが終わっても追っかけは続くのであった(笑)
それでは、またどこかのイベント会場で会いましょう。さようなら。

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