現在の職業との出会い

私は現在看護師として日々働いています。

私には現在の職業になるきっかけが沢山ありました。
決していい事ではありませんが、このきっかけが
なかったら現在の職業にはついていないと思います。

話は小学生まで遡ります。

最初のきっかけは、小学3年生の時。
習い事の友達のお見舞いに病院に行った時に、
お腹が痛くなり、そのまま緊急入院。
お見舞いに行った友達と一緒の病室で2週間過ごすことになりました。

病名は盲腸(虫垂炎)。
現在では小さい子どもでも手術することもありますが、当時はまだ年齢が小さかった為、薬で散らすという形でした。
案の定再発。小学4年生の誕生日は病室で過ごすこととなりました。
その時に出会った小児科の看護師さんに憧れを抱くようになりました。でもあくまでもまだ憧れでした。

それからしばらくは再発することなく、過ごしていましたが、変化があったのは中学2年生の頃。
当時合唱部の発声練習の時に腹痛があり、そのまま練習を終え、帰宅後、あまりの激痛にお風呂場から出れなくなり、その次の日に緊急入院。そのまま緊急手術となりました。もう少し遅かったら、腹膜炎で命も危なかったかもしれないと後日聞かされました。この時に出会った看護師さんがきっかけで私は中学2年生の時に将来の職業が定まりました

次のきっかけは少し前に戻りますが、中学1年生の頃。
私の両親は私が小学6年生で離婚し、私は母と共に母の実家で暮らすこととなりました。
そのタイミングで祖母の脳腫瘍が発覚。
脳腫瘍の摘出手術をしたのですが、手術が失敗し、
祖母は重度の認知症になってしまいました。
それから長い家族での在宅介護が始まりました。
私の母は介護のプロ、おかげで家族総出で
5年間在宅介護を行うことが出来ました。
でも看護の知識はあまりなかった為、看護師に
なれば少しでも助けになるのではないかと
思ったのが2つ目のきっかけです。

祖母は今は亡くなってしまいましたが、
この出来事があったからこそ現在の職業に就くことが出来たのだと思います。

実は看護師には決して向いているとは現在も思っていませんし、技術に関してはいまだに苦手意識が強いです。ただ、一度無職になってからも結局看護師という職業に戻ってきました。私はやはり色んな方と関わる看護師という仕事が好きなのだと思います。これからもどんな形かは分かりませんが、看護師という仕事を続けていきたいと思います。

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