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花火×IT
先週末、サザンオールスターズ40周年を記念して、茅ヶ崎で「サザン芸術花火」が開催されました。
サザンの音楽に合わせて花火が打ち上げました。
正直、花火自体にあまり興味がなくチケットもあるから気楽な感じで見に行ったんですが、想像以上のクオリティ。
花火ってどちらかというと「行事」という印象だったんですが、これはもう「エンターテインメント」です。
ここまで音に合わせて花火が開くのか、どんだけ計算されつくされてんねん。って感じです。
(映像は僕のインスタでどーぞ。なんならフォローもおねがいします)
それで、あまりにも凄すぎたので仕組みがめっちゃ気になり、いろいろ調べてみました。
花火専用統合システムがある
これは想像ついてたんですが、やっぱあるんですね。
独自プログラミングされたソフトウェアを外付けのスイッチと連携させるようです。
そのソフトウェアのGUI(設定画面)では、
・花火のサイズ
・導線の長さ
・花火の種類
・同時に打ち上げる花火の数
などを設定でき、さらに一緒に流す音楽の波形に合わせて尺玉が破裂するタイミングを調整できるんです。
それを実際にプレイすれば、花火が上がるタイミングから逆算して、尺玉のサイズや導線の長さなどの設定がどのくらいであるべきか、など算出できたりもします。
余談ですが、ソフトウェアの多くがJavaで書かれてるらしいので、Javaのエンジニアさんであればそのソフトを応用して自分好みの機能を組み込む事もできるようです。
花火を上げる前にシミュレーションをアウトプットできる
これによって、すでにイメージを全体で共有できるんですね!同時に筒の位置や向き設計や、その花火を見るための観客席の設計までもそのソフトで可能!
なんかもう予想の範疇をこえてました。。
もちろん花火自体に感動しましたけど、
ここまでのテクノロジーの進化に一番感動です!