僕は一体誰なんだろう①
ある時、言われたんだ。
「結局どっちなの?」
「なんか違和感あるよね」
「海月って対象どっちなの?てか性別どっち?(笑)」
「はっきりしないから困る」
「ほんとに恋愛対象に自分は嵌ってるの?」
「どういう風に見られてるかわかんなくて怖い」
そんなことを言われるようになったことが多くなった。
僕は一体…。
僕はマイペースな気分屋のゲーム大好き、引きこもりがちな一応社会人やってる女。
ただそれだけ。
好きなことして、自分に正直に生きているただの人。
自分の言葉を紡いで線にして遺していきたいと生を記しているただの人。
そんな僕にいつも胸の中で問いかけてくることがある。
「どっちなのかな」
知らない。
そんなのわかってたら僕だってここまで悩まないし、突っ込まれても受け流すくらいできる。
けど、時間が経てば経つほどわからなくなっていく。
そして僕の音が消えた。
僕は声が出なくなってしまった。
心因性失声症だって。
きっとこのことだけでのストレスではないんだろうけど。
一因として多くの何気ない問いかけが僕にとって大きな刃だったんだ。
ー性別がどっちで対象がどっちなのかー
僕とっては至極どうでもいいこと。
けれど周りは気にするらしい。
それほどまでに重要なことなのかな。
決めることに僕は重要性を感じないし必要性もない。
公的なところでは従うために生物学上の性に従うだけ。
はっきり言うと僕は自分の性がわからない。
どちらと選べず腑に落ちない。
逆を言えば、どっちでもいい、ということ。
先日インスタグラムのストーリーにあげた内容。
「僕の恋愛対象は男だと思うんだけど」
「けど感覚的なところでいうと男の人が男の人を好きになる」
「感覚に近いかもなんだよね」
「女が男を好きになるって感じじゃないのよ」
「え、ニュアンス伝わんのかなこれ」
「自分自身男になりたいとか女になりたいとか」
「特にないからなのかな」
「性別的に中間くらいがちょうどよくて心地良い」
今の感覚はこんな感じなんだよね。
性別を上げて話すしか具体的な話し方が見つからなくてこんな言い方しちゃったけど、実際性別に頓着がないなら性別を出して話をすることないんじゃッて思った僕も。
けど感覚もいまいちで、どう伝えたらいいのかわかんないのが正直なところでわかるであろう単語を入れて伝える試みをしてみたんだ。
だから、かなり文章はおかしいし、矛盾しているのも自分でわかる。
この感覚をわかる人はいるのかな。
この感覚について話をして、ぐちゃぐちゃに絡まった紐を少しずつ解いていきたいんだ。
もしこれをみてなにかあったら、声をかけてほしい。