『漁師とつくる漁師飯』ワークショップ開催レポート
こんにちは。
海とミライのがっこうnoteをお読みいただきありがとうございます。
2024年5月14日、横須賀 走水にある、かねよ食堂を貸し切り、海とミライのがっこう設立記念ワークショップ『漁師とつくる漁師飯』を開催いたしました。
ここのところずっと怪しい空模様でしたが、当日は晴れ間も見えて一安心。
当日は8名の方にご参加いただきました。
それでは、ワークショップの模様をどうぞ!
ワークショップの様子
ワークショップは、以下三部構成で開催されました。
[第一部]漁師町を知る
[第二部]これぞ漁師飯!!をつくる
[第三部]海の味を楽しむ
[第一部]漁師町を知る
走水は、東京湾に面する漁師町。
最後の聖地と呼ばれる豊かな自然環境、砲台跡などの史跡、たくさんの貨物船。海から見える景色は大人だってワクワクする。
「へぇー」「知らなかった!」ワークショップは始まったばかり。期待がふくらみます。
さぁ、今日の漁師飯の主役を迎えに行きます。
ワークショップ講師である漁師のジョンさんが捕まえたのは一体…?
そう。漁師飯の主役はタコ。
漁師ならではの、タコつぼ(先ほどの箱のこと)やタコかごを用いた漁の話や、タコのトリビアも知りました。
ワークショップ中のタコトリビアを少しご紹介します。
皆さん、いくつ分かりますか?
Q.タコ漁で一番かかりやすい餌はなんでしょう?
Q.タコの口はどこでしょう?
Q.タコの寿命はどのくらいだと思いますか?
(正解は一番下へ↓↓)
[第二部]これぞ漁師飯!!をつくる
いざ、漁師飯をつくっていきます。
[第三部]海の味を楽しむ
いよいよ漁師飯が完成!
漁師のジョンさんが釣った新鮮な魚介がふんだんに使われています。
【本日の漁師飯 @かねよ食堂】
・かねよ風タコのカルパッチョ
・タコめし
・黄金アジの潮汁
漁師飯を堪能したあとは、お土産の「おうちで作るタコめしのもと」を受け取り帰路につかれました。
参加者の皆さま、お疲れ様でした。
本日のワークショップはここまで。
ワークショップ終了後のアンケートでは、以下のような声が寄せられました。(一部抜粋)
・とても興味深かった。タコの罠からタコが出てくるところは子供にも見せたかった。
・さばくところを見せて頂き、体験させて頂き、 またそれで調理して下さった新鮮なものを食べることができて、すごく幸せなひと時でした。
・切り身のタコは見慣れていたけど、生きてるタコは普段手に入らないもの。食べ方の知識は全くなかったけどこんなにも味がある食べ物なんだと知れました。アジの味も感動しました。
・いろいろな体験や興味深いお話しを聞けて 海を感じて自然を感じて過ごす暮らしの素晴らしさを感じました。
この体験を通じて、自然のことを考えるきっかけになってほしい
毎日忙しく過ごしていると、あっという間に過ぎ去ってしまうかもしれないけれど、ふと波の音に耳をそばだてて立ち止まってみてほしい。
そこには豊かな海が広がっていると思う人もいるかも知れないし、昔より浜が減ったと思う人もいるでしょう。
海とミライのがっこうは、都市での生活や日常から少し抜け出し、豊かな海が残る横須賀の走水で世代を問わず、自ら体験し、自分なりの疑問を持ち、考え、さらには表現することで、ミライをソウゾウ(想像・創造)する力を養う校舎のないがっこうです。
本日のワークショップでは、自然の恵みを感じながら、普段はできない形で、「食べること」、「表現すること」、「ミライをソウゾウすること」をみんなで実践してみました。
ご参加いただいた方は、これらの体験を通じて、探求心が刺激されたでしょうか。
日々の生活をより豊かにするための一歩を、もしかしたら踏み出しているかもしれません。
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ご参加いただいた皆さま
海とミライのがっこうに興味をお持ちいただいた皆さま
また、横須賀 走水で会いましょう!
タコトリビアの答え
Q.タコ漁で一番かかりやすい餌はなんでしょう?
A.カニ(漁師であるジョンさんの見解です)
Q.タコの口はどこでしょう?
A.足の付け根
Q.タコの寿命はどのくらいだと思いますか?
A.2年程度
いくつ分かりましたか?
全問正解した方、今日からあなたもタコ博士!