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『だって私は号泣しながら書いた』(2020/10/25-10/28)

日曜日
彼氏の誕生日旅行として、千葉・館山にいた。サプライズとしていた宿の予定は勘づいていたらしく、見事に歯ブラシまで持ってきていたけど。綺麗な景色と、おいしいご飯とお酒でどっぷり満たされてきた。満タンになりすぎたのか、彼氏は鼻血を出していたり(鼻が弱いだけらしい)。帰りに事故渋滞にハマりながらも、好きな曲を流させていただき、行き帰りと運転してくれた彼氏には感謝しかない。うちに帰って、やっぱり先に寝る彼氏の顔をみて、明日もがんばろうと思った。実は宿で一緒に寝ているとき、わたしはがっつり泣いてしまった。「あ、いなくなるの怖くなっちゃったな」そう思った。先週のMISIAの歌詞じゃないけど、大人になるにつれ臆病になっちゃうものね。失うことを恐れずに立ち向かっていくのって、難しい。『手放す最後に 笑ってられたら』。そんなあの曲の歌詞にまた救われる。今が重なって、未来はできるんだもんなあ。今を直感で生きている方が私らしい。ただ、楽しいを重ねていこう。


月曜日
とにかく仕事に必死だった。忙しかったなあ。


火曜日
寝坊をした。なんとか行った仕事も忙しかった。ビルの屋上で、ナチュラルローソンのいいチョコを食べた。この日は夕陽がでなかった。近くに住む友達にご飯へ誘われたけど、疲れ果てていて断った。その友達も近頃は忙しいらしい。「今度、鍋をしたい。まずは鍋とコンロを買うところからだ」と言っていた。その前にまず、カーテンを買いなよ。


水曜日
なんだか今週は身体が重い。この日から水筒の中身を、麦茶からホットティーにした。楽しみが必要だ、と思って、高校時代の友達とごはんの予定をたてた。お昼ごはんをいっしょに食べよう、っていう女友達がいちばん最強だ。楽しみができた。仕事もあと少しだっていう時に、LINEがくる。それは友達ではなくて、募集したエッセイの採用通知だった。ーーー経緯を話すと。私は今週末、実家に帰るのだけど、それは母の誕生日だからだった。弟も上京している今、母は実家にひとりで暮らしている(母子家庭なので)。誕生日に帰ろうとしたのも、なんというか気まぐれなんだけど、会えるならひさびさに手紙を書こうかと思った。で、『母に実は伝えたいこと』というエッセイ募集をたまたま見つけ、応募した。その採用通知だった。一気に憂鬱が飛んで、ピュンっと靄が晴れた。この話はあとで書くけど、私のやりたいことがより明確になった感覚だった。掲載は1か月後と聞いて「…おい誕生日っ!」となったけど、きっとこれを読んで母は泣く。だって私は号泣しながら書いた。ああ、母に会うために、今週めちゃくちゃがんばるのだ。そう決意しながら、水筒に入ったホットティーを飲んだ。


2020/10/25-10/28
10月がバースデーのみんな、幸せをありがとう。
(木曜日に日記を書く習慣ができてきた。日記。いいね)

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𝕌𝕞𝕚
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