毎年、恵方巻のかわりに”トッポ”を食べる
トッポ。そう、あのお菓子。ロッテさんのお菓子。
「最後までチョコたっぷり」がフレーズのTOPPO。
一人暮らしを始めて6年。
実家を出てから、恵方巻きを食す機会なんてなくなった。
そのかわり、毎年トッポを食べている。
節分が近くなると、クリスマスのケーキと同じくらいコンビニでも見かける恵方巻き。
「鬼は外〜福は内〜」なんてお豆を撒くイベントが恋しくなる。
あのイベントは子供の頃、それとも子供を育てないとできないのか。
「去年のお豆さんが冷蔵庫の裏から出てきたよ〜」がやりたい。
ただ、あの歳の数だけ食べるお豆が好きな人がいない。
そんなしきたりも、散らかしたお豆の処理も、してくれるひとがいない。
みんな大人ぶってるのかもしれない。本当はしたいのに。
だから私はひそかにトッポを食べる。
トッポを買ったお店の店員さんも、これはトッポだと思っている。
恵方巻きなのに。
ひとりで気軽に、誰にも知られずに。
「節分なんて興味ないわ」と大人なふりをしてトッポを食べている。
形は恵方巻き。中身もぎっしり。しかも甘い。いっぱい入っている。
陽気なノッポトッポちゃんもいる。
だから私は、
”お気軽な恵方巻き”として、トッポをオススメする。
トッポと節分を楽しんでいる。
ちなみに10月10日はトッポの日だそう。
11月11日はみんな知っている。でもトッポの日は知らない。
トッポゲームなんていうのも、聞いたことはない。
だけど私は、11月11日でもトッポを食べる。
だって、トッポはすごい。
家でスウェットを着て、眼鏡をかけている私が食べていてもいい。
トッポを食べているからって、可愛くも見えないし、ブスにも見えない。たぶん。
これが例えばイチゴのチョコだったら?もし、ふ菓子だったら?
人間はお菓子にも勝手なイメージを抱いている。
食べ物の見た目だけで、人の性格と結びつけたがる。
そういうのは、パーソナリティ理論※でも学んでから言ってほしいと。
亡くなった祖父の口癖だった。たぶん。
(※アメリカの学者クロニンジャー が発表。遺伝子による味覚と性格の関係について述べている。面白いから調べてみてね!)
私はイチゴミルクも、日本酒も、どっちも大好き。
でも人は「イチゴミルク?意外〜」。
なにがどう意外なのか。似合う似合わないってなんだろう。
とやかく言う私も、結局はそのイメージに翻弄されている。
だからトッポなのかもしれない。
ありのままの私を、あくまで女の子として扱いながら、そばにいてくれる。
そんな友達、トッポに心からありがとう。
トッポに愛を。
トッポに中までぎっしりな愛を。
そして、全国の頑張る人たちにトッポを。
トッポはありのままのあなたを受け入れてくれることでしょう。
↓そんなロッテさんのトッポTwitterは、いま運用していない。