【謝罪】私の性格が悪いことについて
こんにちは6月ー!ってことで日記ふっかーつ!
休んでたのはとある応募のために私小説を書いていたからなんですけど。無事提出できてなにより。応募するって決めた時は、私特有の『根拠のない自信』が溢れてたんだけど、提出する頃には「こんなのが賞取ったら世も末だ…最後まで書き抜いたことを褒めてほしい…」状態だった。
長編って、ほんとう書き切ることが大事っていうよね。100の状態で出せる人なんていないんだろうな。
私小説ってことで、わたしのオンボロな過去と向き合わなくちゃいけなかったんだけど、もちろん辛かったよ、そりゃあね。泣きながら書くなんてしょっちゅうだった。
だけど何より辛かったのが、わたし性格悪くない?って。こんなに悪かったっけ?みたいな。
いや、自覚してるつもりだけど、まじで、そりゃ嫌われるわ。いや嫌われてそうな人思い浮かばないけど。少なくとも好かれるタイプではないし。てかこれ、ただの性悪女じゃん。みたいな。
十代の娘は悪夢だ、とか言われるけど本当にそうだと思う。
その性悪も客観的な視点で書かないといけなかったからこそ、綺麗事にできなくて。これを書いたら非難されるかもしれない、っていう葛藤だったりね。それが一番打ちのめされたねえ。
わたしってば、自分性格悪いなってもちろん気付いてるタイプなんだけど。そんなことないってよく言われるよ。
でも小学校から一緒の親友はどれだけのもんか知ってる。ひどいことばっかりしてきたし、思い出したくないことなんていっぱい。ほんとうにごめんねって、謝りたい。
だけどそれを、ここ数年の私は巻き返そうと努力してると思うのね。だからって悪事が許されるわけじゃないし、改心した子よりずっといい子のほうが素晴らしいに決まってる。
というか転機は何度かあって、その度にどんどん丸くなっていってると思う。川を流れる石っころみたいにね。うん、でもね、心の底は変化しても、根っこは変わらないんだよね。って小説を書きながら自覚した。
わたしの『変わらない根っこ』っていうのは、自分を守るための虚勢。
分かりづらい?例えば、私はスクランブル交差点を歩くとき、全員退けよ邪魔だよって思いながら歩いてる。最大限のおめかしをして出かける夜遊びのときは、みんなの自尊心を蹴散らす気でいる。
大好きな自分を着飾って、他の人に妨害されないような強くて悪いモチベーションを持つの。弱い自分を見透かされないように。それってずっと変わらない私の一部だって気付いた。平和なんてこれっぽっちもないけど。
もちろん、誰かれ構わずとかじゃなくて。負けず嫌いでプライドが高くて、舐められるのが大っ嫌いみたいなダッサい元ヤン感を持ってるから、そう感じたときだけ。
窪塚洋介はなんて言ってる?『悪いことすんなって言ってんじゃないの。だせーことすんなって言ってんの』。それは忘れないようにね。
んー何言いたいか分かんなくなってきちゃった。
けど、私小説を書き切るってミッションと2ヶ月間戦って、やり切った私は達成感に満ちてるし、ちょっと進歩した気がする。綺麗事じゃ片付かない私自身を知れた。
たまに太陽みたいに優しくてあたたかい人がいるよね。裏も表もない。そうなりたいのは分かるけど無理しないで。自分は自分なりに温かさを手に持てばいい。
それから器を広げていけたらいいね。
悪魔が天使になることは難しいけど、傷を負った悪魔にはチャンスに気づく力がある。虹を見たかったら雨を我慢しなきゃね。