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No music no life,life,life

8/23(火)恵比寿liquidroomにてBroth worksのkojikojiちゃん、空音くん、ニューリーさんのライブを観てきた!(以下敬称略させてください)

ライブチケットの整理番号はなんと59番、60番。1週間前からずっとワクワクしていた。
どの曲が来ても即座に「あっ!」となるように、ひとりイントロドン選手権を行なっていたし、事前に「ぼくの考えたさいきょうのMorrowセトリ」も作っていた。

Hugの圧が強めである。

結論から言うと、
今回のライブ本当に本当によかった!
特筆したいことがたくさんある。

まず、kojikojiちゃんのTASOGAREから始まり3マンのTASOGAREで終わるセトリの構成。ニューリーのピアノと波の音。
初ワンマンもスタートがTASOGAREだったなあと、その瞬間に思った。ソワソワとワクワクが渦巻くざわついたライブ会場を、一気に2人の世界に持っていった気がした。

たくさんの好きな曲を披露してくれた今回。
強く心惹かれたのは、新曲の陶芸、true to true、BASIさんの愛のままに、いつかのDAYS、もも。

true to trueも陶芸も今回のライブで改めて聴くと、印象が大きく異なった歌だった。
ワンマンで歌われたときのtrue to trueはあの耳に残るメロディと真新しさのイメージだった。
今回は「私の声聴こえる? もっと響かせなきゃね」の歌詞がすごく耳に残った。

陶芸も同じで、初めて聴いたときは、今までのchill songと違うなと思ったくらいだった。
ライブで聴いたらめちゃくちゃ格好良かった。
kojikojiのwack!が大好きすぎる私としては、ニューアルバム最後で最初にリリースされる新曲はこういう感じかー!!というワクワク感!

かわいい声のだれかのフィーチャリングじゃない。kojikojiの曲なんだなあとすごく腑に落ちた。かわいい声も、フィーチャリングでその曲が何倍にも素敵になることももちろんたくさんあるけど、今回は主人公のkojikoji!これが見れることがすごく嬉しい!
ウフフって笑うkojikojiちゃんはフワフワしてて可愛いんだけど、その内実に差し迫る凛とした強い芯の通った美しさがある。
今回のMorrowでは新曲2曲の一見抽象的な歌詞が心を込められて歌い上げられることを通して、そのしなやかな強さを少し見せてもらった気がして、本当に嬉しかった。
(空音もかさぶたの歌詞「花のように凛として」のところでkojikojiに向けて手を出して歌ってて、いやわかってるな〜〜と思った)

そしていつかのDAYS。
絶対に聴きたい曲No.1で、個人的にすごく色んな想いのある曲である。そして思い入れがありすぎて、めちゃくちゃつらいときはさらにつらくなるので絶対に聴けない曲No.1でもある。それくらい、私にとっては本当に大事な歌だ。
ワンマンのときも今回も音源とはまた一味違う遊びのある音楽に乗った、なめらかな歌い方。

到底無理って言われたいつかのdays
悲劇 嘆き ボヤキのdays

この部分が、もう過去のことだけど、こんなこともあったよね〜、くらいの軽さになっていく。ここにもkojikojiのしなやかな強さを垣間見つつ、私のいつかのDAYSもその軽さでゆったりと成仏されていく。このライブバージョンを音源化してください…!!

そして、もも。
やっぱりBASIさんはものすごくわかっている。ももを聴くたびに、保育園でバイトしていた頃を思い出す。優しい愛があふれる場所。大人も子どもも本当に愛おしく、その実私も大人からも子どもからもたくさんの愛をもらった。kojikojiの包み込むあたたかさがももに代表されている。歌詞も音楽も同じでも、歌う人が違かったら全然違う曲だと思う。ももはkojikojiが歌うからこそ、優しい愛にあふれる。この曲を聴くことの幸せを心から思ったのでした。

BASIさん、今頃どうしているのでしょうか。

BASIさんのライブに行ってみたい。YouTubeで「BASI ライブ」で検索する日々。NICEのライブ動画がすごく素敵でした。BASIさんはみんなと歌うスタイルだったんだな。こんなふうに音楽にノリながら歌うんだ。kojikojiの曲からBASIさんを知ることになった私には新しい発見ばかりである。BASIさんの曲をどんどん深掘りしていくたびに、歌詞からその温かい人柄と優しさが伝わってくる。


空音、めちゃくちゃ良かった。
あんなにぶち上がるスタイルだとは知らずに行ったが、久々の重低音に勝手に体が動いた。すっごい楽しかった!ワクワクした!このひと言に尽きる。
CIRCUS、You GARI、ライブ後突然の鬼リピである。そしてニューリービーツが入ったchill songも本当によかった。月ひとつ、相棒めちゃくちゃ最高だった。ずっと聴いていた相棒が最後に来るのが本当に嬉しかった。BASIさんが画面いっぱいに映ったときには泣くかと思った。
相棒に関しては解像度を上げたくて、空音が歌詞について語るYouTubeも事前に見た。
空音のまっすぐな歌詞、やはりその純粋さが眩しい。

大好きなあの子に見られたくないが
今日の所は俺の惨敗だ
行く手を阻(こば)む そいつの名前は
紛れもない そう “音楽”って奴さ
逃げたくなったり 辞めたくなるが
手放すと俺は死んでしまうな
凍える夜には根から温め
人知れず泣く あの子の生き甲斐だ
心の傷に音の絆創膏
愛を切り取って君に貼ろう
True my choice だが流行じゃねぇ
俺にしか書けない詩を書き上げる
BASIとMakeする これは
愛のまま生きる 私達の歌
一世一代の命 燃やすさ
やはり音楽は素晴らしい

「愛のまま」「心の傷に音の絆創膏」を散りばめる粋な遊びとまっすぐ「音楽は素晴らしい」と言い切る強い気持ち。辞める時ですら、最低で最高な相棒。こんなことなかなか言えないよなあと思う。好きなものを好きって言い切るのって大人になればなるほど難しくなるように思う。好きなものを本当に好きだからこそ、それに飲み込まれて辛くなることも多々あると思うから。自分の仕事のことを想ってしまう。
ここの音楽が好きという根本が空音とBASIさんはすごく共通しているのかなと思う。

Hugも聴けて本当に嬉しかった。kojikojiを好きになった原点の歌を彼氏と聴くことができた。本当に幸せだった!良い時間だったなあ。
サビの音が結構ぶつかっちゃうんだなあと思ったら、2番目のサビをkojikojiに空音が譲っていたところも優しさを感じた。私の考えたセトリではあと2回やる予定だったけど、1回でもう満足できるくらい良かった!
次回、次回こそはGirlもやってほしい。
本当にお願いします。

Broth worksみんなBASIさんにはじまり、BASIさんで終わる曲構成だった。
空音の真っ向からまっすぐぶつかってくる熱い純粋さとkojikojiの包み込む優しい歌声と垣間見える芯の強い美しさ。そして、すべての音を文字通りつなげてまとめあげるニューリー。全員違うタイプだが、だからこそこんなに素敵なチームができるんだろうなと思った。あと個人的にグッズ売り場の人も嬉しそうにTシャツ売ってたり、フロアの後ろでノリノリでDJ?みたいのやってた人も映像を出している人も、社長さんもみんなワクワク動いているのが本当にあったかい雰囲気だった。空音も言ってたけど、裏方も含めて熱いチームなんだろうなとこちらの胸も熱くなった。本当にお疲れ様でした!
Broth worksのみんなの歌もみんなに流れているBASIさんへのリスペクトの仕方もすごく素敵だった。いい夜をありがとう。
生きよう 今を!

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