見出し画像

ニカラグア ラス・ゴロンドリナス農園(中浅煎り); インスパイリングな気分のときに飲むコーヒー

はじめての店だけど、近くを散歩していて「ここいいかも?」と入ったカフェが大当たりだったので書き留めておきたい。

メニューにはコーヒーの選び方のガイドがイラスト付きであって、産地や味わいではなく「気分」が選ぶ基準だったのがとてもよかった。「リラックスしたい気分」「リフレッシュしたい気分」「ほっこりしたい気分」「もっとコーヒーを楽しみたい(インスパイリングな)気分」の4つの気分にそれぞれ品種や産地、焙煎の違うコーヒーが割り当てられている。

気分は冒険だったので、「インスパイリング」を選んだ。ニカラグアのラス・ゴロンドリナス農園で栽培されたコーヒーだ。

嗅ぐと落ち着いた焙煎香、飲むとレモン果汁のような強い酸味がきて、一瞬最初の焙煎香をを忘れてしまうくらい。パンチの効いた味わいだ。そして、酸味と戻ってきたおだやかな焙煎香が残るのだけれども、いつの間にかいなくなっている。酸味の強いコーヒーは色が薄いと思っていたけど、これはしっかりした色合いだった。

ドライフルーツよりも、ビターチョコレートとよく合った。

2022年3月 Tribute Coffee(京都)にて

いいなと思ったら応援しよう!

Umio|旅人・日本酒コンシェルジュ・コーヒー好き
いただいたサポートは、本や資料を買い、酒と食の取材旅行に出かけ、地域で対話して知見を深めるために使わせていただきます! 何より応援していただくことが書くことのモチベーションになります。よろしくお願いいたします!