三条珈琲店のコーヒーカクテル; 外付けのカクテル
引っかかりが少しもないマンデリンを楽しんでいると、メニューにコーヒー・カクテルがあるのを見つけた。SCAJでコーヒー・カクテルに出会って以来、頭の片隅にあったのでアンテナに引っかかったのだ。まだ日が高いので少しだけ躊躇したが、純アルコール量とその代謝時間などを計算して、注文を決断した。
ブラジルのコーヒーとウオッカを7対3で合わせたカクテルはお店のオリジナル。チョコレートにオレンジマーマレードをのせたデザートがついている。マスターによるとこれもカクテルの一部であるという。チョコレートはそのままだと味が重いので、手作業で線状に加工し、さらにマーマレードを使って軽やかにしている。ウオッカは度数40のストリチャナヤ、コーヒーを邪魔しない香味なので選んだとマスター。
まずはカクテル単体で飲んでみる。コーヒーの焙煎香、アルコールの香りが順番にやってくる。チョコレートと合わせると、カクテルの中にあるコーヒーの香りがとても引き立つ。
店内にはクラシック音楽家の肖像画が飾られており、チェロの調べが流れる。マスターはコーヒー1杯ごとに豆を挽いて、淹れる。焦げない焙煎をしているから、豆は多めに使うという。
コーヒー単体もいただきました。
2020年10月 三条珈琲店(京都)にて
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