初めて飲むラオスのコーヒー
第一印象はチョコレート、そのあと矢継ぎ早に焙煎香と柑橘の酸味がやってくる。余韻に苦味と焙煎香。やや引っかかりがあるけど、その分「コーヒーを飲んでいる」という感触があって、満足の飲み口だ。
少し冷めると、マットな重厚さが出てきて味がまとまる。やわらかいビターチョコレートのようだ。その奥に柑橘を思わせる酸味がちゃんとある。余韻にはほのかな苦味。水墨画のようで味わい深い。
ラオスのコーヒーを飲むの多分初めてだけど、少し素朴な印象の中、冷めたときの香りと酸味、口当たりのバランスがよい。
2022年4月 京都珈道にて
参考文献
今注目を集めるラオスコーヒー。産地情報や味の特長、美味しい飲み方を解説。https://www.ejcra.org/column/ca_132.html
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