【日記】新しい月、六月のスタート
新しい月、六月が始まりました。六月は梅雨になるので、とても眠たくなるんだろうなと思っています。それがちょっとつらいのです。でも、紫陽花を探しに行くのは楽しみです。水色の紫陽花が一番好きです。
今日は急に雨が降って雷も鳴ったので、とても驚きました。大きい音は苦手です。パソコンに雷が入るのではと思って不安でした。この「雷が入る」という現象が私だけの思い込みなのか、真実なのか分からずにいます。実家にいた頃、雷が鳴るとビデオデッキに雷が入ると母が言って、ビデオデッキのコンセントを抜いていたような記憶があるのです。雷が機械に入ると機械が故障したりするそうです。子供心に「ほんとかしら」と思っていたのですが、大人になったいまでも私はどうもその話を信じているようです。
最近は、紙の本の漫画が少しずつ読めるようになりました。病状が出始めた頃から、紙の本で小説や漫画が読みづらくなったのです。文章が頭の表面を滑って行く感じがして、内容が良く把握出来なくなっていました。でも、もともとは電子書籍よりも紙の本が好きで、紙の本で小説や漫画を買っていました。スマートフォンを持ってから電子書籍を読むことも増えましたが、もとは紙の本が大好きなのです。
なんとかまた紙の本を読めるようになりたいなと思い、本棚の前でぱらぱらと漫画を読んだりしていました。ある日、そうやって本棚の前で軽く漫画を読み、これは読み返したいなと思って部屋に持って来たのが「失恋ショコラティエ」という漫画です。大好きなのです。チョコレートがおいしそうだし、人物の表情や心理描写がとても好きです。最近、「失恋ショコラティエ」を全巻、読み返すことが出来ました。とても嬉しいです。やれば出来る、という自信にも繋がりました。少しずつ、紙の本でも漫画を読める自分を目指して行きます。
去年の夏頃から半年間と少しの間、外界に定期的に出ていたのですが、その頃のメモなどを読み返してみると、とにかく必死過ぎる私が其処にいました。良く通えたものだ……と、自分のことを振り返って思いました。夏の暑い時期からスタートし、環境に適応するまで時間の掛かる私はきっと必死に周りに付いて行こうとしたのだと思います。日々、思考を続けていました。結果として、歩く時にふらつきや浮遊感が出るようになり、疲れ切ったので辞めたのですが、辞めるまでもとても悩んでいました。また体調が理由で辞めてしまうのか……と、何十回も悩みました。でも、辞めて数ヵ月後の現在、歩く時のふらつきや浮遊感はほとんどなくなったので、辞めるという判断をした自分は正解だったのだろうと思っています。
物事の判断で、正解か不正解をあとから考えても私には良く分からないこともあります。そもそも、判断に自信がない為、判断する前になるべく良く考えるようにしています。それでも、あの判断は正解だったと、自分で自信を持って言えないこともあります。今後も、自分で自信を持って判断出来ることはもしかしたら少ないかもしれません。けれど、その時の「私」が考えた精一杯の気持ちを、出来るだけ大切にしたいと思っています。
時間が流れて行く中で、色々なことを考えます。でも、遠くを考えるだけではなく、近くも考えて行けるようにしたいと思っています。
今月はきっと雨が多いと思うので、自宅で読書が出来たら良いなと思っています。
追記:「雷が入る」現象は「雷サージ」と言って本当にあるものだそうです。初めて知りました。今後、雷が鳴ったらパソコンはシャットダウンしてコンセントを抜いておくことにします。