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絵の展示場所と価格について考える

こんにちは!くなぎうみです。

昨年末頃から再び展示に参加するようになり、改めて展示場所と絵の価格について考えるようになりました。
他の作家さんの作品を見て「安すぎる!!」と感じることが多くなり、モヤモヤした為です。
今回は、作品を展示販売されている方は一度は考える、絵の価格などのお話です。(とは言え、自分も手探りなところもありますので、メモのようなものです。お時間ある時にでもさらっと読んでいただければ…!)



展示場所は実際に行けるところが良い


2017年に初個展をしてからは、コミティアに参加したりしていましたが、イラスト展示はぼちぼち…という感じでした。最近は生活が落ち着いてきたのもあり、久々に展示をしようという意欲があったので参加していたりしました。

自分がメインで使っているのは水彩なので、乾かすのも時間が掛かります!色が濁ることもあるし!でも、試行錯誤しながら作るのが楽しかったりするんですよね…水彩沼…。

そんなこんなで作品を仕上げ、梱包し送り出しました。いつもは大体直接搬入することが多いのですが、時々郵送搬入することもあります。
今回は遠方で、どんな感じなんだろう?ということで参加することにしました。

終わってから考えたりしましたが、本当は実際近くで観たかったなあという気持ちがありました。やっぱり会期期間中も実際に足を運び、「これは私が描きました!」と自分の口で伝え、観てくださっている方と話してみたい!(個展が特にそうでした)

あとは、会場の雰囲気も見てみたかった。我が子同然の作品を送り出すわけですから、どんな場所で展示されて、どんなライティングなのかはとても気になります。

…ということを考えると、場所選びは大事だな…という結論に至りました!


作品の価格設定


美大出身というのもありますが、作品(イラスト、絵画問わず)の価格設定についてはいつも慎重になります。
勿論、これが正解の価格!!という明確なものはないですし、作家さんそれぞれが設定することが大事だと考えています。

例えば私のイラスト作品ですが、最低限の価格設定は一応あり、そこに制作時間+おおよその画材費+作品の大きさ+作家活動年数などを加味しています。
展示に参加する際は、額代なども入ります。

以前イラスト展示に参加した際、他の作家さんよりも自分の価格が高かったかな…と心配になったことがあったのですが、今まで美大で専門的に学んで来たので、その部分も入れていいのではと思い、最近ではその辺りも入れています。


展示に参加した時に驚いたこと


今までの展示で販売価格などに違和感を感じなかったのは、今ほどギャラリーさんが多くなかったからかもしれません。
ここ数年で、イラスト作家さんとイラスト展示出来るギャラリーさんは増えたように感じます。勿論それは悪いことではなく、私としては嬉しいことなのですが、やっぱり気になるのは展示作品の価格です…。

素敵な作品!!と思って見てみると、自分が思っていなかった金額がキャプションにあったりして、「もう少し高くてもいいのでは…!?」と心配になることも多々あったり…!
逆に、その価格だから購入されたのだろうかとモヤモヤすることもありました。難しいですね…。

価格を決めるときは、制作時間などの内訳を考えると自然と相応の金額になるかと思います。
あまりにも作品に見合っていないと複雑な気持ちになったりもします…。

私自身はこういったことを言える立場でもないのですが、思うことが多くなったのでメモとして残すことにしました…。

イラストの価格設定で悩んだ時、どなたかの参考になれば幸いです…!


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